車中泊で快眠できるクルマ&ギア7選! 東京アウトドアショー2026で見つけた注目アイテム
トラック、軽キャン、ルーフトップテントから快眠ガジェットまで。車中泊の質を上げる最新アイテムを紹介“車中泊でなかなか眠れない”悩みを解決するヒントが、「東京アウトドアショー2026」にありました。会場には、アウトドアギアだけでなく、快適な睡眠につながる車中泊仕様車やベッドキット、便利なアイテムがズラリ。今回は“快眠”をテーマに、車中泊の質を高めてくれる注目のクルマとギアを紹介します。
“車中泊で快眠”をテーマに東京アウトドアショーを歩いてみた
話題のアクティビティーと最先端のアウトドアカルチャーが集結する「東京アウトドアショー2026」は6月26~28日の3日間、千葉県・幕張メッセで開催
毎年多くの来場者が訪れる人気イベント「東京アウトドアショー」。今年もアウトドアギアやウエアの展示販売は大賑わいとなりました。
けれども東京アウトドアショーは、ただの“お買い物系アウトドアイベント”ではありません。
“アウトドアとつながる新しいモビリティ体験” だって大きな見どころ。
今回は“快眠=安全で楽しい休日を生み出す”と考え、快眠にまつわるクルマや道具を探してきました。会場をくまなく歩き、見つけた3台+4アイテムとは!
その手があったか! 「エルフミオ」のオーバーランドスタイルカスタム車
注目の「エルフミオ クロススタイル」
いすゞ自動車は普通自動車免許で運転できる小型トラック「エルフミオ」にヤキマのオーニングやルーフトップテントを取り付けたカスタム車を展示。一風変わったトラックらしいスタイル提案で脚光を浴びていました。
専用ワークキャリアやサイドパネル、ルーフラックなどを装着
トラックを車中泊カーにカスタムするのは、なにも目新しいことではありませんが、いすゞは荷台にルーフトップテントを装着。乗り降りしやすく、脱いだ靴の収納場所にも困らない仕様になっています。
ルーフトップテントは高さがありますが、使用時はスライドアウトさせるのでキャリアへの干渉もなし。
工具類の収納スペースも十分あるので、自転車やカヤックを積んで遊びに行くのにぴったり
もちろんルーフトップテントだから走行時は簡単に薄くたため、遊び道具の収納場所も十分確保できます。テントなので断熱性は期待できませんが、手軽さと運転しやすさ、そしてこのギアっぽいスタイルは一般的なキャンピングカーにはない魅力です。
KEENは「エルフミオ」をベースにしたクルマで出展
隣には「エルフミオ」を用いたKEENのデモカーを展示。荷台を展開するだけで展示&ワークショップスペースが生まれるシステマチックな車両で、全国各地のイベントに向かうとのこと。
どちらもトラックの可能性が広がる提案です。
地上でも使えるインフレータブル型ルーフトップテントって便利かも
peakpodのルーフトップテント「PP-2」(15万2350円)
peakpodは車上だけでなく地上でも使えるルーフトップテントを展示。
エアフレームを採用したモデルは多いですが、こちらはフロア部分も空気を入れて膨らませるタイプ。そのため重さはわずか18kgで、風がなければひとりでクルマに積載できるほどの軽さです。
バッグに入れて持ち運べる。手動ポンプ、ハシゴ、ルーフカバーが付属
ルーフキャリアへの取り付け・取り外しも工具不要だから、使わないときはバッグに入れて持ち運びOK。もちろん専用のルーフカバーをかけて常時車上に載せて走行することだってできます。
サンルーフ機能付き
サンルーフが搭載され、四方のメッシュ窓とサンルーフを駆使すれば風通り良好。星空を眺めながら寝るなんてロマン体験も実現できます。
地上でも自立するので単体利用ができる。天井高が高く、圧迫感がないのもポイント
取り付け・取り外しが簡単で、地上に下ろしたままの使用も可能。
雨の日は出入り口がタープやオーニングの下になるよう地面に置けば、出入りが楽になります。ほかにも脚をケガして上り下りが不安、風で揺れるのが気になるときにも地面で使えるとなれば重宝するでしょう。
寝心地にこだわるMGRが作ると軽キャンはこうなった
MGR BASEのキャンピングカー「MGR プライムマックス」(379万8000円〜)
軽キャンピングカー専門店のMGR BASE Lake Townは、車中泊ベッドキットで知られるMGR Customsが運営しています。
乗り降りも簡単にできるよう分割されている
「MGR プライムマックス」はアトレーをベースにした車中泊カーで、使いやすさと寝心地のよさを両立させたマットが自慢。
細かく分割されているのでセットも取り外しも楽にできます。荷物が多いときはマットを高くセットし、ベッド下収納を拡張できるのも使いやすいんです。
ファブリックと糸を選べる
マットはファブリックも縫い糸の色も選択できるので、自分のイメージにぴったりの車内空間を生み出せます。
車中泊での快眠にこだわった設計
天井への7層断熱・遮熱加工はもちろん、12Vクーラーも設置済み。320Ahのバッテリーと走行充電、外部充電など快眠につながる設備は標準で装備されています。
デリカの幅いっぱいをマットにすれば手足を伸ばして眠れそう
