JAFが高齢者の免許更新をサポート! 「認知機能検査テスト」をウェブ公開

高齢ドライバーの交通事故防止に向けたコンテンツを拡充

JAFは2024年5月24日、ウェブサイト「エイジド・ドライバー総合応援サイト」上で、高齢ドライバーの安全運転に向けた認知機能検査テストを公開した。

目次

運転に必要な記憶力と判断力をウェブ上でチェック!

現在、運転免許証の期間満了時点で75歳以上のドライバーは、免許更新に際して、あらかじめ認知機能検査を受けなければならない。
認知機能検査では、記憶力や判断力を測定するため、表示されたイラストを記憶する「手がかり再生」検査 と、検査時の年月日や曜日、時間を回答する「時間の見当識」検査という2つの検査が行われる。
実際の検査では、受検者は検査用紙に回答するか、タブレットにタッチペンで回答を入力することになる。

JAFが公開した認知機能検査テストの例

JAFが公開した認知機能検査テストの例

今回JAFが公開した認知機能検査テストは、こうした2つの検査について模した内容で、PCやタブレット、スマートフォンを使って、ウェブ上で実際の試験をイメージしながら回答の練習をすることができる。

高齢ドライバーの家族にもおすすめ

このほかにも、エイジド・ドライバー総合応援サイトでは、高齢者の免許更新に必要な情報や、目や耳のテストなど、運転に必要な機能についてチェックとトレーニングができるさまざまなコンテンツが用意されている。
こうしたコンテンツで運転への適性を客観化することにより、高齢ドライバーが安全に運転を続けることができるかどうか、周囲の安心にもつながる一助となる。
高齢ドライバー本人だけでなく、ぜひ家族一緒にトレーニングしてみてはいかがだろう。

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