お風呂のあるサービスエリア、パーキングエリアイメージイラスト
文=秋葉けんた(マイカ)/写真提供=中日本エクシス、東京湾横断道路/イラスト=オカタオカ

高速道路で“ひとっ風呂”! お風呂・シャワー・足湯で休めるSA・PA【東日本編】

EXPASA足柄の展望風呂、高濃度炭酸泉、海ほたるの絶景足湯まで。長距離ドライブの休憩に使いたいスポットリスト

遠出のドライブでは、長時間ハンドルを握るうちに「途中で一度、汗を流してさっぱりしたい」と感じることがあります。とはいえ、わざわざ高速を降りて入浴施設を探すのは少し億劫。実は、高速道路を降りずに、お風呂に入れるサービスエリア・パーキングエリアがあります。今回はEXPASA足柄(あしがら)の上下線を中心に、時間がないときに使えるシャワーや足湯も紹介します。

SA・PAで使える“休める設備”は、お風呂・コインシャワー・足湯の3タイプ。時間に余裕があるときは湯船、短時間ならシャワー、気軽に景色も楽しむなら足湯と、ドライブの状況に合わせて選べます。

※2026年8月現在の情報です。料金・営業時間は変更になる場合があります。ご利用前に公式情報をご確認ください。
※価格は税込みです。

EXPASA足柄(下り)…金時山を望む展望風呂「あしがら湯」
【東名高速道路】

広い浴槽がある内湯。天然温泉ではありませんが、長距離ドライブでこわばった体をゆっくりほぐせます

広い浴槽がある内湯。天然温泉ではありませんが、長距離ドライブでこわばった体をゆっくりほぐせます

EXPASA足柄(下り)の一番奥、2階にある「足柄浪漫館 あしがら湯」の入り口。受付で入浴料を払うとフェイスタオルが付き、手ぶらでも立ち寄れます

EXPASA足柄(下り)の一番奥、2階にある「足柄浪漫館 あしがら湯」の入り口。受付で入浴料を払うとフェイスタオルが付き、手ぶらでも立ち寄れます

お風呂に入る時間がないときは、金時山と富士山を眺めながら足だけ温められる「足湯カフェ」を利用するという手もあります

お風呂に入る時間がないときは、金時山と富士山を眺めながら足だけ温められる「足湯カフェ」を利用するという手もあります

館内には食事処や休憩処、コインランドリーもあり、入浴のあとにひと息つくのにも便利です

館内には食事処や休憩処、コインランドリーもあり、入浴のあとにひと息つくのにも便利です

東名高速道路 EXPASA足柄(下り)。高速道路からも一般道からもアクセスできます

東名高速道路 EXPASA足柄(下り)。高速道路からも一般道からもアクセスできます

広い浴槽がある内湯。天然温泉ではないが、長距離ドライブでこわばった体をゆっくりほぐせる

EXPASA足柄(下り)の一番奥、2階にある「足柄浪漫館 あしがら湯」の入り口。受付で入浴料を払うとフェイスタオルが付き、手ぶらでも立ち寄れる

お風呂に入る時間がないときは、金時山と富士山を眺めながら足だけ温められる「足湯カフェ」を利用するという手もある

館内には食事処や休憩処、コインランドリーもあり、入浴のあとにひと息つくのにも便利

東名高速道路 EXPASA足柄(下り)。高速道路からも一般道からもアクセスできる

足柄浪漫館 あしがら湯 (EXPASA足柄 下り線)/静岡県駿東郡小山町桑木599/営業時間:10:00〜翌8:00(3時間まで。以降1時間ごとに加算)/定休日:無休/料金:大人 平日780円・土日祝810円・特定日860円/小人 平日390円・土日祝400円・特定日430円

東京方面から東名を西へ走り、静岡県に入ってすぐのEXPASA足柄(下り)。その一角にあるのが、日帰り入浴施設「足柄浪漫館 あしがら湯」です。高速道路のSA内にありながら、金時山を望む展望風呂やひのきのサウナを備えた、本格的なお風呂が楽しめます。大きな窓の向こうに金時山を眺めながら湯船に浸かれるのは、ここならではの体験です。

