みんなの本音を大調査!JAFMate総研

温泉、観光、グルメにスキー… 魅力いっぱい、穴場も紹介! 冬の旅行を大調査!

2023.01.03

漫画=いぢちひろゆき/図版=宮原雄太

2023.01.03

漫画=いぢちひろゆき/図版=宮原雄太

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交通事情から日常の小さなことまで。JAF会員のアンケートから、世の中の潜在意識をちょっとだけ明らかにする「JAF Mate 総研」。今回のテーマは「冬の旅行」。寒さは気になるけれど、ウインタースポーツに、温泉に観光! 魅力あふれる日本の冬旅行について調査しました。

冬旅行まんが前半

冬旅行の魅力1位はやっぱり温泉!
穴場はお遍路、神社仏閣?

「あなたは、よく冬に旅行をしますか?」の問いに「はい」と回答したのは、約35.4%。
20歳代後半が62.6%と、飛びぬけて冬の旅行にアクティブでしたが、他の世代では「冬の旅行はちょっと苦手……」と感じている方も多い様子。
「はい」と回答した方に旅行の目的を尋ねたところ、「温泉」が45.3%とダントツ! 次いで観光が22.7%、スキー・スノーボードが14.9%、グルメが8.0%の順という結果となりました。

あなたが冬に旅行をするときの目的は?

冬旅行の目的グラフ

「温泉」と回答した方の中にはなかなかの温泉通とおぼしい方も多く、

  • 冬の会津地方は絶品! 会津若松城、大内宿、スキー場など年代や趣味に合わせたプランも組みやすく、温泉も最高です。一度夏に行ったあと冬にリピート旅行に行ってもっと好きになりました。(栃木県・20歳代・男性)
  • 雪が大好きな人におすすめしたいのが、山形県の肘折(ひじおり)温泉。豪雪地ですが温泉はとにかく温まりますし、気さくな地元の山形弁の方々との会話も楽しかったです。(愛媛県・40歳代・女性)
  • どうしても冬は「カニと温泉(もしくはスキー)」と思ってしまいますが、以前、海水浴などで夏のイメージがある和歌山の白浜温泉に冬に旅行したときは、人も少なくゆったりでき、シーズンオフでお値段も割安でした。(兵庫県・50歳代・女性)
  • 下呂温泉に妻と2人で行きました。翌年秋に長男が誕生(笑)。(大阪府・40歳代・男性)

と、お気に入りの温泉を教えてくれました。

数多くの冬旅行のエピソードが寄せられたなか、総研が注目したのは少数派の「冬旅行の目的はその他(スキー・スノーボード以外)のアクティビティ(2.7%)」「冬旅行の目的は学び(0.4%)」と回答した方の旅行プラン。

  • 歴史探索のため古寺や仏閣をよく巡るが、冬場は空(す)いている。誰もいない法隆寺で景観を独り占めできた。(神奈川県・60歳代・男性)
  • 美術館・博物館めぐり。冬は車が少なくドライブも快適。(山梨県・70歳代・女性)
  • お遍路。春と秋は人が多く、夏は暑すぎるので。(岡山県・60歳代・男性)
  • 冬のアミューズメントパークは空いていることが多い。正月明けは、混むことも行列も少なく、快適だった。(岐阜県・40歳代・男性)

といった穴場情報のほか、

  • 糠平(ぬかびら)湖でワカサギ釣りをするのが恒例。水がとてもきれいなので、ワカサギがとてもおいしく、外道でもこの湖のウグイはまったく癖がなくおいしく食べられる。帰りは糠平温泉につかって、冷えた体を温め、自宅に戻ってから居酒屋に釣果を持ち込んで皆で宴会をやるのが毎年の楽しみになっている。(北海道・50歳代・男性)
  • エンジンパワーが出しやすい冬は、遠方のサーキットのタイム計測やレースを兼ねてその地域の観光旅行へ行く。モビリティリゾートもてぎのサーキットは、周辺地域に店が少なく、囁(ささや)き声が反響するほど静かだったのが印象的だった。(三重県・20歳代・男性)

といった、冬ならではの魅力あふれる楽しみ方を教えていただきました。

やっぱり北海道? あえて沖縄?
こだわりの冬旅行あれこれ

冬の旅行の目的地として一番人気だったのは、グルメ、ウインタースポーツ、温泉と、世代によって楽しみ方もさまざまな北海道!

  • 北海道在住なので、雪の中のドライブを楽しんでいます。一般の車だと地吹雪や降雪状況によっては走ることも難しくなりますが、我が家のAWD(全輪駆動)は悪路走破性が高いので、苦になりません! 新雪を巻き上げて走るのも楽しいし、マニュアル車はなお楽しいです。(北海道・50歳代・男性)
  • 冬の北海道に一人で行ったとき、有名な峠に向かう途中前後に車はなく私一人。雪が降ってきてあっという間に道は真っ白になった。また、旅の最終日に宿の方に「飛行機の最終便まで時間があるので、おすすめの観光地はありますか?」と尋ねたら、「200㎞先でタンチョウヅルを見て、戻ってスイーツ巡りはどうですか? 充分間に合いますよ」と提案されて、道民は距離感覚がすごいなと感じました。その旅で700㎞は走ったことが懐かしく思い出されます。(神奈川県・60歳代・女性)

という、JAF会員らしい雪景色のドライブを楽しむ声も多かったのですが、なかには、

  • 真冬の北海道に車で行き、かろうじて前の車のブレーキランプがうっすら見える程度の猛吹雪の中、峠越えしたことが忘れられません。(大阪府・50歳代・女性)
  • 15年くらい前の年末、高速道路で温泉に向かって走行中、猛吹雪に遭遇! 視界不良ながら、事故車がいっぱいの路肩を横目にノロノロ運転を余儀なくされ、予定より5時間遅れ、疲れ果てたものの無事到着。ホテルのスタッフの優しい対応に感謝しました。(北海道・60歳代・女性)

