6輪F1マシン「タイレルP34」レプリカも登場! 第34回日本海クラシックカーレビュー開催 新潟県糸魚川に名車が集結

6輪F1マシン「タイレルP34」レプリカも登場! 第34回日本海クラシックカーレビュー開催 新潟県糸魚川に名車が集結

9月7日、フォッサマグナミュージアムで往年のクラシックカーと出会う一日

新潟県糸魚川市のフォッサマグナミュージアムで、「第34回日本海クラシックカーレビュー」が、2025年9月7日に開催される。1974年以前に製造されたクラシックカーが集結。希少車両の展示や市内を走るラリー、体験型コンテンツなどを通じて、往年の名車の魅力を存分に味わえるイベントだ。

目次

往年の名車が勢ぞろい! 6輪F1マシン「タイレルP34」レプリカも

(写真=第34回日本海クラシックカーレビュー)

(写真=第34回日本海クラシックカーレビュー)

会場には、1974年以前に製造された、今ではめったに見ることのできない貴重なクラシックカーが並ぶ。オリジナルの姿を保った名車や、丁寧にレストアされた希少モデルが一堂に会し、来場者の目を楽しませる。

6輪F1マシン「タイレルP34」のレプリカ(写真=第34回日本海クラシックカーレビュー)

6輪F1マシン「タイレルP34」のレプリカ(写真=第34回日本海クラシックカーレビュー)

今年の注目展示は、6輪F1マシン「タイレルP34」のレプリカ。1976年のF1世界選手権で活躍した実車を再現しており、独特な構造と存在感が来場者の目を引く。

走って、乗って、体感する! 五感で楽しむクラシックカー

走るクラシックカー(写真=第34回日本海クラシックカーレビュー)

走るクラシックカー(写真=第34回日本海クラシックカーレビュー)

日本海クラシックカーレビューの醍醐味のひとつは、クラシックカーが実際に公道を走行する「ジョイフルラリー」。約30台のクラシックカーが糸魚川市内を巡る姿は、まるで往年の風景の再現だ。沿道からの声援やカメラを構える人々が並び、熱気に包まれる。

1970年式のいすゞTSD40型ボンネットバス(写真=第34回日本海クラシックカーレビュー)

1970年式のいすゞTSD40型ボンネットバス(写真=第34回日本海クラシックカーレビュー)

1970年式のいすゞTSD40型ボンネットバスの試乗会も開かれ、昭和期ならではの座席配置や揺れを体感できる。試乗には整理券が必要で、当日会場で配布される。

クルマ文化を楽しむ「コンクールデレガンス」やフリーマーケットも

全出展車両を対象にした「コンクールデレガンス」では、クラシックカーの外観や保存状態、独自性が審査され、グランプリや準グランプリが授与される。細部まで手入れが行き届いた車両が並び、自動車文化の奥深さを感じられる。

そのほか、ミニカーやパーツが並ぶ、クラシックカー関連のフリーマーケット「オートジャンブル」や、地元グルメを味わえるケータリングスタンドも登場。来場者はクルマ鑑賞に加え、買い物や食事も楽しめる。

【追悼】Bow.氏の功績をたどる歴代ポスター展も開催

(写真=第34回日本海クラシックカーレビュー)

(写真=第34回日本海クラシックカーレビュー)

長年にわたり本イベントの公式ポスターを手がけてきたイラストレーター【Bow.】氏が2024年に逝去した。その功績をたたえ、フォッサマグナミュージアム内に特設スペースを設け、歴代ポスターを展示する追悼ポスター展を開催する。これまでイベントを彩ってきたデザインの数々を間近に鑑賞できる貴重な機会だ。入場は無料。

会場へのアクセスは路線バスがおすすめ

会場へは、糸魚川駅アルプス口から会場付近の「美山球場前駐車場」行きの路線バスが便利。片道100円、小学生以下は50円。会場周辺には駐車場もあるが混雑が予想されるため、公共交通機関の利用を推奨している。なお、シャトルバスの運行はない。また、安全確保のため、会場内でのドローン撮影は禁止されている。

クラシックカー文化の継承と地域交流を目的に続くこのイベントは、今年で34回目を迎える。展示や走行イベントなどを通じて、クラシックカーの魅力を存分に味わえる。

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