キッチンはさみや真空ボトルなどアウトドアギア4点とイベント看板の組み写真
編集=大森弘恵

車中泊旅で欲しくなる便利グッズ14選! 東京アウトドアショー2026で見つけた新作&注目アイテム

車中泊旅でも日常でも使いたくなる、アイデアあふれるギアをチェック

最先端のアウトドアカルチャーとアクティビティーが集結する「東京アウトドアショー2026」が開催されました。会場にはアウトドアギアだけでなく、車中泊旅をもっと快適にしてくれるアイテムも満載。今回は会場を歩いて見つけた、車中泊旅で役立つ注目アイテム14点を紹介します。

目次

“車中泊旅”目線で東京アウトドアショーを歩いてみた

東京アウトドアショー2026の会場を上から撮影

6月26~28日の3日間、千葉県・幕張メッセで“多様で最先端のアウトドア”をテーマにした総合イベント「東京アウトドアショー2026」が開催されました。

会場にはキャンプや釣り、登山、トレラン(トレイルランニング)など幅広いアクティビティーにフォーカスしたギアがズラリ。

その中から車中泊やドライブ旅に使いたくなるプロダクトをご紹介!

カトラリーの先端が浮いちゃうから衛生面の不安を低減

クッカーのふちにかかっているスプーンとフォーク

SOTO「UKU スプーン」「UKU スポーク」「UKU フォーク」(各1,485円)

炎のプロフェッショナル、SOTOブースで見つけたのは、チタン製折りたたみ式カトラリー「UKU」シリーズです。

テーブルの上に置いたアウトドア用フォーク

写真ではわかりづらいのですが、結構しっかり浮いている

シリーズ名の「UKU」は、卓上に置いたときに先端が浮くように作られているから。登山に適したカトラリーですが、わざわざ別の皿を用意してその上に置く必要がないので、車中泊旅やキャンプでは取り箸としても有効です。

クッカーのふちに引っ掛けたスプーン

クッカーの縁に引っかけられる

おまけにクッカーや食器の形状にもよりますが、先端を浮かせるための出っ張りを使って引っかけて固定するなんてことも可能なのです。

深めのカップや広口のポットでも、カトラリーが沈み込むことなく掛けておけるなんてステキ。これも気持ちよく使えるポイントです。

軽バンにうれしいマグネットリリーサーは日常使いも快適

マグネットリリーサーの展示販売コーナー

5050WORKSHOP「マグビナ」(2個セットで2,310円)

5050WORKSHOPで見つけたのは、マグネットとカラビナを組み合わせたマグネットリリーサー「マグビナ」です。

他社にも似たプロダクトはありますが、こちらはロック機構付きでしっかり固定でき、スマホやキーホルダーに取り付けても安心なのです。もちろんロックを解除すれば簡単に分割OK。

アウトドアグッズコーナーで吊り下げられたシェラカップ、ランプなど

耐荷重は約2.3kg

マグネット活用が定番の軽バンでは、分割してそれぞれをフックにしてライトやサングラスを掛けておいてもいいし、ハンギングチェーンを利用するもよし。

マグネットの間にてぬぐいを挟んで吊り下げるなんて使い方も便利だし、オーニングをマグネットで挟めばLEDライトの吊り下げにも使えます。

まるで茶道具箱な「マイクロキッチンボックス」

マイクロキッチンボックスの展示

TOKYO CRAFTS「マイクロキッチンボックス」(1万8700円)。写真は付属のバーナースタンドと収納箱を、別売のテーブル「MFT」に組み込んだ様子

個性的な製品で知られるTOKYO CRAFTS(トウキョウクラフト)は、秋発売製品のお披露目&先行予約を行っていました。その中から車中泊旅向きの製品をご紹介。

ひとつめは「マイクロキッチンボックス」です。

シングルバーナーとコーヒーグッズなどを収める収納ボックスと、バーナースタンドをひとまとめにしたもので、これを持ち出せばいつでもコーヒーを楽しめるようになるという現代版茶道具箱です。

