夏の車中泊で「虫」ストレスを軽減! 快眠を守る虫対策グッズ5選
虫を寄せ付けない・撃退する・侵入させないアイテムを厳選夏の車中泊は暑さ対策だけでなく、虫対策も重要。就寝時のストレスを減らすためにも、ランタン用フィルターや蚊取り、メッシュネットなど、虫を寄せ付けない・撃退する・侵入させない、夏の車中泊に役立つアイテム5点を厳選しました。
夏の車中泊、意外とストレスなのが「虫」
※画像はイメージです
夏の車中泊では、まず窓やバックドアを開けてこもりやすい熱や湿気を排出するのがお約束。ですが、窓やバックドアを開けるとイヤな虫が入り込んでしまいます。
とくに夕方は虫の動きが活発になりますし、日が落ちてLEDランタンを灯そうものなら光をめがけて車内に飛び込んできます。
虫刺されによるかゆみ・痛みはできるだけ避けたいし、害がない虫でも目の前を飛ぶのは不愉快極まりない! また、日中はまだガマンできますが、耳元でブーンという羽音が聞こえるとおちおち寝ていられません。蚊をやっつけるまで眠れず、虫対策が不完全=寝不足のもと。
せっかくの車中泊旅を安全で楽しいものにするために、虫を「寄せ付けない」「撃退する」「侵入させない」アイテムを紹介します。
光に集まる虫を減らしたい!
NESTOUT カラーフィルター FLASH-1専用/LAMP-1専用
(左)ネストアウト カラーフィルター FLASH-1専用/サイズ:約10.4×1.5×高さ6.5cm/価格:1,850円 (右)ネストアウト カラーフィルター LAMP-1専用/サイズ:約5.4×5.4×高さ3cm/価格:1,630円
LEDランタンにフィルターを被せるだけで“虫寄りストレス”を低減
エレコムのアウトドアブランド・NESTOUT(ネストアウト)には、防水・防塵仕様のバッテリーを軸にサーキュレーター、ポンプなどがラインアップされています。
そのうちのひとつ、LEDランタンには暖色・白色・昼光色に切り換えられる「FLASH-1」と暖かい光の「LAMP-1」があり、NESTOUTのバッテリーに直挿しするユニークさがウケているのですが、この夏、新たなアクセサリーが登場しました。
各LEDランタンの本体に装着する専用カラーフィルターです。
シリコン製で別売LEDライトの本体に装着するだけ。2色セット
専用設計のためフィット感抜群
もともとLEDは紫外線をほとんど含まないので虫が寄りにくいのですが、それでも白っぽい光を好む虫がいます。
NESTOUTのカラーフィルターはしなやかなシリコン製で、オレンジと赤の2色1セット。オレンジは虫が認識しづらい波長のため、虫を寄せにくくなるとのこと。
粘着テープをつけた布の前にカラーフィルター装着と非装着のLEDライトを点灯。0というわけではないが、明らかにカラーフィルターを装着したLEDライトは付着した虫の数が少ない
明るさはやや落ちたように感じますが、目に優しく虫のストレスを低減できるのは大きなメリットです。
ちなみに、赤は暗闇でも目の順応を妨げにくいため星空観察や夜間の作業向き。
LEDライトですからやけどや一酸化炭素中毒の危険はなく、屋外はもちろん車内でも安全に使えます。
NESTOUTウェブサイト
車内で虫を寄せ付けない・撃退したい
FLEXTAIL タイニーリペルS
フレックステイル タイニーリペルS /サイズ:約3.6×3.6×14.4cm/価格:7,980円
蚊取りマットを装着してきっちりガード
火を使わない加熱式蚊取り器とLEDライトを組み合わせた夏の必需品。こちらの蚊取り機能は、本体トップのスリットに蚊取りマットを差し込んでスイッチオン。これで電源コードなしで薬剤が広がるのです。
