自動車整備が自宅で可能に! 「訪問特定整備」制度が2025年6月30日スタート! 法定整備の一部も対象
自動車の新しい整備制度「訪問特定整備制度」が、2025年6月30日からスタートする。この制度により、これまで工場でしか行えなかった整備の一部が、ユーザーの自宅や事業所でも受けられるようになる。工場に車を持ち込むのが難しい人にとって利便性が向上する。「訪問特定整備」では、12か月点検などの法定点検整備は対応可能だが、車検そのものや、車検に付随する24か月点検などの整備は対象外だ。
2025年6月30日に始まる「訪問特定整備」制度とは?
訪問特定整備制度について
国土交通省は、自動車整備の新しい仕組みとして「訪問特定整備制度」を導入する。これは、決められた条件を満たした整備業者が、ユーザーの自宅や事業所などに出向いて特定整備を行えるようにする制度である。この特定整備とは、ブレーキやエンジンなど、クルマの安全に関わる大事な部分を点検・整備する作業を指す。こうした整備はこれまで、安全確保の観点から認証を受けた整備工場内に限定されていた。
訪問特定整備制度には「訪問特定整備(フルパッケージ)」と「限定訪問特定整備」の2種類がある。
「訪問特定整備」は、設備が整った場所(例:運送会社の整備作業場など)で、特定整備を伴う12か月点検など、すべての特定整備が可能だ。一方、「限定訪問特定整備」では、法定点検整備や車検に関する整備は一切実施できず、以下の限られた作業のみが認められている。これは、安全と品質を確保できる条件下であれば、自宅など設備要件を満たさない場所でも対応可能だ。
・ブレーキパッドの交換
・発電機の交換
・スターターモーターの交換
・大特車のステアリングホース交換
ただし、どちらの整備も車検そのものや、車検に付随する24か月点検などの整備は対象外であり、たとえフルパッケージ認証を受けた整備業者でも、訪問では対応できない決まりとなっている。
特定訪問整備が導入される背景には、クルマを整備工場に持ち込むのが難しい人の増加や、整備業界の人手不足といった課題がある。こうした状況から出張整備のニーズが高まっており、安全性を確保したうえでニーズに応える新たな制度が求められていた。
訪問整備で変わる未来と残された課題
今回の制度によって、ユーザーはより便利に整備を受けられるようになる。クルマを整備工場に持っていく手間がなくなることは、利用者にとって大きなメリットとなる。特に、高齢者や子育て世代、事業用車を使う方にとっては便利な制度といえる。
自動車整備の選択肢が広がるこの制度は、これからの暮らしに合った新しい整備の形として注目されている。安全性と便利さを両立しながら、誰もが安心して利用できる仕組みへと成長することが期待されている。
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