収納箱の中身の写真

多くのIGT規格テーブルにインストールできる。収納箱の蓋をひっくり返せば天板に変身だ

バーナースタンドは収納ボックスと重ねて持ち運べるようになっていて、使用時は地面に直置きしてもいいし、IGT規格テーブルにインストールしてもよし。バーナースタンドはCB缶、OD缶どちらにも対応するのがいいんです。

収納箱の底のメッシュ部分の写真

収納箱の底はメッシュ仕様で蒸れにくい

コンパクトに見えますが、バーナーと燃料、ケトル、コーヒーミルとドリッパー、シェラカップくらいは余裕で収まるので、使い方を考えるのも楽しいですね。7月末まで先行予約受付中で、12月下旬デリバリー予定。

ソフトクーラーの入り口を開けている写真

TOKYO CRAFTS「エアソフトクーラー 10L」(6,600円)

もうひとつ注目したのはエアフォーム構造のソフトクーラーです。空気の層がしっかり断熱材として機能し、気温32℃の環境でも、氷は約30時間、保冷材・氷なしでも飲み物の冷たさをキープしたんだとか。こちらは10月下旬一般予約開始予定。

車内用の包丁は小ぶりが正解

展示ブースの壁にディスプレイされた包丁

ソマエ「コレバッカ」(1万2100円〜)

播州三木の刃物ブランド、フェデカで見つけたのは、毎日の台所で使いやすい小ぶりキッチンブランド、ソマエのミニマル包丁「コレバッカ」です。

刃渡り9.5cmで一般的な三徳包丁の半分ほどの大きさ。ペティナイフに似ていますが、高い位置から押切りしやすいデザインのため固いものもスパッと切れるのです。

狭い車内でも取り回しがよく、ハンドルのデザインも多彩でステキ。

包丁のレザーケースディスプレイ

専用レザーケースがあれば持ち運びの不安なし

旅に持っていきやすいレザーケースも用意されています。

トレーにのせた5つのキッチンはさみ

鶏肉もしっかり切れるフェデカ「キッチンハサミ」(1万3200円〜)

旅の途中ではあまり調理をしないけれど、刃物がないのは困る……というならフェデカの「キッチンハサミ」はいかが。

2枚のカーブ刃を備えていて、受け刃(下側の刃)はセレーション加工。軽い力でザクザク切れるのでストレスがありません。

夏のドライブ旅をアシストするギア3品

アウトドア用枕の写真

ラルファ「コンフォートストレッチピロー」(4,950円)

新潟のアウトドアブランド、ラルファでは車中泊旅を助ける新作ギアを発見。

ひとつめはもっちりした低反発まくら「コンフォートストレッチピロー」です。寝袋のフードにちょうど収まるサイズ感で、ベルトを使ってコンパクトにまとめられるなど持ち運びにこだわった設計となっています。

真空ボトルの3個並び

写真左よりラルファ「真空キャンプスリムジャグ」(5,940円)、「真空キャンプスリムジャグブラック」(5,940円)、「真空キャンプジャグ3.6ブラック」(7,700円)

ふたつめは昨年の大ヒット商品「真空キャンプスリムジャグ」のブラックカラーバージョンと大容量モデル。ハンドルが折りたたみ式なので車内で邪魔にならないことも好印象です。

氷を持ち運ぶことにこだわったジャグで、満杯の氷が溶けきるまでの日数はスリムタイプで5日、3.6Lタイプなら1週間!

もちろんこの断熱性は保温にも役立つため一年中活躍します。

真空缶クーラーに入れた缶ビールの写真

ラルファ「真空缶クーラー」(1,980円)

最後は350mL缶がそのまま入るホルダー「真空缶クーラー」です。

結露をしないし、真空二重構造なので冷たさ・温かさが長続き。缶を入れずにマグカップとしても利用できるのも気が利いています。

今年は新たにブラックカラーが仲間入りし、シルバーとブラックの2色展開となりました。

車内の“ちょっと不満”を解消するアイデアファニチャー

細長いメッシュテーブルの置き画像

キャプテンスタッグ「ちょこっとロングメッシュテーブル」(オープン価格)

