シトロエン・2CV フォトギャラリー 40年にわたって生産されたフランスの大衆車の魅力を、写真で解説 #39
シトロエン・2CVの魅力を、豊富な写真とともに紹介。丸みを帯びたカタツムリのようなエクステリアやシンプルさを極めたインテリア、小さな水平対向エンジン、独特な構造のサスペンションなど、2CVのディテールを写真で解説します。
合理性を追求しながらも、丸みを帯びたボディーがかわいらしいエクステリア
独特の曲線を描くシルエットが印象的なサイドビュー。どこかユーモラスでありながら洗練された、フランスの名車ならではのデザインだ
ボンネットから生えるように見える丸型ヘッドライトと中央のダブルシェブロン(シトロエンのエンブレム)が象徴的なフロントビュー
「CITROËN」のバッジと巻き上げ式のキャンバストップ、小さなリアウインドーがクラシカルな雰囲気を醸し出している
エアコンもオーディオも非装備。インテリアはシンプルを極める
120km/hまで刻まれた、ブラウン調のJAEGER(イエーガー)製スピードメーター。中央には独特なシフトパターンも描かれている
2CV最大の特徴とも言える、ダッシュボードから生えたシフトレバー、通称「ダッシュシフト」。傘の手元のようなレバーを押し引き・回転させて、独特のシフト操作を行う
写真中央のロッドはシフトレバーとつながっており、シフト操作をトランスミッションに伝える
ふんわりとした座り心地のリアシート。当時のフランスの田舎道を、バスケットいっぱいに入れた卵を割らずに走るために開発されたという2CVの設計思想が息づいている
トランクルーム床面には、スペアタイヤが鎮座する。シート裏のゴムバンドやバネがむき出しになっているのも、軽量化と実用性を突き詰めた2CVならでは
前後が連動するサスペンションやインボードブレーキなど、独創的な技術を搭載
細身のタイヤは2CVの独特な乗り味を支える。ミシュラン製のタイヤがロードホールディング性を高めている
2CVの魔法のじゅうたんのような乗り心地を生み出す、特徴的な「前後関連サスペンション」の機構を下回りから眺める。中央のシリンダーが独特の挙動をコントロールしている
2CVの代名詞とも言えるキャンバストップを巻き上げれば、キャビン全体が広大なオープンエア空間に早変わり。現代のオープンカーとは一味違う、のどかな開放感を満喫できる
ホイール側ではなく、エンジン寄りにブレーキを配置する「インボードブレーキ」を採用。タイヤ側の重量(バネ下重量)を軽くし、しなやかな乗り心地を生み出す
フロントガラスのすぐ下にあるこの細長い板は、2CV独自の外気導入フラップ。室内のダイヤルを回すことで開閉する仕組みだ
室内からダイヤルを操作してフラップを開けると、中から網付きの開口部が登場。走れば走るほど、ここから外気がダッシュボード側へと吹き込んでくる
インパネのすぐ目の前に開口部がある。シンプル極まりない構造ながら、ドライバーにしっかりと涼を届けるための工夫が凝らされている
サイドウィンドウの開閉もユニークそのもの。一般的な巻き上げ式ではなく、ガラスの下半分を上に跳ね上げ、針金でできたキャッチで固定するという割り切った機構を採用している
ローパワーのエンジンながら、軽量なボディーと大きくロールしつつ粘る足まわり。2CVでしか味わえない独得の世界に引き込まれた
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