車検不要の小型EV『Lean3』が2026年8月発売! オートバックスが販売する次世代モビリティ
東京オートサロン2026で公開! 三輪構造で安定性抜群、家庭用電源で充電可能な小型EVの魅力1月9日から11日まで開催された世界最大級のカスタムカーの祭典「東京オートサロン」。株式会社オートバックスセブン(以下:オートバックス)は、その会場で2026年8月から取り扱いを開始する都市型小型EV「Lean3(リーンスリー)」を展示した。普通自動車免許は必要だが車検は不要の都市型パーソナルモビリティとして注目されている次世代型EVについて、その詳細と販売経緯や開発者の思いを紹介しよう。
車検不要の電動モビリティをオートバックスが販売!
モノアイのヘッドランプがジオン軍のモビルスーツのような雰囲気を醸し出している。乗り降りするためのドアは左側のみに設置されている。非常に流麗なスタイリングが特徴
Lean3は、スタートアップ会社であるリーンモビリティ株式会社が生産し、2026年8月から日本国内での販売・整備・メンテナンスをオートバックスグループが行う都市型小型EV。このLean 3のルーツは、2013年の第43回東京モーターショーで公開された「トヨタi-ROAD」で、2026年になり、待望の市販モデルが公開されたということになる。
Lean3の仕様は、全長2470mm×全幅970mm×全高1570mmの1人乗り。1名分のリアシートも装備するが、日本ではミニカー登録となるため乗車定員は1名となる。最高速度は時速60kmで、航続走行距離はWLTCモードで約100kmを実現している。充電時間は200Vの普通充電で約5時間、100Vの普通充電で約7時間。快適装備としてエアコンも装備され、車両本体価格は169万8000円からとやや高めの価格だが、「車検不要」という点は魅力だ。
クルマの快適性とスクーターの利便性を併せ持つ小型EV
ステアリングの右側にメーターパネルを設置。前2輪・後ろ1輪の3輪構造ながら、ステアリングはクルマと同じ形状を採用している
車両のセンターにシートをレイアウト。クルマのように室内はクローズドな空間となるため快適性は高い。エアコンも装備
法規上Lean3は乗車定員1名。リアにはシートも装備されているが人を乗せては走行できない。荷物の置き場として重宝する
スクーター用のタイヤを流用している。日常的な主なメンテナンスはタイヤ交換が中心となる。前2輪・後ろ1輪の3輪構造
Lean3は、コンパクトな車体で都市部の狭い道路や駐車スペースにも対応しており、三輪構造による高い安定性と安全性を誇る。普通自動車免許で運転可能だ。今回、Lean3の販売・整備・メンテナンスをオートバックスグループが行うことになったのは、すでに2024年2月から電動キックボードなど電動モビリティの取り扱いを開始しており、試乗・購入・整備・メンテナンスまでワンストップで提供している実績があるため。
リーンモビリティ株式会社 佐竹浩昌代表取締役CFOにどのようなメンテナンスが必要なのかを聞くと「エンジンは搭載していないためオイル交換などの必要はなく、タイヤ交換ぐらい」とのこと。また、コンピューターで一元管理しているので、トラブルの発生個所が簡単にわかるというメリットがあるそうだ。
また、ユーザー層においては、「若者から高齢者まで近所の買い物などに利用してもらいたい」とのこと。また、法人需要としては訪問介護などでの活躍を期待しているとのことだ。スクーターのような感覚で乗ることができ、大きな駐車スペースも必要がないので、利用者のメリットも大きい。
都市型小型EVが過疎地域の救世主となるかも!?
オートバックスでは今回のLean3の導入により電動モビリティのラインアップを拡充させ、より多くのユーザーのニーズに応えるとともに、アフターサービス体制を強化し、安心して利用できる環境を整え、市場拡大に貢献したいと考えている。
Lean3は都市型小型EVとしてさまざまなモビリティのひとつとして注目されているが、山間部などではガソリンスタンドが閉鎖となり、バスなどの公共交通も廃止になるなど移動の自由が奪われつつある。そうした地域の人たちにとっては家庭用電源で充電でき、エアコンも完備して快適に乗れるため、むしろ過疎地域で救世主と呼べる存在になるかもしれない
オートバックスはカー用品店というイメージが強いが、電動モビリティを取り扱い移動する自由を多くの人に提供している。Lean3もそのひとつとして都市部から地方の山間部などでのさまざまなニーズに対応する
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