長距離ドライブの前に点検すべきポイントとは?
クルマにまつわるお悩みを解決!Q.大型連休中に初めて長距離ドライブをしますが、出発前に点検しておくポイントはありますか?
A.高速道路での出動件数の1位はタイヤのトラブル。タイヤの傷や空気圧をしっかりチェックすることが大切です。
車の点検には「日常点検」と呼ばれる、日頃から運行前に行う点検があります。まずは日常点検を実施し、燃料、冷却水、エンジンオイルなどをしっかりチェックし、必要があれば補充や交換をしておくと安心です。日常点検の項目とやり方については、ページ下部の「関連する情報はこちらから!」のリンクをご確認ください。
次に、長距離ドライブならではの故障トラブルについても注意しておきましょう。JAFロードサービスの調べによると、ゴールデンウイーク・お盆・年末年始などのドライブ時期は、ほかの時期に比べて救援要請が急増する傾向にあります。下表がゴールデンウイーク中の出動件数で、「タイヤのパンク・バースト、エア不足」が高速道路では1位、一般道路では2位になっています。高速走行中はタイヤに大きな負担がかかるので、まずタイヤの傷や空気圧、溝の深さをしっかり確認しておきましょう。
一般道路での1位は「過放電バッテリー」、いわゆるバッテリー上がりです。大型連休中は陽気もよくなりエアコンの使用が増えますし、渋滞も起きやすく、よりバッテリーに負担がかかりがちです。車種や使用状況等によって異なるものの、バッテリーの寿命は2、3年といわれているので、事前に自動車販売店や整備工場、ガソリンスタンドなどで点検してもらうといいでしょう。
高速道路では「燃料切れ」に注意!
高速道路では「燃料切れ」が2位になっています。一般道路も高速道路も、最近ガソリンスタンドが減少しています。しかも、初めて走る道ではスタンドの位置がわからないですし、連休中は激しい渋滞が起きることも多く、停止中に燃料が切れてしまうケースもあります。また、家族や荷物を多く乗せていると、いつもより燃費が悪くなって燃料が早く減るので、残量のこまめなチェックが重要です。出先でガソリンスタンドがあれば、早めの給油を心がけましょう。休日や夜間は営業していないこともあるので、事前に調べておくと安心です。
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