高級感のあるレザー調シートとテーブルを備えた北斗の拳コラボバンコン内装
写真・編集=大森弘恵

【東京キャンピングカーショー2026】早い者勝ちの限定&コラボモデルも! 話題のキャンピングカー5選

あの伝説アニメとのコラボや台数限定モデル、人気YouTuberとの共同開発まで! 会場で注目を集めた5台はこれ!

7月に開催された「東京キャンピングカーショー2026」では、新作や人気の車中泊&キャンピングカーが勢ぞろい。2日間で1万9000人超のファンが訪れ、理想のキャンピングカー探しを楽しみました。その中でも、人気アニメとのコラボモデルや、YouTuberとの共同開発モデル、特別装備満載の限定モデルなど、話題性抜群の5台を紹介します。

目次

来場者が思わず足を止めるのは、どんなキャンピングカーなのか調査!

東京キャンピングカーショーの会場風景

会場を彩ったのは、初お披露目から定番モデルまで多彩

東京ビッグサイトで開催された「東京キャンピングカーショー2026」は都内最大級の規模を誇るキャンピングカーの祭典です。軽キャンから大型キャブコン、バスコンまで238台もの車中泊カー&キャンピングカーが並ぶ会場では、とてもじゃありませんが全車両をじっくり見ることはできません。

それなのに行き交う人の多くが足を止める車両がありました。その理由は? 人だかりが絶えない話題の車中泊カー&キャンピングカーをピックアップしました。

激戦必至! 人気アニメとのコラボバンコンが限定発売

イベント会場に展示された黒のカスタムハイエース外観

ダイレクトカーズ「世紀末車中泊伝説 北斗の拳 FIST OF THE NORTH STAR」(777万円〜/展示車両920万3240円)

リアルウッドを用いたバンコンなどセンスのよさが光るダイレクトカーズより、驚きのコラボ車両が登場しました。

アニメ『北斗の拳-FIST OF THE NORTH STAR-』とのコラボモデルで、ケンシロウとともに会場に降臨。

リアゲートから見たベッドキット展開時の収納空間

DCクーラーや冷蔵庫を装備しており快適に北斗七星を眺めながら眠れる

ベース車両はトヨタ・ハイエース(8型)ワゴンGL。車内には原哲夫先生直筆イラストとサイン付きボード、天井の北斗七星、そしてナックルダスターにも見えるアシストグリップなど特別な仕様が盛りだくさん。

オプションとなりますが、展示車両にはブッシュバーやテールガードも装備していて“世紀末”な世界観に浸れます。

ロゴ刺繍が施されたカスタムシートのヘッドレスト

前席のヘッドレストにはロゴ刺繍が入っている。運転席周りもレザー貼りで重厚感を演出

北斗七星にちなんで販売台数は限定7台。販売価格も777万円〜。

高級感のあるレザー調シートとテーブルを備えたバンコン内装

天井に輝く北斗七星。イラストのキャラクターはケンシロウ、ラオウ、トキ、ジャギから選べる

北斗の拳の日(9月13日)までに予約、9月末に抽選結果が発表されるそうなので早めの決断が必要です。

アメリカンヴィンテージな空間が広がる軽キャブコン

Dickiesロゴが入ったベージュの軽キャンピングカー外観

ダイレクトカーズ「PLAT Model Dickies」(712万円〜/展示車両826万2000円)。4人乗車/3人(大人2人+子供1人)就寝

ダイレクトカーズは今年1月にダイハツ・ハイゼットトラックをベースにしたミニマルなキャブコンを発表しましたが、「東京キャンピングカーショー2026」では早くもコラボモデルを発表していました。

奥行きのあるロングカウンターとソファシートの室内レイアウト

そこかしこにロゴがあしらわれた車内。奥のネオンサインがアメリカンヴィンテージっぽさを強調

ワークウェアブランド「Dickies」とのコラボで、ベースとなった「PLAT」とはイメージがガラリと異なります。レザーソファやグリーンの壁、そしてダイレクトカーズらしくリアルウッドの天井を採用。ブラックダクトレール照明を組み合わせることで秘密基地っぽさ満点です。

ベージュとブラウンでコーディネートされた運転席・インパネまわり

オプションのオリジナルダッシュボードを装備し、ハイゼットのイメージを一新。前席にはDickiesのロゴ刺繍があしらわれている

引き出し式のバンクベッドを採用しており親子3人での就寝を実現。家族の思い出作りにぴったりな一台で、2027年6月28日までの期間限定販売モデルとなります。

40周年記念の全部盛り「ZiL」は40台限定販売

サイドスライドアウト機能を備えた白のキャブコン外観

バンテック「ZiL(L)」(1600万円)。6人乗車/5人就寝

バンテックはブランド40周年を記念して特別なキャブコンを用意していました。「ZiL」の記念モデルです。

対面対座シートと上部収納棚を備えた明るいキャブコン内装

肌ざわりのいいループパイルのフロアマットを採用。記念ロゴ入りカトラリーなど特別感がある

記念モデルは708Wソーラーパネルとエコフローのモジュール型電源システムを用いた電装システム「ILiS」の10kWhを搭載していて、バッテリーを管理するコントロールパネルの上にはシリアルナンバー入りのプレートが燦然と輝いています。

