9月19日は「育休を考える日」|今日は何の日? くるま記念日
文=津島 孝/監修=一般社団法人日本記念日協会

夫婦で家事育児の負担を分け合う育児休業は幸福度の分岐点? 育休を正しく取ろう!

知っているとちょっと自慢できるクルマ関連の記念日

男性の育児休業(育休)の取得は認知されてきたが、依然として育児や家事で女性の負担が大きい。そこで厚生労働省は「共育(トモイク)プロジェクト」を新しく始動させると発表。育児を夫婦で支え合う社会を目指す取り組みが、さらに広がっている。

9月19日「育休を考える日」

総合住宅メーカーの積水ハウス株式会社が制定した記念日。同社は「男性社員1か月以上の育児休業完全取得宣言」をするなど、男性の育休にいち早く着手。産官学で日本における男性の育児参画について考える「イクメンフォーラム」を開催し、男性の育休実態などの調査についても発信している。

厚生労働省は2025(令和7)年7月4日、男女が共に育児や家事を担う社会を目指す「共育プロジェクト」を始めると発表した。男性の育休を促すための「イクメンプロジェクト」が始動したのは2010(平成22)年。当時は1.38%だった男性の育休取得率は、2023(令和5)年度には30.1%にまで上昇するなど広く認知されてきた。しかし共働き世帯では、まだ女性が育児や家事の大半を担う傾向にあるため、イクメンから「トモイク」へ段階を進める考えだ。
※一般社団法人日本記念日協会認定日

労働者が育児休業を取得することを申し出る際に、事業主に提出する育児休業申出書

2021(令和3)年の「社会生活基本調査 」(総務省)によると、6歳未満の子供がいる世帯の夫の家事育児関連時間は1日当たり1時間54分、妻は7時間28分。夫の家事育児時間は増加しているが、引き続き育児や家事の分担の見直しなどが必要となる

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