2月15日は「次に行こうの日」|今日は何の日? くるま記念日
文=津島 孝/監修=一般社団法人日本記念日協会

合言葉は「次に行こう」! 音楽活動を通じて新たな一歩を踏み出すきっかけに

知っているとちょっと自慢できるクルマ関連の記念日

学校になじめない小学生、中学生、高校生を対象に、音楽を学びながら新しい一歩を踏み出してほしいと願う記念日。合言葉は、次に行こう! 不登校の児童生徒が増加している昨今、この記念日は意義深い。

2月15日は「次に行こうの日」

不登校を肯定的に受け止め、自由な学習環境を提案する株式会社国立(くにたち)音楽院が制定。さまざまな事情で悩んでいる小学生、中学生、高校生が、同音楽院の自由な環境の中で個人に合ったペースで音楽を学び、得意なことを伸ばして新たな一歩を踏み出すきっかけにすることを目的にしている。

文部科学省の調査(児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査)によると、2023年度の不登校の小・中学生は全国で約34万6000人、全児童生徒の約3.7%となった。いじめ被害だけでなく、不安や無気力、学業の不振、生活習慣の乱れなど原因は多岐にわたる。それだけに、この記念日と同音楽院の取り組みは、現代社会において特別な意味を持つ。
※一般社団法人日本記念日協会認定日

不登校児童のイメージ

個人の事情に深く関係する不登校は、経緯や要因が明らかではなく、実態が十分につかめていないのが実情なだけに対策も不明瞭。不登校でも孤立しない社会の実現が重要といえる。日付は4月の新学期を前に、2と15で「次に(2)行(1)こう(5)」の語呂合わせから

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