という恐怖体験の思い出も!
旅行先での慣れない雪道に苦労したエピソードも多く寄せられ、

  • 2月に福島県の山の中にある温泉に日帰りで行ったときに、道に迷い雪道で動けなくなっているところを地元の四輪駆動車に助けてもらいました。その時「スコップがあれば大体は抜けられますよ!」と教えられてからは荷室に携帯スコップを積んでいます。(千葉県・70歳代・男性)
  • ある年の3月末に鳥取の三朝(みささ)温泉へ車で旅行しました。桜の開花が話題になる頃でしたので「雪道の運転はないだろう」と思っていたら、みるみるうちに天気が崩れ、雪模様に……。冬タイヤもチェーンも準備しておらず、途中で高速道路を降ろされて下道を恐る恐る走ったことがありました。(広島県・60歳代・男性)
  • 免許を取りたての頃、雪道の怖さも知らずにノーマルタイヤで信州にスキーに行った。峠道の下りのカーブで車が横滑り! 早朝だったので現地のカー用品店が開くまで待ってタイヤチェーンを購入したものの、前輪につけるのか後輪につけるのかわからず、寒い中何度も着脱を繰り返してしまいました。(大阪府・40歳代・男性)

といった、雪道の体験談も多く寄せられました。冬タイヤについてのエピソードは11月公開の「冬到来! みなさん、タイヤは替えましたか? 『冬のタイヤ事情』を調査」でもお伝えしましたが、走行する地域に合わせた適切なタイヤを使用し、無理のない安全な運転を心がけてくださいね。


冬ならではの雪景色を堪能するため北国へ向かう人も多いなか、あえて「冬の旅行こそ南国!」という方も。

  • 子供たちが小さかったとき、1月に沖縄に行きました。行きはフリースを着せていたのですが、沖縄の暑いこと! 現地で半袖Tシャツを購入し過ごしました。帰りの飛行機も半袖のままでしたが、地元の空港に着いたとたん激寒! 慌てて着替えさせ、現実に戻りました。(長崎県・50歳代・女性)
  • 高知県の柏島で正月ダイビング! 風が吹かなければ、肌がチリチリとするような日差しで、秋田から旅行に来ていた人は半袖短パン姿でした。海も穏やかで透明度が高く、南国の生物や暖流も相まって冬を感じない海中でした。(大阪府・60歳代・男性)
  • 何といっても沖縄。暖かいし、花粉もない。日本で一番早く桜が咲くのも見どころ。1月末から彼岸桜が楽しめる。(兵庫県・60歳代・男性)

と、一足早くお花見やマリンスポーツをエンジョイしている方も見受けられました。

嗚呼、スキーブーム!
青春のウインタースポーツエピソード

さまざまな冬の旅行のエピソードのなか、印象的だったのが1980年代がピークとされるスキーブームを体験した世代のエピソードの数々。

  • 1泊2日の合コンスキーツアーで、到着数時間後に骨折した。(大分県・50歳代・男性)
  • 20代の頃、同級生10人で冬の蔵王(ざおう)に。8人はしっかりスキーウエアだったが、私はトレンチコート、もう一人は普段着でリフトに乗った。(千葉県・60歳代・男性)
  • 昔スキー場に行った帰り道。外は猛吹雪なのに車の窓が故障で閉まらなくなり、全員スキーウエアと毛糸の帽子、ゴーグルをつけて帰った。(茨城県・60歳代・男性)

といった若さあふれる思い出のほか、

  • ブームの頃、同僚たちと仕事が終わってすぐに白馬までスキー・スノボに行きました。片道20時間余りかかり、ゲレンデまでも遠いロッジだったため、ロッジとゲレンデまでの往復が大渋滞。リフトも大混雑で、結局滑れたのはごくわずか……。翌日は昼前に帰ったのですが、また大渋滞。皆を家まで送り届けて家に帰るとバタンキューでした。(奈良県・50歳代・男性)
  • 30歳代の頃、誘い合わせて大人数でスキーへ行ったものの、関越トンネルが大渋滞。ものすごく時間がかかったため、二度とスキーに行きたいと思わなくなった。(埼玉県・60歳代・男性)
  • スキーブームだった頃、北海道のトマムスキー場で初めてダイヤモンドダストを見たときは「これがユーミンの歌にあるダイヤモンドダストか!」と、とても感動した。(香川県・60歳代・男性)

と、スキー人気の過熱を感じさせるエピソードが多数見受けられました。

寒いので冬は家にこもりがち、という方も多いようですが、

  • 山中湖に行った際に、霧氷という現象を目の当たりにして感激しました。木の枝に氷が結晶となって付着し、幻想的な景色でした。(神奈川県・60歳代・男性)
  • 九州からはるばる長野まで車で旅行。アルプスの銀嶺(ぎんれい)が太陽に輝き美しかった。(長崎県・70歳代・男性)
  • 雪遊びに家族でスキー場にいったとき、駐車場でカップラーメンを作って食べたら、意外にも子供たちには大好評! 白銀の世界で、家族だけの机と椅子、ちょっとした食事でも大満足な子供たちに恵まれ、うれしかったことを思い出しました。(静岡県・40歳代・女性)

と、冬にしか味わえない旅行の魅力もたくさんあることがわかった今回の調査でした。冬の旅行を敬遠していた方も、タイヤや装備を整えて、今年は地図を開いてみませんか?


冬旅行まんが後編

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