車内にちょっとだけ棚がほしいけど、自分で作るのは自信がない……そんな人にうれしいのがキャプテンスタッグの「ちょこっとロングメッシュテーブル」です。

細長いテーブルなので邪魔になりませんし、キャンプ場やRVパークで外で過ごすときの台としても大活躍。スチールメッシュ天板なので火から下ろした鍋を直接載せてもダメージを受けません。

フィールド座椅子の展示コーナー

キャプテンスタッグ「グラシア フィールド座椅子」(6,600円)と「リクライニングフィールド座椅子DX」(オープン価格)

大半のバンコンは、ベッドメイクをした後はベッドの上に直接座るしかありません。けれど車内レイアウトによっては壁などにもたれることができず、くつろぎにくいと感じることもあるでしょう。

そんなときに手に入れたいのが座椅子です。

コンパクトな定番「グラシア フィールド座椅子」もありますが、今年はワイドハイバックの「リクライニングフィールド座椅子DX」が登場。背もたれの角度を変えられるので、車内はもちろん花火大会やお花見でも活躍します。

カセットガスでシャワーができると洗い物が爆速で終わるかも

ポータブル温水シャワーの展示

エネスター「カセットガスポータブル温水シャワー GSEN-45」(14万8000円)

セレクトショップ、スカイミューズでは3秒でお湯になる「カセットガスポータブル温水シャワー GSEN-45」を実演していました。

その名の通り、お湯を作るのはガス。それもコンビニなどで手に入るカセットガスのほかOD缶も使えるので、燃料入手がとにかく容易なのは魅力大。

しかもガスで1時間以上使えるので、海水浴後のシャワーや食器洗いもお手の物。なお、連続使用時間はカセットガス使用時で約15分、OD缶使用時で約10分です。

ガスがなくても内蔵バッテリーを用いればポンプが動くので、水シャワーとして利用OK。モードを変えて水を集中させられるので、長靴や遊び道具のちょっとした汚れを流し落とすのにも便利です。

本体重量6.1kgという軽さも車中泊向きでしょう。

スティック型布団乾燥機の写真

カドー「フェーン003」(2万4200円)

おしゃれなスティック型布団乾燥機「フェーン003」は、コンパクトなのにパワフル。布団や寝袋の乾燥はもちろん、オゾン消臭機能搭載で汗や皮脂による匂い低減にも役立ちます。

寒い時期に寝袋を暖めるのにも便利ですし、オプションの靴乾燥スタンドを使えば雨の日が続いても怖くありません。

野生動物対策にもいいかも! においが漏れないポリ袋

臭わない袋 ボス展示コーナー

クリロン化成「臭わない袋 BOS(ボス)」

生ゴミや食品などにおいが強いものを車外に放置しないのは、クマをはじめ野生動物に荒らされないための基本対策です。

けれども、車内で保管するとうっすらにおいが漂って、ちょっと不快なのが悩みの種。

そんなときに頼りになるのが、医療向け技術を活かしたクリロン化成の「臭わない袋 BOS」でしょう。

ブースでは防臭体験ができたのですが、「臭わない袋 BOS」はホントににおいが漏れていませんでした。しかも、2〜3日たってもにおい漏れなし。これはいい!

「臭わない袋 BOS」にはトイレ用、オムツ用、生ゴミ用、クーラーボックス用などいろいろなサイズがありますが、基本構造はどれも同じ。気に入ったサイズを選びましょう。

アウトドアでも日常でも使える小物が満載

東京アウトドアショーの会場をめぐってみると、アウトドアでも日常でもシームレスに使える小物がたくさん目に付きました。

車中泊旅は、キャンプほどアナログではなく、日常よりもちょっとだけシビア。だからアウトドアと日常をつなぐ小物こそ車中泊向き! 車中泊ギアを選ぶ際の参考にしてください。

大森弘恵

おおもり・ひろえ フリーランスのライター、編集者。主なテーマはアウトドアと旅で、ときどきキャンピングカーと料理の記事も。身軽なソロキャンプ歴は約40年、愛車はヤマハ・WR250R

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