常磐道・日立中央PAに「ハイブリッド型ファミマ」誕生! 人気のお土産「水戸の梅」も即ゲット!
無人決済エリア併設で快適リニューアル! スキャン不要で待ち時間ゼロ常磐自動車道・日立中央PA(上り線)に、無人決済と有人レジを組み合わせた画期的な「ハイブリッド型コンビニ」がリニューアルオープンした。この店舗は、高速道路上のコンビニとしては全国初の試みとなる、センシング技術を活用したスキャン不要の無人決済システムを導入している点が特徴だ。ドライブ途中に立ち寄る利用者の利便性が向上するとともに、一般道からアクセス可能なウォークインゲートも備え、地域住民の利用も見込んでいる。
無人決済×有人レジの「ハイブリッド型ファミマ」がPAに初登場
日立中央PA(上り線)に新しくオープンしたファミリーマートは、コンビニとしての機能はそのままに、レジに並ばなくても買い物ができる「無人決済エリア」と、従来の「有人レジエリア」を一つの店舗内に併設している。
無人決済は、都心部やオフィスビルなどではすでに導入が進んでいるが、無人エリアと有人レジを併設した「ハイブリッド型店舗」としての展開は、高速道路上では今回が初めてとなる。買い物スタイルを自分で選べるため、時間に余裕がある人も、急いでいる人も、どちらにも対応できる構造だ。
もう並ばない! 買い物を変えるセンシング技術
センシングにより商品を手に取りそのまま会計する流れ
無人決済エリアの仕組みはシンプルだ。入口のゲートを通って中に入り、必要な商品を手に取って、出入口付近の専用端末で支払いを済ませるだけでいい。
無人決済エリアの専用レジの様子
無人決済の仕組みには、カメラやセンサーによるセンシング技術が使われている。天井や棚に設置されたセンサーとカメラによって、利用者がどの商品を手に取ったかを自動で認識し、購入内容をリアルタイムで記録する。そのため、会計時にはスキャン不要で、画面に表示された商品内容を確認し、そのまま決済が可能だ。
有人エリアと無人エリアは以下のようなゲートで仕切られており、わかりやすい。
無人決済エリアの入口ゲートからは出られない仕組み
無人決済エリアでは、おむすび・飲料・菓子類、JAF Mate Onlineの茨城県お土産ランキングで第1位となった水戸の銘菓「水戸の梅」といった土産品など、スピーディーに持ち帰りやすい商品が対象となっている。
無人決済エリアの入口
一方で、ホットスナック・たばこなど、年齢確認や温め対応が必要な商品は、有人レジエリアでスタッフが対応している。
これにより、無人と有人のそれぞれの強みを活かした「選べる買い物スタイル」が実現されている。また、現金で支払いたい方や、操作に不安がある方も安心して使えるよう、両方のエリアを設けたハイブリッド構成となっているのが特徴だ。
「ウォークインゲート」で一般道からも利用可能! 地域住民も気軽に立ち寄れる
今回のリニューアルは、単に無人決済を導入しただけではない。スムーズな買い物によって、ドライブ中の休憩時間をより効率的に使えるようになることが大きなポイントである。混雑時でもレジ待ちのストレスが減り、時間に余裕を持って休憩や食事をとれる。
また、日立中央PA(上り線)には「ウォークインゲート」が設けられており、周辺の一般道から出入りできる構造となっている。これにより、高速道路の利用者だけでなく、地域住民も日常的な買い物場所として気軽に立ち寄ることが可能だ。
今後、こうした無人決済と有人対応を併せ持つ「ハイブリッド型店舗」は、高速道路上の新しいスタンダードとして広がっていく可能性がある。ドライバーにとっても、地域の方にとっても、より立ち寄りやすく快適なPAが増えていくことが期待される。
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