東京オートサロン2025が開幕! プレリュードなどのプロトタイプカーの展示や、JAFもブースを展開
2025 年1月10日(金)〜12日(日)に、千葉県の幕張メッセで開催東京オートサロン2025が1月12日から千葉県の幕張メッセで始まった。会場となる幕張メッセにはドレスアップされたクルマを眺めたり、ブースで限定販売される商品を買ったりするため、初日から多くの観客が訪れている。盛り上がりを見せているオートサロンのJAFとカーメーカーのブースの模様を中心に紹介。
会場にレッカー車がやって来る!? JAFブースは親子連れも楽しめる
親子連れなどでにぎわうJAFブース
JAFブースでMRを体験
ゴーグル内で見える映像を提供していただいた。JAFのレッカー車が、通路からやって来る
ゴーグルをかけていると、目の前で故障したクルマを救援していく姿を見ることができる。会場内でバーチャルの映像が見られるのは新鮮な経験だ
JAFは西ホールにブースを出展している。今回は「自動車ユーザーの安全安心の支えとなるJAFロードサービス」がテーマで、ロードサービスについて体験できるコンテンツが充実している。
そんなJAFのコンテンツのひとつが「MRレッカー車」。MRとはMixed Realityの略で、仮想世界を体験する「VR(Virtual Reality)」とは異なり、仮想世界と現実世界が入り交じる体験ができるのが特徴だ。
実際にゴーグルをかけていると、会場内の通路を通ってJAFのレッカー車がやって来た。目の前で故障車を吊り上げると、別の通路から去っていく。JAFの会員になっていても、実際のレッカー作業を見る機会は限られる。現場ではどのような作業が行われているのか知ることができる体験だ。
タイヤを交換する親子連れ。子供に人気のコンテンツだ
親子連れが行列していたのは「タイヤ交換体験」。タイヤのボルトを付け外すことでタイヤ交換の方法を解説するもので、これもJAFが行うロードサービスのひとつだ。親子で協力しながらタイヤを交換する姿が見られた。
新型プレリュードやR32スカイラインのEVなどが並ぶ、カーメーカーのブース
会場には、日本車のメーカーを中心にブースが並んでいる。スバルは同社のスポーツブランド最高峰にあたるSシリーズの最新型「S210 PROTOTYPE」をお披露目。ホンダは、2023年のジャパンモビリティショーで世界初公開した「PRELUDE Concept」をベースに、スポーティーさに磨きをかけるエアロパーツを装着したカスタマイズモデルを公開している。
スズキブースでは、24年12月に発表された、スイフトスポーツZC33S Final Editionを展示
スバルが展示するS210 PROTOTYPE。Sシリーズは10代目となる
ダイハツは、ミラ イース GR SPORT コンセプトなどをお披露目した
トヨタは、歴代のレーシングカーなどをブースに並べている
日産が展示したR32 EV。スカイラインGT-Rをベースに2シーター化され、最高出力160kWのモーター2基を動力源にする
ホンダは、プレリュードのプロトタイプをカスタマイズして出展
マツダは、SPIRIT RACING ROADSTER 12Rを展示した。吸排気系などにチューニングを施したモデルで、200台限定で販売される予定だという
トライトンやデリカシリーズなど、三菱ブースではアウトドアユースを意識した車両が並んだ
カスタマイズカーや旧車も勢ぞろい
トムスのブースで展示されるGRヤリス
豊田章夫・トヨタ会長所有の旧車を並べたというモリゾウガレージ
オートサロンといえばドレスアップしたクルマが並ぶのが特徴のひとつ。今回も会場のあちこちにドレスアップしたクルマが並んでいる。旧車を展示するブースもあり、昔懐かしいクルマを眺めているだけでも楽しめる。クルマ好きの一大祭典は1月12日まで開催される。