3月19日は「カメラ発明記念日」|今日は何の日? くるま記念日
文=津島 孝/写真=lenscap50 - stock.adobe.com

世界初の実用的な写真機は19世紀のフランスで誕生! 日本にカメラが伝わったのはいつ?

知っているとちょっと自慢できるクルマ関連の記念日

感光材料によって撮影する実用的なカメラが発明されたのは19世紀に入ってから。撮影には約30分の露光が必要だったが、当時としては画期的だった。カメラの歴史を振り返りつつ、今日は愛車の写真を撮ってみては?

3月19日は「カメラ発明記念日」

フランスの画家であり写真家のルイ・ジャック・マンデ・ダゲールが、1839年に画期的な写真機の「ダゲレオタイプ」(daguerréotype)を発明したことに由来する記念日。1839年は江戸時代の天保10年で、日本では幕府による蘭学研究者の弾圧事件「蛮社の獄」が起こった。ダゲレオタイプは、銀メッキを被覆した銅板などの金属板を感光材料としていた。日本にカメラが伝わったのは1848(嘉永元)年頃。日本人が撮影した現存する最古の写真は、1857(安政4)年に撮影された薩摩藩主・島津斉彬(しまずなりあきら)の肖像写真といわれている。なお、1839年8月19日にフランスの科学アカデミーと芸術アカデミーの合同会議でダゲレオタイプの技術が公開されたことから、8月19日をカメラ発明記念日(世界写真の日)とする説もある。

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ダゲレオタイプ・カメラの3Dイラスト

木製のボディーにレンズを備え、写真を撮ることができたダゲレオタイプの写真機。それまでの写真機は長時間露光が必要で、約8時間かけて1枚の写真を撮っていたが、ダゲレオタイプの登場によって約30分に短縮された

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