電気蚊取り用のマットは見かける頻度が少なくなりましたが、根強い人気を誇っています。というのも、煙&灰なし・車内や室内で使える・白くなるので替え時がわかるのですから。
蚊取りマットで蚊の侵入を防ぐ。IPX5の防水機能付きで雨が吹き込んだときでも安心
「タイニーリペルS」では、LEDライトと蚊取り機能のスイッチが分かれていて、蚊取り側スイッチはオン/オフのほか、ダブルクリックをすると「テントモード」(有効範囲直径約1.5m/使用目安約20時間)、さらにクリックしていくと「アウトドアモード」(有効範囲直径約2m/使用目安約8時間)、「スーパーモード」(有効範囲直径約3m/使用目安約4時間)の3モードに切り替え可能。
車中泊であれば一日の始まりに「アウトドアモード」にしてドア付近に吊るしておくと、次のRVパークに着く頃には薬剤が広がり、車内への蚊の侵入防止に大いに役立ちます。
底にマグネットが装備されているので、オーニングのポールやファニチャーの脚、クーラーボックスなどスチール部分にくっつけられる
底にはマグネットが取り付けられていて、軽バンなどは車体に、屋外で調理するときはオーニングのポールなどにくっつけOK。さらに三脚ネジ穴もあり、設置場所が多彩なのも扱いやすさの理由。
吊り下げ使用OK。ランタン機能(50/200/400lm/ゆらぎモード)も搭載しているので一年中活躍する
また、観光や散策ではバックパックやベルトループに吊るしてGO! ちなみに、LEDライトと蚊取り機能は併用できるので、天井に吊り下げておけば周囲を照らしつつ虫よけバリアをはるなんてことも可能です。
FLEXTAILウェブサイト
ブラー 電池式蚊取り カノクス
braaa 電池式蚊取りcanox/サイズ:約11.3×5.7×2.6cm/価格:4,950円
Wフックカラビナ付きでどこにでもカチッと装着
ライフスタイルブランドのブラー(braaa)がKINCHOとコラボして生まれた、コンパクトな携帯用電池式蚊取り器がこちら。
使い方は、KINCHO「蚊に効くおでかけカトリス」のカートリッジを本体に装着し、スイッチオン。カートリッジが回転し、遠心力と攪拌気流で効率よく薬剤が周囲に広がります。
上下にカラビナが付いているので、「カノクス」をカラビナがわりにして小物を吊るしておける
煙も火も出ないのでアウトドアはもちろん屋内、車内での使用OK。気になる薬剤の効果は屋内なら10畳まで対応するとのことで、車内なら余裕でカバーします。
なお、密閉した車内での使用は適度な換気が必要とのこと。寝る前にオフにしておくほうがいいでしょう。
いくらタフとはいえ、バックパックやネックストラップに吊り下げたままだと衝撃が不安ですが、写真の別売「プロテクトカバー」を装着すれば機械部分を保護できる。蚊取りとして使用する際はカバーを外して使用を
「おでかけカトリス」との違いはズバリ、デザイン。「カノクス」は上下にカラビナが付いているので持ち歩きはハンズフリー。カラビナ部分は亜鉛合金製で耐荷重は約5kgとしっかりしていて、不意に外れるようなこともありません。
車内ならヘッドレストに取り付けてもいいし、手持ちのネックストラップに吊り下げて身につけるという使い方もいいでしょう。
単4アルカリ乾電池を使用。新品の乾電池とカートリッジで述べ240時間使用できる(1日6時間使用で約40日)
内蔵バッテリーではなく単4アルカリ乾電池を2本使用しており、本体のパイロットランプが点灯しなくなったら乾電池とカートリッジの交換時期。薬剤が効いているのかどうかわからない……という不安を解消した設計も気が利いています。
braaaウェブサイト
窓を開けたい、でも虫の侵入は防ぎたい!
