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会津縦貫南道路 小沼崎バイパスが2024年3月3日開通で南会津の交通利便性が向上へ!

福島県土木部は、会津縦貫南道路 国道118号小沼崎バイパスが2024年3月3日に開通すると発表した。 小沼崎バイパスの開通で、道幅が狭く、落石が懸念される国道118号の一部区間を回避でき、安全性と利便性が向上する。2002年から延長約1.5kmのバイパス整備を進めてきたもので、会津縦貫南道路としては最初の開通区間となる。

目次

落石リスクのある現道を回避する新ルートとして開通

小沼崎バイパスの位置

総延長1.5kmの小沼崎バイパスは、南会津と会津若松を結ぶ約50kmの会津縦貫南道路の工区の一部として2024年3月3日午後3時に開通する。現道は幅員が狭く、急なカーブも多い上、落石のリスクもある。さらに冬場には積雪も見込まれるなど、通行する上で安全性のリスクが高い状況だ。

小沼崎バイパスの開通で、現道を橋とトンネルでショートカットできるようになり、安全性と利便性が向上するかたちだ。

会津縦貫南道路として初めての開通区間に。将来的な全線開通に期待!

会津縦貫南道路として初めて開通する小沼崎バイパス周辺は、湯野上温泉や芦ノ牧温泉など、温泉が有名なエリアとして知られている。道幅の広い新道の整備により、ドライバーのアクセスがより向上するかたちだ。

さらにこの小沼崎バイパスは、会津地方を南北に貫く会津縦貫道の一部として開通する。会津縦貫道が全線開通後すると、南会津エリアと会津若松・喜多方エリアが高規格道路で結ばれ、栃木県の日光エリアと会津エリアのアクセスも向上するだろう。

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