東北道・関東エリアの2024-2025年末年始高速道路の渋滞状況は⁉
東北自動車道(東北道)で、年末年始に発生する10km以上の交通渋滞予測をNEXCO東日本が発表した。帰省ラッシュやUターンラッシュで渋滞が予測される箇所や時間帯を確認して渋滞を回避し、安全で快適なドライブにしたい。
東北道・関東エリアで10km以上の渋滞は7箇所の発生予測
東北道で10km以上の渋滞発生が予想されている箇所は、下り線(宇都宮方面)は1月2日に1箇所、上り線(川口方面)は1月2日~1月4日に6箇所の計7箇所が予測されている。7箇所の渋滞発生予測日時は下記の通り。
東北道(下り線)
1月2日 午前9時~午後2時(ピークは午前11時)ごろ
・羽生PA付近で最大25km/渋滞通過時間最大約50分
東北道(上り線)
1月2日 午後2時~午後9時(ピークは午後6時)ごろ
・加須IC付近で最大30km/通過時間最大約60分
1月2日 午後5時~午後9時(ピークは午後8時)ごろ
・蓮田SA付近で最大10km/通過時間最大約20分
1月3日 午後2時~午後6時(ピークは午後4時)ごろ
・上河内SA付近で最大15km/通過時間最大約40分
1月3日 午後2時~午後10時(ピークは午後5時)ごろ
・加須IC付近で最大35km/通過時間最大約70分
1月4日 午後3時~午後7時(ピークは午後6時)ごろ
・西那須野塩原IC付近で最大10km/通過時間最大約25分
1月4日 午後4時~午後8時(ピークは午後6時)ごろ
・羽生PA付近で最大15km/通過時間最大約30分
渋滞の発生所や渋滞長、ピーク時間の渋滞通過時間などの詳細は、渋滞発生予測箇所のポイントマップで確認できる。事前に渋滞予測箇所を確認し、渋滞を回避するため移動時間を前後にずらすなど検討したい。
なお、東北道における7箇所の渋滞予測箇所はすべて関東エリアで、東北エリアでの渋滞予測は発表されていない。
20km以上の特に激しい渋滞が予測されるのは3箇所
中でも20km以上の激しい渋滞が、1月2日(下り線)で1回と1月3日(上り線)に2回の合計3箇所で予測されている。
東北道(下り線)
2025年1月2日 午前9時~午後2時(ピーク 午前11時)
・羽生PA付近先頭に最大25km(岩槻IC→館林IC)
・ピーク時通過時間:約50分(通常時間+35分)
画像:NEXCO東日本
東北道(上り線)
2025年1月2日 午後2時~午後9時(ピーク 午後5時)
・加須IC付近先頭に最大30km(栃木IC→加須IC)
・ピーク時通過時間:約60分(通常時間+45分)
2025年1月3日 午後2時~午後10時(ピーク 午後5時)
・加須IC付近先頭に最大35km(栃木IC→加須IC)
・ピーク時通過時間:約70分(通常時間+50分)
画像:NEXCO東日本
東京から仙台への移動は常磐道がおすすめ
画像:NEXCO東日本
画像:NEXCO東日本
東京から仙台へ移動する場合に渋滞を避けるためには、日時をずらす方法だけでなく、ルート変更する方法もある。東京から仙台へ移動する場合、通常時には東北道を利用した方が所要時間が短い。
しかし2024年1月2日帰省ラッシュ時には、常磐道ルートを利用した方が、最大50分程度所要時間が短くなったという。2025年の帰省ラッシュ時にも、東北道では最大35kmの渋滞が予測されているため、常磐道の利用も検討したい。
休日割引対象外の土日・祝日を避け、安全・快適なドライブを
年末年始の土日・祝日の7日間(12月28日、29日、1月1日〜5日)は、高速道路の渋滞緩和策として実施されているETCの休日割引は適用されない。
NEXCO東日本では、2024-2025年年末年始渋滞予報ガイドの特設サイトを開設している。サイト内では日別の渋滞発生予測か所を地図で確認できるポイントマップのほか、NEXCO東日本公式の渋滞予報士による、地域の渋滞予報や渋滞の回避対策も確認できる。
LINEやX(旧Twitter)の公式アカウントから発信する高速道路の情報も上手に活用して渋滞を回避し、年末年始を安全・快適なドライブにしたい。