「ハイウェイめし甲子園」優勝は茨城県友部SAの3種肉セット みんなが食べたいSAグルメトップ3が集結!
SA・PAのレストラン自慢の121品を一般投票で選出NEXCO東日本エリアのサービスエリア・パーキングエリア(SA・PA)で提供する各店舗自慢の「ハイウェイめし」の人気を競うグルメトーナメント、「ハイウェイめし甲子園」のトップ3と特別賞の発表が行われた。
コロナ禍を経て、5年ぶりの開催となったネクセリア東日本主催による「ハイウェイめし甲子園」。東日本エリアのSA・PAにあるレストラン各々が新メニューを考案し、総勢121品を出品、一般投票によりトップ3が選出された。表彰式では1位から3位を獲得したシェフ達とイベントアンバサダーを務めるフォーリンデブはっしーさんが登壇し、受賞グルメの魅力を解説した。
1位 友部SA(上り線)「Ibaraki ~杜の詩いゃ! どうも~」
「Ibaraki ~杜の詩いゃ! どうも~」(1,500円)
1位に輝いたのは、茨城県友部SA(上り線)の「Ibaraki ~杜の詩いゃ! どうも~」。常陸(ひたち)牛、つくば鶏、つくば美豚(びとん)の3種の肉に彩り鮮やかなサラダと笠間の自然薯(じねんじょ)、舞茸スープ、付け合わせにブランド卵の奥久慈卵(おくくじらん)も。食材はすべて地元、茨城笠間産を使った地元愛あふれるメニューだ。さらに食器にまでこだわり、このメニューのために特別に製作された笠間焼の器に盛り付けて提供される。
試食の感想
「質のいいお肉が少しずつ3種類とも味わえるのが◎。常陸牛のわさびや鶏つくねに付ける濃厚な奥久慈卵、豚にのせる自然薯などで味変できるのも気が利いている。舞茸スープやカラフルなサラダも手が込んでいておいしかった」
2位 菅生PA(上り線)「SUGO!牛たんハンバーグ定食」
「SUGO!牛たんハンバーグ定食」(1,500円)
2位は宮城名物の牛たんを使用した菅生PA(上り線)の「SUGO!牛たんハンバーグ定食」。焼いて食べるイメージが強い牛たんを煮込み、ハンバーグにした一品だ。ハンバーグに添えてある牛たんは地元名物『仙台味噌』で煮込み、スープには『ずんだ』を使用するなど仙台グルメを余すところなく取り入れたメニュー。5時間煮込んだ牛たんハンバーグはお箸でも切れるほどのやわらかな仕上がり!
試食の感想
「牛たんも牛たんハンバーグもすごくやわらかくて感動。ジューシーな肉汁に仙台味噌がしみ込んでいて馴染みやすい味だと思った。ずんだのポタージュはほんのり甘くて舌ざわりもなめらか。それぞれボリュームがあり名物が詰まっていて満足度が高い!」
3位 市原SA(下り線)「市原豚丼温玉のせ」
市原SA(下り線)「市原豚丼温玉のせ」(1,300円)
3位は、丼から肉が飛び出すほど盛られた千葉県市原SA(下り線)「市原豚丼温玉のせ」。千葉県市原産のコシヒカリに、炭火でじっくりと丁寧に焼いた千葉県産の北総豚の肩ロースを豪快にトッピングした丼だ。タレが絡んだお肉はご飯がすすむ味付け。映えるビジュアルのせいでSNSでも人気に火が付いたのだそう。分厚くジューシーなお肉が焼けるときの香りは食欲をそそり、たまりません!
試食の感想
「とにかく豚肉が分厚く食べ応えがあった。甘辛で濃厚なタレは市原産コシヒカリとの相性バツグン! 半熟卵を絡めてマイルドに味変してもおいしい。香ばしい焼き肉の匂いにつられて注文する人が多そう。おなかいっぱい食べたい若い人や男性受けするメニュー」
特別賞として、はっしーさんが新潟県米山SA(下り線)「新潟うま辛丼(1,100円)」、宮城県菅生PA(上り線)「SUGO!牛たんハンバーグ定食(1,500円)」、群馬県横川SA(下り線)「上州下仁田ねぎ味噌カツ丼(1,000円)」の3品を選出した。
新潟県米山SA(下り線)「新潟うま辛丼」(1,100円)
宮城県菅生PA(上り線)「SUGO!牛たんハンバーグ定食」(1,500円)を食べるはっしーさん
群馬県横川SA(下り線)「上州下仁田ねぎ味噌カツ丼」(1,000円)
ハイウェイめしは、もはや旅先の途中で食べるグルメではなく、そのメニューを目当てに行きたくなるほどレベルが上がっている。ご当地グルメをお手ごろな価格で楽しめるのも人気の理由だろう。受賞した3メニューとエントリーしたメニューは2024年の1年間は継続して販売されるので、ドライブの際にはぜひ気になるハイウェイめしを食べてみてはいかが?