FIELDOOR バックドアメッシュネット マグネットタイプ
フィールドア バックドアメッシュネット マグネットタイプ/サイズ:約150×高さ140cm/価格:3,280円
簡単取り付け&対応車種が幅広い! バックドアの網戸化がはかどる
工具不要、内蔵マグネットでクルマに取り付ける網戸。細かなメッシュでイヤな虫を通さず風のみを車内に取り込めます。
センターに取り付けられているのは両面スライドファスナー。車内からでもクルマの外からでもファスナーを開閉できるのが便利。
両面ファスナータイプなので、車内・車外どちらからでも操作できる
上部のヒモで絞ることでドア枠の幅にあわせられるので、シワやタルミがなくきれいに固定できる
気になるサイズは幅1.5m×高さ1.4m。上部はヒモを絞って幅を調節できるため、軽バンからハイエースクラスのミニバンまで幅広く対応します。2台持ちのドライバーにうれしい仕様ですし、クルマを買い替えても使えるのは経済的。
ダンパーに干渉する場合は、生地を巻き付けてマグネット同士で固定すればOK
ダンパーの干渉が不安ですが、その場合はダンパーに巻き付けるようにマグネットで固定すればいいとのこと。単純ですが効果的なシステムとなっています。
FIELDOORウェブサイト
アイズ ウインドーバグネット
アイズ ウインドーバグネット/サイズ:車種により異なる /価格:1万2100円(左右2枚セット)
車種別設計でピッタリフィット! 美しく高耐久でコスパよし
車種別設計の網戸で、装着は窓ガラスの溝にはめ込むだけ。工具不要でネジなども使わず誰でも簡単に取り付けられます。しかもメーカー純正のようにきれいにフィットするのですからたまりません。
装着したまま窓の開閉ができるのが便利。ただしフロントセットは装着したままの走行は道路交通法違反となるのでNG
素材は枠がABS樹脂で、網は塩ビコーティングしたグラスファイバー。独自開発した接着剤を用いているので剥がれ・たるみの心配なし。また、網にたばこの火が触れたぐらいでは穴があくことはないという抜群の耐久性も自慢です。
装着は窓枠の溝にはめ込むだけと簡単
「ウインドーバグネット」は装着したまま窓の開閉可能で、急な雨でも安心。耐久性・美しさ・使い勝手のよさと三拍子そろっているため思った以上に高コスパでもあるのです。
対応する車種は200車種以上。基本はリア用2枚セットなのですが、車種によってフロントドア用やリア/サード用もラインアップ。同社の高断熱シェード「マルチシェード」と併用できるのもポイントです。
アイズウェブサイト
夏の車中泊で虫を防ぐコツ
虫よけというと“撃退グッズ”を思い浮かべますが、薬剤を用いる撃退グッズは対象となる虫がそれぞれ異なります。
今回紹介した撃退グッズは車内向け蚊よけグッズですが、蚊よけかと思ったらユスリカ(蚊のように見えるけれど、人を刺さないハエの一種)対象だったり、蚊とアブ対策をしようと思ったのにアブには効かないなど、対象となる害虫が違うとせっかく用意しても期待した効果は得られません。
対象と使い方を確認し、使用時間や設置場所、換気の頻度などを守ることも大切です。
また車内での撃退グッズだけに頼らず、車外ではオレンジの光や蚊取り線香・アブ用線香で寄ってくる虫の数を減らし、近寄ってきた虫を車内に忍び込ませないよう網戸を設置する、扇風機で蚊が飛びにくい環境を作る、体(とくに足の裏)の汗やにおいを拭い取るなど、虫の習性を考え、二重、三重で防御すれば、虫による不快を大幅に低減できます。
夏の車中泊を楽しい思い出にするためにも、複合技の虫対策を講じておきましょう。
大森弘恵
おおもり・ひろえ フリーランスのライター、編集者。主なテーマはアウトドアと旅で、ときどきキャンピングカーと料理の記事も。身軽なソロキャンプ歴は約40年、愛車はヤマハ・WR250R
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