交通量が多い、見通しが悪い…令和3年で最も事故が多かった危険な交差点は?
ワースト10のうち7か所が東京と大阪交通量が多い、見通しが悪いなどの原因で、全国には事故が多発する交差点が存在するが、最も事故が多い交差点はどこか? そんな疑問に答える「全国交通事故多発交差点マップ」が2022年10月26日、日本損害保険協会(以下、損保協会)から発表された。
交通事故の半数以上が交差点で発生
これは損保協会と全国の地方新聞社が連携し、全国47都道府県の事故データ(人身事故)を調査・集約したもので、平成19年から行われており今回で15回目。交差点を対象にしている大きな理由は、交通事故の大半が交差点で起きているからだ。
下の円グラフは令和3年に起きた交通事故の状況。交通事故件数30万5,196件中、交差点での事故が17万2,656件(56.6%)と半数を超えている。交通事故死者数も、2,636人のうち1,218人(40.2%)が交差点事故によるもので、事故を減らすには、事故多発交差点の把握、事故の状況の調査が重要になるのである。
ワースト10のうち7か所が東京と大阪!
令和3年の事故多発交差点ワースト10は下表のとおりで、大阪府が4か所と最も多く、次が東京都の3か所で、東京・大阪の2大都市が10か所中7か所を占めた。最も多かったのが東京都世田谷区の「大原交差点」で、人身事故は29件に上った。
記事上部の写真が大原交差点で、幹線道路の環七通りと甲州街道が交わる都内でも有数の交通量が多い交差点。前年の令和2年ではワースト10位だったのが、今回件数が大幅に増えてワースト1位になった。道路中央には首都高の支柱があり、右折時の視界の妨げになっており、事故類型でも右折時や右折直進(右折車と直進車の事故)が多い。
ワースト2位も同じ東京都豊島区の「池袋六ツ又交差点」で、人身事故は21件だった。名前のとおり6本の道路が交差する複雑な交差点で、こちらも高架道路の支柱が視界の妨げとなっていて、出会い頭や右折時の事故が多い。
ワースト3位は大阪府の「阪和豊中交差点」と「梅新東交差点」が同じ19件で並んだ。どちらも幹線道路が交差する主要交差点で、1日を通して交通量が多く、右折直進や左折時の事故が多くなっている。
損保協会の下記Webサイトでは、各都道府県別のワースト5交差点、平成19年~令和2年までの過去の事故多発交差点データも確認することができるので、自分が住んでいる地域の事故多発交差点をチェックし、事故防止に役立てるといいだろう。
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