「東名高速道路」が全線開通したのは昭和44年! 物流の大動脈でもある高速道路の未来とは?
知っているとちょっと自慢できるクルマ関連の記念日東名高速道路の全線開通は、アポロ11号が人類史上初の月面着陸に成功した1969(昭和44)年。日本は高度経済成長期で、翌年には大阪での万国博覧会も控えていた。東京と名古屋を結ぶ「東名」は、今も物流の大動脈として経済活動や観光に重要な役割を果たしている。
5月26日は「東名高速道路全通記念日」
1969(昭和44)年5月26日、東名高速道路の東京ICから小牧ICまでの約346.7kmが全線開通した。これによって東京と名古屋間の移動時間が大幅に短縮され、東海道ベルト地帯の輸送の主要道路となる。
ちょうど日本は高度経済成長期で、静岡県や神奈川県の沿線地域の進展や観光需要の拡大にも大きく貢献した。東名高速道路の渋滞緩和と走りやすさに配慮した「新東名高速道路」(略称は新東名、第二東名)の御殿場JCTから豊田東JCTの約200kmが開通したのは2016(平成28)年2月13日。
2020(令和2)年12月には、新東名の御殿場JCTから浜松いなさJCT間の145kmが全面的に6車線化(片側3車線)運用となり、最高速度が時速120kmへ引き上げられたことで話題になった。新東名は現在も開発途中だが、2022(令和4)年12月に開催された「第5回 新東名高速道路連絡調整会議」で2027年度に全線開通の見込みと報告され た。
東京と名古屋を結ぶ主要道路であり、現在でも経済活動おいて重要な役割を果たす東名高速道路。地震や台風などの災害時には、救援物資や人員の迅速な輸送ルートにもなる。「東名」という愛称で親しまれているが、法律上の名称は「第一東海自動車道」
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