SHINOBI「デリカD:5専用車中泊エアマット」(5万9800円)
SHINOBIは三菱デリカD:5で車中泊するためのアイテムを多数展示していました。
特筆すべきはエアマットです。
通常、エアマットは目一杯空気を入れてもフワッとしていますが、SHINOBIのエアマットはSUPと同じ構造でしっかりした硬さを確保。たたんだシートの上に載せたときに、どこに載ってもちゃんと体を支えてくれるのです。
シートの隙間を埋める必要がなく、広げて空気を入れるだけで床を作れるってスゴイ。
3列目のサイドウインドウを小物収納スペースに変える「プラス空間 デリカD:5サイドウインドウ用」(2万2000円)
また、車中泊では車内を見えにくくする必要があります。シェードをかけてもいいのですが、「プラス空間 デリカD:5サイドウインドウ用」や「プラス空間 リアウインドウ用」(2万2000円)を取り付ければ、車内のプライバシーを守りつつ小物整理までできちゃいます。
シエンタでペットと旅をするなら「ワン!PiNG ACE」のベッドキットはいかが
トヨタモビリティパーツが提案したのは「ワン!PiNG ACE」シリーズの「シエンタベッドキット」
車中泊はペットとの旅と相性がいいのですが、油断するとマットやシートがボロボロになってしまうので、多くのメーカーでキズつきにくいフロアやベッドが提案されています。
「ワン!PiNG ACE」シリーズのベッドキットもそのひとつ。
フレームは、DIY未経験でも迷わず組み立てられるほど簡単
会場に展示されていたのは、トヨタ・シエンタのベッドキットで2列目と3列目を丸ごとベッドにするというもの。
カラー展開も豊富
カバーは汚れを拭き取りやすく、ひっかきにも強い素材。耐アルコール、耐次亜塩素酸なのも気が利いています。
ひとり+愛犬の旅ならベッドがなくてもなんとかなりますが、寝不足は事故のもと。それに車中泊カーがあれば、万一の避難時にも心強いもの。
車中泊旅に興味がなくても、市販ベッドキットを使って備えてはいかがでしょう。
スーリーのドッグクレート「アラックス」(16万5000円〜)
なお、ペットをクルマに乗せる際、クレートを使う人が多いのですが、カーキャリアブランドのスーリーでは、ペットの安全性を考慮した「アラックス」シリーズを紹介していました。
前と後ろからの衝突テストをクリアしているほか、後面には脱出用ハッチを装備しているなどペットを守る工夫が満載です。
価格は張りますが、扉はガスダンパーによって軽く開くのでストレスなし。奥行きが伸縮するので対応車種も豊富です。ペットとの旅に取り入れるのもいいですね。
旅の安全につながる!? スマートウォッチで睡眠の質を可視化
アマズフィット「T-Rex」シリーズ(3万9900円〜)
アマズフィット(Amazfit)では手元でメール確認ができるほか、ルートチェックができるアウトドア向き最新スマートウォッチ「T-Rex」シリーズを展示販売していました。
そこでブースでスマートウォッチを車中泊旅でどう役立てればいいのか聞いたところ、「T-Rex3」や「T-Rexウルトラ2」など一部のモデルは睡眠の質や心拍、ストレスレベルなどを記録・分析して“余力”を可視化するほか、“休みましょう”などアドバイスもあるのだとか。
生体データと生活習慣データを統合して体内エネルギーの状態を表示する
旅の途中では緊張しているからか体調に問題がないように思えても、睡眠の質が低下しがち。スコアとして表示されると運転時に「よりいっそう気を付けよう」と意識できます。
【コラム】ジムニー専用電動リアゲート爆誕! 狭い場所での荷物積載が楽になる
アルパインスタイル「ジムニー専用電動リアゲート」(9万9000円)
快眠とは少し違いますが、アルパイン直営ディーラーのアルパインスタイルは、ジムニーの横開きリアゲートを電動化する「電動リアゲート」を発表していました。
リアゲートを閉じた状態で、内側から開くという操作には対応していませんが、リアゲートのハンドルを引くとワンタッチで開き、もう一度ハンドルを引くと閉じるというもの。
うれしいことにリアゲートをどこまで開くかを設定できるので、狭い駐車場でも安全に開閉できるというわけ。買い物や荷物の積み込み時に頼りになります。
ソフトクローズ機能も搭載していて“バタン”音がしにくく、指挟みを防げるのも好印象です。今夏発売予定。
車中泊が疲れるなら道具に頼ってみては?
自由なルート作りが魅力の車中泊旅。とくに釣りやサーフィンなど、早朝から活動したいアクティビティーに有効な旅のスタイルですが、ぐっすり眠れず疲れが残るのはいただけません。
それでもホテル泊ではなく車中泊を続けるなら、今回ご紹介した車中泊カーやベッドマットなど道具が解決してくれるかも。
お近くのキャンピングカーショーやアウトドアイベントを訪れて、見て・触れて自分にあった快眠アイテムを見つけてください。
大森弘恵
おおもり・ひろえ フリーランスのライター、編集者。主なテーマはアウトドアと旅で、ときどきキャンピングカーと料理の記事も。身軽なソロキャンプ歴は約40年、愛車はヤマハ・WR250R
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