ドライバー・オブ・ザ・イヤー 2024開催決定! コンセプト一新で顕彰者を選出
結果発表は11月29日のJAFモータースポーツ表彰式で国内モータースポーツの振興の一環として、JAFが2021年に創設した「ドライバー・オブ・ザ・イヤー」が、2024年も開催される。2021~2023年までは、「その年に最も輝いたドライバー」として、佐藤琢磨、野尻智紀、山野哲也の各選手が受賞。コンセプトが一新された2024年は、誰が受賞するのか……?
2024年は選出コンセプトが大きく変更された!?
国内モータースポーツのさらなる発展を目的として、2021年からスタートした「ドライバー・オブ・ザ・イヤー」。4年目を迎えた2024年は、コンセプトも一新。2021~2023年までは、「その年に最も輝いたドライバー」が対象だった。そのため、優秀な戦績を残したドライバーが選出され受賞してきたが、2024年は「最もモータースポーツ業界を輝かせたドライバー(四輪モータースポーツ競技参加者)」が顕彰対象となる。つまり、競技の戦績だけでなく「モータースポーツの認知度向上への貢献」や「メディアからの注目度」といった視点も重要なポイントになり、顕彰対象者の枠が広がった。
選出された4名から一般投票を含めた投票で決定
顕彰者の選出方法は、まず有識者(JAFモータースポーツ振興小委員会、メディア関係者)によって4名の候補者が選出される。その4名について、一般のモータースポーツファンによる投票や有識者による投票も加え、最多得票数を得た候補者が受賞者となる。結果発表は、11月29日に開催されるJAFモータースポーツ表彰式で行われる予定だ。一般投票の期間や投票方法は下記のとおり。
2024年の開催告知はこちらの動画をチェック!
「ドライバー・オブ・ザ・イヤー2024」の開催概要
■結果発表
2024年11月29日(金)のJAFモータースポーツ表彰式にて受賞者発表予定
■選出方法
1. 有識者(JAFモータースポーツ振興小委員会、メディア関係者)によって、4名の候補者を選出
2. 一般投票/有識者投票(JAFモータースポーツ振興小委員会、メディア関係者)により、最多得票数を得た候補者を顕彰対象者として決定
※有識者の投票には、特定の重みが割り当てられます。
■実施期間
一般投票:2024年10月15日(火)~11月10日(日)
■投票方法
「WEBフォーム」、「X(旧Twitter)」を用いた投票を予定
※投票方法の詳細については、追ってJAFウェブサイトにてお知らせします。
■選出規定
下記いずれかの要件を満たす選手の中から候補者を選出
1. 日本国籍を有し、かつ2024年に開催されたFIA、及び各国ASN公認のモータースポーツ競技会に一度以上参加した者
2. 2024年に日本国内で開催されたJAF公認競技会に一度以上参加した者
3. その他本顕彰の目的に照らし、ドライバー・オブ・ザ・イヤーにふさわしい活躍をしたとJAFが認めた者
■対象となる競技カテゴリーは下記とする
レース/ラリー/ジムカーナ/ダートトライアル/カート/サーキットトライアル/ドリフト/オートテスト/ヒルクライム
7月21日に行われたスーパーフォーミュラ第4戦の会場となった富士スピードウェイでは、ドライバー・オブ・ザ・イヤー2024の記者発表イベントを開催。JAFモータースポーツ振興小委員会の鈴木亜久里委員長とピエール北川委員に加え、JAF四宮慶太郎副会長が登壇し、ドライバー・オブ・ザ・イヤーの目的や意義、2024年の開催概要などについてトークショーや告知を行った
2023年は23度の年間王者に輝いた山野哲也選手が受賞
2023年のドライバー・オブ・ザ・イヤーに輝いたのは、全日本ジムカーナ選手権でなんと23度の年間チャンピオンに輝いた山野哲也選手。ジムカーナ以外にもスーパー耐久シリーズに参戦するなど、マルチな活躍をするドライバーだ。2022年はスーパーフォーミュラで2年連続のチャンピオンに輝いた野尻智紀選手、2021年はインディ500を2度も制覇した佐藤琢磨選手と、いずれも日本を代表するトップドライバーが受賞している。
そして2024年、モータースポーツの認知度向上に貢献した立役者として顕彰されるのは誰なのか、投票結果が今から楽しみで仕方ない。
2023年にドライバー・オブ・ザ・イヤーを受賞した山野哲也選手
2022年にドライバー・オブ・ザ・イヤーを受賞した野尻智紀選手
2021年にドライバー・オブ・ザ・イヤーを受賞した佐藤琢磨選手
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