5年間で充電口数約2.7倍を目指す!高速道路SA・PAにおけるEV急速充電器整備の取り組みとは?
NEXCO東日本・中日本・西日本(以下:NEXCO3社)は、高速道路のSA・PAにおけるEV・PHEV車両向けの急速充電器整備実績や整備見直しについて公表した。 EV車のドライバーにとっての、走行中の心配ごとは、ガソリン車のガス欠にあたる「電欠」である。急速充電器が増えれば、その心配も軽減され高速道路が利用しやすくなるだろう。この記事では、2023年度までの実績と、2024〜2025年度の計画を解説する。
2023年度には急速充電器を合計129口増設完了
NEXCO3社は、充電事業者とともにSA・PAへの急速充電器の整備を進め、2024年4月19日に、2023年度の設置実績および2024〜2025年度の設置計画を発表した。
2024年度にはおよそ250口の急速充電器を増設
2020年度から2023年度までに、238口の急速充電器を新たに設置している。2023年度の前年比では、129口増設できておりEV急速充電器の設置が拡充されていることがわかる。なお、以前と設置数が変わっていない箇所でも、新機種に交換されている。
設置箇所では、全国にあるSA・PAのうち52か所で増設が完了しており、EVのドライバーは、さらに電欠の心配を減らせそうだ。
2024年度には、全国119か所のSA・PAにおよそ250口の急速充電器増設を予定しており、2025年度にはさらにプラスして全国114か所のSAやPAに増設を予定している。これにより、元々目標としていた増設数「5年で2.7倍」を達成できる見込みだ。
2025年度までに急速充電器の設置数を2020年度の約2.7倍となる約1,100口まで増設予定
この記事はいかがでしたか?
あなたのSNSでこの記事をシェア!