営業は朝10時から翌朝8時まで。深夜の休憩にも立ち寄れて、館内は清潔感があり、一人でも利用しやすい印象です。

なお、あしがら湯は天然温泉ではありませんが、金時山を望む展望風呂やサウナで、旅の途中にしっかり体を温められる“お風呂”です。

[おすすめポイント]

運転で疲れてきたな、というタイミングでちょうど現れてくれるのがうれしい施設。展望風呂・サウナ・足湯カフェと設備がそろい、深夜まで開いているので、ロングドライブの途中でしっかり体を立て直せます。

EXPASA足柄(上り)…高濃度炭酸泉で休める「金時湯(きんときゆ)」
【東名高速道路】

富士山の伏流水を使用した高濃度炭酸泉。ドライブの帰りに立ち寄りたい

富士山の伏流水を使用した高濃度炭酸泉。ドライブの帰りに立ち寄りたい

EXPASA足柄(上り)にある「レストイン時之栖」の入り口。ホテルと共用の受付で、日帰り入浴も宿泊も同じ窓口で受け付けます

EXPASA足柄(上り)にある「レストイン時之栖」の入り口。ホテルと共用の受付で、日帰り入浴も宿泊も同じ窓口で受け付けます

休憩スペースに並ぶマッサージチェア(有料)。入浴の前後にひと息つきながら、旅の疲れをじっくりほぐせます

休憩スペースに並ぶマッサージチェア(有料)。入浴の前後にひと息つきながら、旅の疲れをじっくりほぐせます

東名高速道路 EXPASA足柄(上り)。一般道からもアクセスできます

東名高速道路 EXPASA足柄(上り)。一般道からもアクセスできます

富士山の伏流水を使用した高濃度炭酸泉。ドライブの帰りに立ち寄りたい

EXPASA足柄(上り)にある「レストイン時之栖」の入り口。ホテルと共用の受付で、日帰り入浴も宿泊も同じ窓口で受け付ける

休憩スペースに並ぶマッサージチェア(有料)。入浴の前後にひと息つきながら、旅の疲れをじっくりほぐせる

東名高速道路 EXPASA足柄(上り)。一般道からもアクセスできる

レストイン時之栖 金時湯 (EXPASA足柄 上り線)/静岡県御殿場市深沢前野原1801-1/営業時間:12:00〜翌10:00(3時間まで。深夜料金別途)/定休日:無休 / 料金:大人 平日780円・土日祝810円・特定日860円/小人 平日390円・土日祝400円・特定日430円

東京方面へ向かう上り線のEXPASA足柄にも、うれしいお風呂があります。リゾート施設「時之栖(ときのすみか)」が手がける「レストイン時之栖 金時湯」です。

自慢は、体の芯まで温まる高濃度炭酸泉。血行を促進してくれるといわれ、長距離運転でこわばった体をゆっくりほぐすのにぴったりです。大浴場のほか、サウナやマッサージチェアも備え、旅の疲れをまとめて癒やせます。営業はお昼12時から翌朝10時まで。タオルが料金に含まれているので、手ぶらで立ち寄れるのも助かります。

[おすすめポイント]

遠出の帰り、少し早めにここでさっぱりしてから帰宅すると、気持ちよく一日を締めくくれます。下りの「あしがら湯」とは浴槽の顔ぶれが違うので、EXPASA足柄を上下線で「入り比べ」てみるのもおすすめです。

<コラム>時間がないときはコインシャワーへ。新東名は設置SA・PAが充実

料金は10分数百円前後が目安。夏場の移動で汗をかいたあとや、仮眠の前にすっきりしたいときに重宝する

料金は10分数百円前後が目安。夏場の移動で汗をかいたあとや、仮眠の前にすっきりしたいときに重宝します

「湯船にゆっくり浸かる時間はないけれど、汗だけでも流したい」。そんなときに頼りになるのが、コインシャワーです。とくに新東名高速道路は、駿河湾沼津・静岡・掛川・浜松と、主要なSA・PAの多くにコインシャワーが備わっており、その多くが24時間利用できます。

