【全国580か所以上】栃木・日光初の牧場併設も! 日本RV協会認定「RVパーク」で楽しむ自由な車中泊旅
(写真=一般社団法人日本RV協会)

【全国580か所以上】栃木・日光初の牧場併設も! 日本RV協会認定「RVパーク」で楽しむ自由な車中泊旅

2025年9月に12施設を新たに認定

「車中泊をもっと快適に、安全に」。日本RV協会(JRが推進する認定車中泊施設「RVパーク」が、2025年10月1日時点で全国580か所に到達した。2025年9月には、牧場など地域の個性を生かした12施設が新たに認定。秋の行楽シーズンにぴったりな車中泊旅の新定番だ。

目次

RVパークとは? 車中泊をもっと快適にする「旅の拠点」

RV開設に必要なもの(写真=一般社団法人日本RV協会)

RV開設に必要なもの(写真=一般社団法人日本RV協会)

「RVパーク」は、キャンピングカーや車中泊仕様の車で安心して泊まれるよう整備された、日本RV協会(JRVA)認定の車中泊専用施設だ。全国の道の駅や温泉施設、宿泊施設、遊園地などに併設されており、電源設備や24時間利用できるトイレ、ごみ処理スペースなどを備えている。一般車での利用も可能で、車中泊を快適にできる環境が整っているのが特徴だ。

利用方法は施設によって異なり、事前予約が必要な場合と当日受付ができる場合がある。料金の目安は1泊あたり2,000円〜5,000円ほど。旅の途中で立ち寄る「拠点」としても活用できる。施設の検索や予約は、RVパーク公式ウェブサイト で簡単に行える。宿泊先に縛られず、自然の中で自分らしく過ごせるのがRVパークの大きな魅力だ。

車中泊がもっと楽しく! 全国580か所へ広がる「RVパーク」に12の新スポット登場

「RVパーク 大笹牧場」(写真=一般社団法人日本RV協会)

「RVパーク 大笹牧場」(写真=一般社団法人日本RV協会)

2025年10月1日時点で、全国のRVパークは580か所に。2025年9月には、酒蔵や牧場など地域の特色を生かした12施設が新たに認定された。

2025年9月に新たにRVパークに認定された12施設は下表の通り。

地域 名称 特徴
北海道網走市 RVパーク ABASHIRI BAY 網走市初! オホーツク海に面した絶景の地に位置するRVパーク
栃木県日光市 RVパーク 大笹牧場 日光市初、牧場併設型。高原の自然に囲まれた癒しの空間
千葉県鴨川市 RVパーク 寿萬亀 創業260年の酒造併設。直売所で買い物もできる
神奈川県南足柄市 RVパーク 丸太の森 緑豊かな森林に囲まれた癒しのスポット
静岡県周智郡 遠州森 RVパーク 東州の小京都。温暖な気候で年中快適
愛知県知多郡 RVパークcocoronlife 美浜若松 海辺のリゾート気分を満喫できるロケーション
滋賀県大津市 RVパーク HESTA近江舞子 琵琶湖を望む絶景ロケーションが魅力
滋賀県大津市 RVパーク 近江舞子トーンズ 琵琶湖や比良山を望み、抜群の景観
京都府南丹市 RVパーク アマンズガーデン直営BBQ場 手ぶらでBBQが楽しめるアウトドア型RVパーク
大阪府大阪市 RVパーク The Day Osaka 都市近郊にありアクセス抜群。関西観光の拠点に最適
兵庫県養父市 RVパーク 但馬の杜 COMOREBI Village 森の中に位置する癒し空間。自然と調和した滞在が楽しめる
岡山県和気郡 RVパーク ショッピングセンターサンモール 山陽道和気ICから約5分。商業施設併設の都市型RVパーク

今回、新たに開設した施設では、観光資源や地域文化と連携した運営が際立つ。たとえば「RVパーク 大笹牧場」では牛の放牧風景や牧場グルメを満喫でき、「RVパーク アマンズガーデン直営BBQ場」では手ぶらで訪れてBBQを楽しめる。ほかにも温泉、海辺、森林など、多様な環境の中で非日常の体験が可能だ。

“泊まるだけじゃない”!旅の自由度を広げる新しい車中泊の形「RVパーク」

これまでの宿泊にとらわれない、自由な旅スタイルが可能になるのがRVパークの魅力。施設数の増加により、目的地やルートに応じた柔軟なプランが立てやすくなった。近年はペット同伴可やWi-Fi完備の施設も登場し、使いやすく進化している。

「宿を探す手間がない」「自然の中で自分らしく過ごせる」といった魅力が詰まった車中泊旅。全国に広がるRVパークのネットワークを活用すれば、より快適で自由な旅が実現する。この秋、家族や友人との旅の選択肢にRVパークを加えて楽しんでみよう。

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