小学生無料&はたらくクルマ体験・限定展示も!|自動車交通トピックス
文=萩原文博/写真=トヨタ博物館

トヨタ博物館で小学生無料のイベント! ハイウェイパトロールカーや救急車などはたらくクルマを展示

はたらくクルマのほか、幻のレーシングカー『トヨタ7ターボ』も初展示!

愛知県長久手市のトヨタ博物館では、2025年の夏休み期間中に小学生の入場無料キャンペーンを実施。はたらくクルマに触れられる体験型イベントや、トヨタ初のレーシングカー「トヨタ7ターボ」の限定展示、学芸スタッフによる特別ツアーなど、家族で楽しめる企画が盛りだくさん。クルマ好きも、自由研究を探している小学生も必見の内容です!

目次

世界の自動車とクルマ文化の歴史を紹介するトヨタ博物館

世界の自動車とクルマ文化の歴史を紹介するのが愛知県長久手市にあるトヨタ博物館だ。トヨタ自動車創立50周年記念事業のひとつとして1989年4月に設立されたこの博物館は、「クルマ館」と「文化館」で構成されている。

「クルマ館」では、19世紀末のガソリン自動車誕生から現代までの自動車の歴史を日米欧の代表的な車両約150台を展示。移動の自由を象徴する「乗用車」を軸に体系的に展示構成し、ほとんどすべての車両は走行可能な「動態保存」となっているのが特徴だ。

一方、「文化館」の「クルマ文化資料室」では「移動は文化」をテーマに、ポスターや自動車玩具、カーマスコットなど自動車にまつわる文化資料、約4,000点を展示。約800点のミニチュアカーを時間軸として、人々が織りなした多様なクルマ文化に浸ることができる。

夏休み期間は小学生無料のさまざまなイベントを開催!

はたらくクルマの展示一例

はたらくクルマ展示車両の一例

高速道路の安全を守るため、活躍しているトヨタハイラックスサーフをベースとしたハイウェイパトロールカーをはじめ、救急車や歴史を感じさせる消防車、ロンドンタクシーなどバラエティ豊かな車種が見られるのも魅力だ

はたらくクルマ展示車両の一例

高速道路の安全を守るため、活躍しているトヨタハイラックスサーフをベースとしたハイウェイパトロールカーをはじめ、救急車や歴史を感じさせる消防車、ロンドンタクシーなどバラエティ豊かな車種が見られるのも魅力だ

はたらくクルマ展示車両の一例

高速道路の安全を守るため、活躍しているトヨタハイラックスサーフをベースとしたハイウェイパトロールカーをはじめ、救急車や歴史を感じさせる消防車、ロンドンタクシーなどバラエティ豊かな車種が見られるのも魅力だ

はたらくクルマ展示車両の一例

高速道路の安全を守るため、活躍しているトヨタハイラックスサーフをベースとしたハイウェイパトロールカーをはじめ、救急車や歴史を感じさせる消防車、ロンドンタクシーなどバラエティ豊かな車種が見られるのも魅力だ

高速道路の安全を守るため、活躍しているトヨタハイラックスサーフをベースとしたハイウェイパトロールカーをはじめ、救急車や歴史を感じさせる消防車、ロンドンタクシーなどバラエティ豊かな車種が見られるのも魅力だ

7月19日から8月31日までの夏休み期間中は、小学生の入場料が無料となるだけでなく、さまざまなイベントが開催されるので紹介しよう。

8月8日から9月28日は体験イベント「乗ってみよう!ドキドキワクワクはたらくクルマ」を文化館2階企画展示室と文化館1階エントランスで開催。高速道路の安全を守るハイウェイパトロールカーやケガや病気の患者を病院に運ぶ救急車などに実際に触れることができる。さらに見学より楽しめる「オリジナル・ワークブック」を小学生以下のお子さんに数量限定でプレゼントも行う。

小学生の夏休みの宿題にピッタリなのが、7月30日~8月29日に開催される「夏休み学芸スタッフツアー」。企画者が語る!クラウン70周年特別ガイド、人力車が展示してある理由って!? 100年前のエネルギー大変革とは?展示車でたどるモータースポーツの歴史など各テーマを学芸スタッフが深堀りするツアー。テーマによって30分~60分と所要時間は違うがスタッフから裏話も出るかもしれないので必聴だ。

トヨタ初のレーシングカー『トヨタ7ターボ』も展示!

幻のレーシングカー『トヨタ7ターボ』

当時最速のレーシングカーと呼ばれたが、サーキットを疾走することができなかったことで幻のレーシングカーと呼ばれる『トヨタ7ターボ』

8月5日~9月7日はクルマ館1階エントランスに、トヨタ初のレーシングカーである『トヨタ7ターボ』を期間限定で展示。現在、世界ラリー選手権(WRC)をはじめさまざまなレースで活躍しているトヨタだが、トヨタ7は日本グランプリ制覇を期待して開発されたトヨタ初の本格的レーシングカー。7は、車両形態や製造台数によるカテゴリーで行われたレースのグループ7が由来となっている。

今回期間限定されるトヨタ7ターボは、1970年の日本グランプリに向けて開発されたレーシングカーで、5LV8エンジンに2つのターボチャージャーを装着し、最高出力800馬力を発生した。しかし、排気ガス規制対応と事故の影響で1970年の日本グランプリは中止。翌年からはレギュレーションが変更となり、このトヨタ7ターボは一度もレースに出場する機会のなかった悲運のレーシングカーと言われている。家族揃って当時最速のレーシングカーの勇姿をみることができる絶好の機会だ。

文化館3階の「クルマの図書館」では7月21日~9月30日まで「未来のクルマ屋へ−夢が動き出す本たち−」という豊田市中央図書館と図書の共同展示を開催。選書はトヨタ自動車の従業員が行い、モノづくりに興味を持ったり、クルマが好きになったきっかけの本などを展示する。

また、併設しているレストラン AIEWでは、夏の味覚が詰まった「夏季限定メニュー」が始まるなど館内すべてが夏一色に染まる。小学生のお子さんは入場料が無料なので、家族揃って行きやすくなっているのも嬉しい。さまざまなイベントの詳細は【トヨタ博物館】2025年夏イベント案内 でチェックしてほしい。

【トヨタ博物館のイベント&展示スケジュール一例】
●7月21日~9月30日「未来のクルマ屋へ−夢が動き出す本たち−」
●7月30日~8月29日「夏休み学芸スタッフツアー」
●8月5日~9月7日『トヨタ7ターボ』期間限定展示
●8月8日~9月28日「乗ってみよう!ドキドキワクワクはたらくクルマ」

「はたらくクルマ」のポスター。イベントによって開催日が異なるので要確認

「はたらくクルマ」のポスター。イベントによって開催日が異なるので要確認

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