東日本のコインシャワー設置SA・PAリスト

東日本エリアには、コインシャワーを備えるSA・PAが各路線に点在しています。上下線によって設置状況が異なる場合があるため、利用したい施設が進行方向側にあるかを事前に確認しておきましょう。営業時間や料金は変更になる場合があるため、最新情報は各道路会社の公式情報をご確認ください。

東名高速道路

SA/PA 上り/下り
中井PA 下り
鮎沢PA 上り
牧之原SA 上り
牧之原SA 下り
豊田上郷SA 下り

新東名高速道路

中央自動車道

SA/PA 上り/下り
双葉SA 上り
双葉SA 下り
駒ヶ岳SA 上り
恵那峡SA 下り

東北自動車道

SA/PA 上り/下り
安積PA 上り
安積PA 下り

<コラム>足だけでもリフレッシュ。海ほたるの絶景足湯「足ゆ」

東京湾を望みながら足だけ浸かれる「足ゆ」。運転で疲れた足をほぐしながら、海の景色をゆっくり眺められる

東京湾を望みながら足だけ浸かれる「足ゆ」。運転で疲れた足をほぐしながら、海の景色をゆっくり眺められる

海ほたる4階にある足湯「足ゆ」。360度海に囲まれた開放的なロケーションで、誰でも無料で利用できる

海ほたる4階にある足湯「足ゆ」。360度海に囲まれた開放的なロケーションで、誰でも無料で利用できる

東京湾を望みながら足だけ浸かれる「足ゆ」。運転で疲れた足をほぐしながら、海の景色をゆっくり眺められる
写真提供:東京湾横断道路株式会社

海ほたる4階にある足湯「足ゆ」。360度海に囲まれた開放的なロケーションで、誰でも無料で利用できる
写真提供:東京湾横断道路株式会社

東京湾アクアラインの中間に浮かぶ海ほたるパーキングエリアには、東京湾を一望できる足湯「足ゆ」があります。4階のノースキャビンにあり、360度を海に囲まれたロケーションで足を温めれば、それだけで旅の気分がぐっと盛り上がります。

しかもこの「足ゆ」、誰でも無料で利用できます。靴を脱いで腰かけるだけなので、家族みんなで気軽に楽しめるのも足湯のいいところ。隣の「Bay Bran房の駅」のレジにてタオルも販売(1枚 385円)しているので、手ぶらでも安心です。運転で疲れた足をほぐしながら海の景色を眺める時間は、ドライブのちょっとしたごほうびになります。都心から30〜40分ほどとアクセスもよく、“ひと休み”の目的地にもぴったりです。(足ゆ:平日8:00〜19:00、土日祝は8:00〜21:00、無料)

<コラム>かつての名物「ハイウェイ温泉諏訪湖」はどうなった?

1992年に開業した「ハイウェイ温泉諏訪湖」。全国初、SA本線上で唯一の天然温泉として親しまれてきた

1992年に開業した「ハイウェイ温泉諏訪湖」。全国初、SA本線上で唯一の天然温泉として親しまれてきた

かつて中央自動車道の諏訪湖SAには、高速道路のSAとしては全国で初めての温泉施設「ハイウェイ温泉諏訪湖」がありました。1992年に開業し、上諏訪温泉から湯を引いた大浴場で、諏訪湖を望む眺めも評判でしたが、施設の老朽化や利用者の減少により、下り線は2025年10月末、上り線は2026年1月末に営業を終えました。

その代わりとして、中央自動車道では双葉SAや上り線の駒ヶ岳SAにコインシャワーが新設されています。名物だった温泉はなくなりましたが、ドライバーが体を休めるための設備は、形を変えて受け継がれているといえそうです。長距離移動時は、最新の設備情報を確認しながら休憩計画に組み込みましょう。

休憩の質を上げて、秋のドライブをもっと快適に

長距離のドライブでは、こまめな休憩が安全運転の基本です。その休憩の時間に、お風呂やシャワーでさっぱりできれば、心も体もリセットされて、この先の道のりがもっと楽しくなります。

サービスエリアやパーキングエリアは、あくまで休憩のための場所。無理のない範囲で立ち寄って、上手にリフレッシュしながら、秋のドライブを楽しんでみてください。次の遠出は、"お風呂に入れるSA・PA"を休憩ポイントに選んでみるのもおすすめです。

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