お花見におすすめ “城と桜” ~愛知「国宝 犬山城」、長野「小諸城址 懐古園」、大阪「岸和田城」、山口「萩城跡指月公園」~

JAF優待を利用して日本の春を満喫。咲き誇る桜とお城の情景は、最強のお花見スポット!

JAF会員なら、全国の会員優待施設で割引・会員優待が受けられます。 今回は、JAF優待が利用できる施設の中から、お城や城址をピックアップ。それぞれの魅力と見どころ、桜の時期ならではの楽しみ方をご紹介します。

目次

【国宝 犬山城】(愛知県) 入場登閣料 個人一般10%割引、小中学生10%割引

歴史の荒波を生き残った戦国合戦の舞台

国宝犬山城

別名「白帝城」として親しまれている

国宝 犬山城 は、室町時代の天文6(1537)年に織田信長の叔父・信康が築城。天守は現存する日本最古のもので、全国的に珍しい江戸時代またはそれまでに建造された天守がある城郭として名高く、その天守は国宝に指定されています。春には犬山城を中心に木曽川河畔一帯に約400本の桜が咲き誇ります。

★ここにも注目

亀の甲羅に桃がのった形の魔除け

あちこちに見どころ満載
天守を支える石垣や太い梁のほか、石垣より突出していて石垣からの侵入者を防いだ「石落とし」、亀の甲羅に桃がのった形をした「魔除け」(写真)など、見どころ満載!

犬山城天守からの眺め

あの天下人も見た!? 絶景の眺め
扇状地である濃尾平野の扇の要に位置し、周辺には木曽川や犬山城下町の古い町並み、多くの観光施設があります。天守最上階からの眺めはまさに絶景!

利用条件等の詳細は⇒ JAFナビ【国宝 犬山城】

【小諸城址 懐古園】(長野県) 入園券(共通券) 一般100円引、小中学生50円引

日本唯一といわれる穴城(あなじろ)

小諸城址

城郭が城下町よりも低い場所に位置する穴城で、「白鶴城」や「酔月城」とも呼ばれた小諸城の城址

小諸城は、平安時代の末期に、源氏・木曽義仲に仕えた武将が館を構えたのが起こりとされ、戦国時代に武田信玄の命を受けた重臣が城郭を整備したと伝わっています。 小諸城址 懐古園 は、浅間山から千曲川に至る地勢を存分に活用した天然の要塞としての面白さを味わうことができます。長野県有数の桜の名所としても知られ、小諸城時代から残る苔むした石垣と桜とのコントラストは見事です。

★ここにも注目

小諸八重紅枝垂

「小諸八重紅枝垂」は必見
ソメイヨシノ、ヒガンザクラなど数種類の桜が順々に咲き誇る園内。なかでも小諸固有の桜「小諸八重紅枝垂(こもろやえべにしだれ)」は、八重で濃い紅色の花を咲かせ、ひときわ華やかさを醸し出しています。

三の門

国の重要文化財「三の門」
寄棟造りの二層の渡り矢倉門(多聞矢倉門)で、石垣も切り込みはぎの石積みによって築かれています。正面に掲げられた「懐古園」の扁額は徳川宗家16代当主・徳川家達の筆。

利用条件等の詳細は⇒ JAFナビ【小諸城址 懐古園】

【岸和田城】(大阪府) 天守閣入場料30%割引

関西空港から車で約20分。気軽に立ち寄れる日本の文化遺産

岸和田城

本丸と二の丸を重ねた形が機(はた)織り機のたて糸をまく器具「ちきり」に似ているところから、別称は「千亀利城(ちきりじょう)」

岸和田城 の正式な築城年はわかっていませんが、天正13(1585)年、豊臣秀吉の叔父、小出秀政を城主とし城郭整備が始まりました。寛永17(1640)年、岡部宣勝が城主となり、以後13代にわたり岡部氏が岸和田の地を治めました。天守は文政10(1827)年に落雷で焼失。以来、天守閣のない状態が続いていましたが、市民の強い希望で、寄付や補助金により昭和29(1954)年に三層三階の復興天守として蘇りました。本来は五層天守であったことが絵図などで確認されています。春には桜の名所として、お城と桜を存分に満喫できます。

★ここにも注目

岸和田城庭園(八陣の庭)

国指定名勝 岸和田城庭園(八陣の庭)
昭和28(1953)年に、作庭家の重森三玲(しげもりみれい)氏によって作庭。中国三国志にある諸葛孔明の「八陣法」をイメージして設計され、地上から360度どの角度からも観賞できるようになっています。その芸術上の価値および近代日本庭園史における学術上の価値が高いことから、平成26(2014)年に国の名勝に指定されました。

岸和田城の石垣

岸和田城の石垣
打ち込みはぎと切り込みはぎの力強いグラデーションが見どころ。そんな石垣の下に、犬走りという珍しい機構を備えています。お堀を一周するとさまざまな表情が見られる石垣です。

利用条件等の詳細は⇒ JAFナビ【 岸和田城】

【萩城跡指月公園(はぎじょうあとしづきこうえん)】(山口県) 入園料 団体料金適用

サクラやツツジ、花々に囲まれた毛利36万石の主城跡

萩城跡指月公園

萩城は、指月山麓に築城したことから別名「指月城」とも称された

萩城は関ヶ原の戦いに敗れた毛利輝元が慶長9(1604)年に築城し、約260年間栄えた城。明治維新後に解体され、現在は城郭の一部を残すにとどまっています。その跡は 指月公園 となり、城の構造をよく残していることが特徴で、園内には天守跡、梨羽家茶室、万歳橋、東園などの旧跡があります。春にはおよそ600本のソメイヨシノが咲き誇る桜の名所としても知られています。

★ここにも注目

ライトアップされた石垣

夜の眺めもまた一興
日没~22:00(通年)は、天守跡の石垣がライトアップされ、水鏡に映る美しい姿を見ることができます。

純白色のミドリヨシノ

貴重な純白色の桜
園内には花びらが純白色の珍しい桜・ミドリヨシノが1本あります。日本では萩でしか見ることのできない貴重な桜で、山口県の天然記念物に指定されています。

夜桜ライトアップの様子

はかなくも美しい夜桜
桜の開花状況に合わせて観桜灯を設置し、夜桜ライトアップも行います。【期間】3月下旬~4月上旬 【時間】日没~22:00

利用条件等の詳細は⇒ JAFナビ【萩城跡指月公園】


JAF優待および、その他注意事項

※他の優待・割引等との併用はできません。
※優待内容は予告なしに変更になることがあります。事前に JAF ナビ でご確認ください。
※利用方法と優待対象は、施設によって異なります。詳細は JAF ナビ でご確認ください。
※会員優待サービスは各提携先から提供しています。
※画像はイメージです。
※掲載内容は、2024年2月26日現在のものです。

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