マツダらしさを体験するコンテンツを拡充! ル・マンを制したマツダ767Bのエンジン音も再現
マツダミュージアムが一般公開を再開。見学には予約が必要2025年4月1日、マツダの創業からの歴史やヒストリックカーなどを展示する自動車産業見学施設、「マツダミュージアム」が部分改修を終えて一般公開を再開した。今回の部分改修では、マツダの魅力やこれまでの歩みに加え、これから目指す未来を臨場感豊かに体験できるコンテンツを充実させている。
実際にクルマを生産する工場も見学できるのが特徴
マツダ独自のSKYACITV技術を車両の分解展示により説明する
1994年に中四国で唯一の自動車産業見学施設としてオープンしたマツダミュージアムは、創業からの歴史やヒストリックカーを展示する自動車産業見学施設だ。マツダ広島本社の敷地内にある施設で、10の展示テーマで構成されていて、ZONE1~10まで辿ることで創立から現在、そして次の100年への歩みを見学することができる。
本社敷地内にあるマツダミュージアムは、名車やエンジンなどの実物を展示しているだけでなく、実際の組立工場を目の前で見学することができ、マツダのモノづくり精神をリアルに体験することができる。そのため館内の展示エリア(ZONE1~8およびZONE10)は撮影可能だが、工場内となるZONE9や敷地内の風景は撮影禁止となっている。
マツダミュージアムは、2022年5月に「ブランド発信拠点」としてリニューアル。そして部分改修を行い、コンテンツをアップデートして2025年4月1日に再オープンしたばかりだ。部分改修を行ったマツダミュージアムでは、従来の展示をベースにしながら「マツダらしさを体験するコンテンツ」を拡充している。
立体音響でエンジン音や歓声などリアルに再現
1991年のル・マン24時間レースで総合優勝を果たしたマツダ787Bも展示。立体音響で迫力のエンジン音や歓声も再現
まずは、最新のコンセプトカーであるMAZDA ICONIC SPの展示で、未来への期待を見学車に抱いてもらうマツダのビジョンの表現。そして、モータースポーツの歴史展示に立体音響の導入。1991年のル・マン24時間レースにおいて、日本車として初の総合優勝を果たしたマツダ787Bのエンジン音や歓声をリアルに再現することにより、モータースポーツの熱気や魅力を体験できる。また、バイオディーゼル燃料を活用した最新のモータースポーツ車両の展示を新設し、カーボンニュートラル実現に向けて挑戦するマツダの姿勢も表現している。
最後にクルマの基本となる技術をゼロから見直し、「走る歓び」と「優れた環境・安全性能」を両立したマツダ独自の「SKYACTIV技術」を具現化した車両の分解展示により、現代のマツダにつながる革新的なクルマづくりの体感できる、4つのコンテンツがアップデートされている。
マツダ独自のロータリーエンジンやディーゼルエンジンが、今後のカーボンニュートラルに向けて、どのような貢献ができるのか……、というのはマツダ車オーナーだけでなくても気になるところ。ぜひ、広島に行った際には、立ち寄ってマツダの過去そして未来を体感してもらいたい。なお、マツダミュージアムは入場無料だが、完全予約制で見学希望日の2日前までの受付が必要なので注意してほしい。
【マツダミュージアム概要】
■見学・予約方法:完全予約制
マツダミュージアム予約サイト
■入場料:無料
■案内言語:日本語(9:15~11:15)、英語(14:15~16:15)
■休館日:土、日、マツダの休業日
(年末年始、ゴールデンウィーク、夏期休暇など)
■問合わせ:インターネットでのお問合せ
■公式ホームページ:マツダミュージアム
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