三光本耶馬渓道路が2024年3月24日に開通。耶馬渓や青の洞門へのアクセス向上に期待!
国土交通省は、三光本耶馬渓(さんこうほんやばけい)道路(田口IC〜青の洞門・羅漢寺IC間)が2024年3月24日午後3時に開通することを発表した。 三光本耶馬渓道路の開通によって観光地として知られる耶馬渓へのアクセス向上が見込まれるかたちだ。さらに災害時の交通網強靭化、救急医療の活動強化も期待される。
アクセス向上により周辺観光の活性化が期待される!
三光耶馬渓道路は、東九州道・中津ICと中津日田道路の本耶馬渓IC間の12.8kmを結ぶ道路計画だ。今回開通する区間は、すでに開業済みの中津IC~田口ICまでの2.8kmに接続し、新たに5.3km西進するかたちだ。この区間が開通することで、中津市街地や東九州道から、景勝地として知られる耶馬渓や青の洞門へのアクセスがより向上すると期待されている。
災害時の代替経路が完成し医療・防災面でも貢献!
三光本耶馬渓道路と並行する国道212号は、災害により年間約10日程度の通行止めが発生するなど、自然災害時のアクセスに課題があった。三光本耶馬渓道路の整備により、災害時の代替経路が完成するため、医療機関、災害に強い交通網としても期待されている。
残りの青の洞門・羅漢寺IC~本耶馬渓IC間は現在整備中だが、開通すれば、大分県北部の主要地域である中津と日田が高規格道路で結ばれるかたちで、さらなるメリットが見込まれる。
この記事はいかがでしたか?
あなたのSNSでこの記事をシェア!