RECAROロゴが入った高級シートのクローズアップ

レカロとバンテックのダブルネーム

ILiSとソーラーパネルだけで約185万円分のオプションとなりますし、フロントシートはレカロのヒーター付き本革シート。もちろんシートにはロゴが刻印された特別モデルです。

ほかにもブラックオーニング、エントランスマットやボディデカールはカーボン調となるなど、上質な特別装備を配して記念モデルっぽさ全開!

YouTuberの理想を詰め込んだ新型キャブコン

賑わうキャンピングカーショー会場と展示車両の全景

日本特種ボディー「NTBアオサギプレミアム」(1298万円〜/展示車両1338万9796円)。5人乗車/6人就寝

日本特種ボディーは人気YouTuber「クピ男」さんとコラボしたキャンピングカーを展示。車内見学をする人による長蛇の列が終日途切れることはありませんでした。

日本特種ボディーはいすゞBe-camをベースにしたキャブコンを製造していて、いち早くAT限定普通自動車免許で運転できるいすゞのキャンピングカー専用シャーシ・トラヴィオを取り入れたビルダーのひとつ。

「アオサギプレミアム」のベース車両もトラヴィオです。コンセプトは“究極のひとり&ふたり旅仕様”なんだとか。

展示していたプレミアムモデルはボイラーシステムを搭載していて長期の旅はもちろん、災害時にも役立つようになっています。

大型トラックベースの迫力あるキャブコン外観

ベース車両はいすゞトラヴィオ

車内にはバンクベッドと半常設ベッドが設置されているほか、リビングのテーブルは上下昇降式で押し込むだけで低くなり、ここもベッドに変身。とにかく楽にベッドメイクができることにこだわった一台と言えそうです。

ほかにもマルチルームは1つですが、トイレがスライド収納タイプなのでシャワーもトイレもどちらも使えるなど、ほかにはないアイデアがてんこ盛りです。

新開発バッテリーシステム搭載! 装備満載のオールインワンプライス

ドアが開いた状態のグリーン系軽キャンパー外観

ルートシックス「SEEK PREMIUM」(530万円※乗り出し価格)。2人乗車/2人就寝

断熱処理に定評のあるルートシックスは、新開発のバッテリーシステムを搭載した軽キャン「SEEK PREMIUM」を発表しました。

「SEEK PREMIUM」には既存「SEEK」よりも大容量の300Ahリチウムイオンバッテリーを搭載しています。そのため今まで以上に余裕をもってクーラーを使えるのですが、新開発したバッテリーシステム「ネクサエナジーシステム」により、クーラー使用時は自動的にクーラーと充電器の2系統に分かれてパススルー充電が可能に。

また、使用するAC電源ポストによってはクーラーと充電を同時に行うとブレーカーが落ちる危険があるので、充電を「オフ」、ゆっくり充電の「エコ」、そして素早く充電する40Aの「ブースト」に切り替えOKとなっています。

環境によって細かく設定できるようになり、クーラーで無理なく車内を冷やしながら充電できるのだとか。

車外展示されたソーラーパネル

ワンタッチソーラーシステムが標準装備されている

しかも「ネクサエナジーシステム」に標準で付いているソーラーシステムは、外部電源のポートにマグネットでカチャッとコードを取り付けるだけで準備完了。

加工不要で取り付け・取り外しが簡単。洗車機に入れるときや台風などの悪天候時には車内に入れておけるのが安心です。

フルフラットベッドとウッドパネルで構成された軽キャンパー内装と網戸・シェードが装備されたキャンピングカーの窓部分

ルートシックス初の床暖房を採用していて、天井だけでなく床面の断熱処理も行っている。さらに2列目はアクリル二重窓

そのほか、基本設計は「SEEK」を踏襲していますが、「ネクサエナジーシステム」に加え、断熱を強化、クーラーと床暖房を標準装備としており“プレミアム”の名にふさわしい一台に仕上がっています。

うれしいことにこうした装備と、ホンダ純正オプションのルーフコンソール、オートリトラミラーなども込みのオールインワンプライス!

スペシャルな人気者は限定も多し!

「東京キャンピングカーショー2026」で多くの人が足を止めていた車両は、スペシャルな装備やオンリーワンの内装などオリジナリティー豊かなものばかり。台数や販売期間が限定されているものが多いので、見逃すと後悔するかもしれません。イベントや販売店で早めにチェックしておきましょう。

大森弘恵

おおもり・ひろえ フリーランスのライター、編集者。主なテーマはアウトドアと旅で、ときどきキャンピングカーと料理の記事も。身軽なソロキャンプ歴は約40年、愛車はヤマハ・WR250R

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