【圏央道】坂東IC〜大栄JCTで夜間通行止めへ! う回ルートを解説

【圏央道】坂東IC〜大栄JCTで夜間通行止めへ! う回ルートを解説

2025年11月4〜21日 午後8時〜翌朝5時に通行止めを実施

首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の坂東IC〜大栄JCT間で、2025年11月4日から21日までの夜間(午後8時〜翌朝5時)に通行止めが実施される。NEXCO東日本は、舗装や橋梁などの構造物補修、将来的な4車線化に向けた付帯工事を行うため、区間ごとに順次夜間閉鎖を実施すると発表した。通行止め中は迂回が必要になり、区間によっては通常よりも55分程度所要時間が増える見込み。ゆとりを持って移動しよう。

目次

坂東〜大栄JCT間の通行止めは3段階で実施! 各区間のスケジュールを確認

通行止めの区間(画像=NEXCO東日本)

通行止めの区間(画像=NEXCO東日本)

通行止めは土日を除く平日夜間(午後8時〜翌朝5時)に実施され、荒天時は予備日に順延される。対象となるのは次の3区間。

・坂東IC〜阿見東IC:2025年11月4〜5日[予備日11月6〜7日]
・常総IC〜阿見東IC:2025年11月6〜10日[予備日11月11〜14日]
・阿見東IC〜大栄JCT:2025年11月17〜21日[予備日11月25〜28日]

通行止め期間中は、坂東PA(内回り)と江戸崎PA(内外回り)も午後7時から翌朝5時まで閉鎖される予定だ。

通行止め期間中は一般道へ迂回! 出発前にルート確認を

通行止め期間中は、近隣の国道や県道を経由した迂回が必要となる。坂東IC〜大栄JCT間では、圏央道と常磐道を組み合わせた複数の推奨迂回ルートがあり、通常よりも所要時間が長くなる見込みだ。

迂回ルート(坂東IC~阿見東IC)(画像=NEXCO東日本)

迂回ルート(坂東IC~阿見東IC)(画像=NEXCO東日本)

たとえば、坂東IC〜阿見東IC間の迂回では国道354号や国道408号を経由するルートが推奨されている。通常約30分の所要時間が約55分増え、約85分に延びる見込み。(青色矢印)

迂回ルート(阿見東IC~大栄IC・成田IC)(画像=NEXCO東日本)

迂回ルート(阿見東IC~大栄IC・成田IC)(画像=NEXCO東日本)

また、阿見東IC〜大栄JCT間では、成田ICや大栄IC方面へ国道51号・国道295号を経由するルートが案内されている。いずれも交通量の多い幹線道路を通るため、通常よりも所要時間が25~30分以上増える見込みだ。

なお、迂回に伴う通行料金の調整(乗継調整制度)が実施されるため、一度高速道路を降りても余分な料金は発生しない。ETC車は指定ICを無線通過すれば自動で調整され、現金支払いの場合も「乗継証明書」を提出すれば対応可能だ。坂東ICはETC専用料金所だが、通行止め時にはETC車以外も流出と再流入ができる。ETC車以外はサポートレーンを利用し、現地係員の指示に従おう。

詳細なルート図や乗継ICの一覧、流出・再流入の指定箇所などは、公式ウェブサイト で確認できる。出発前に最新情報をチェックし、現地では案内標識や係員の指示に従って安全に走行しよう。

圏央道の2026年度中の全線4車線化を目指して! 坂東〜大栄間で整備が加速

圏央道の茨城〜千葉区間では、暫定2車線の対面通行区間が多く残っている。2025年8月、つくば牛久IC〜牛久阿見IC間(約6km)と阿見東IC〜稲敷IC間(約6km)の4車線化を完了。今回の坂東〜大栄JCT間の工事は、次の区間整備に向けたステップとして行われる。圏央道は、2026年度中の全線4車線化を目指している。

圏央道の4車線化によって、車線変更や追い越しの安全性が高まり、交通の信頼性や物流効率の向上が期待されている。NEXCO東日本では、平日夜間に工事を行うことで交通への影響を最小限に抑えつつ、安全で円滑な通行環境の確保を目指すとしている。

最新の道路交通情報は「ドラとら 」や、JARTIC(日本道路交通情報センター)の#8011のほか、NEXCO東日本公式X でも確認できる。高速道路走行中には、ハイウェイラジオ(AM1620kHz)や標識などで確認可能。事前に情報を入手し、時間に余裕を持った移動を心がけよう。

この記事はいかがでしたか?
この記事のキーワード
あなたのSNSでこの記事をシェア!