東名阪道(名古屋西IC~伊勢関IC)で2024年4月に集中工事を実施。通行止めの期間や時間帯は?

NEXCO中日本名古屋支社は、東名阪自動車道(東名阪道)の名古屋西IC〜伊勢関IC(三重県津市/亀山市)間の上下線で、集中工事を行うと発表した。期間は2024年4月1日から4月25日までの予定だ。車線規制にともない、10km以上の渋滞も予測されており、経路によっては迂回ルートの方が早く到着できるケースもあるため、事前によく確認しておこう。

目次

4月の平日に計16日程で車線規制

東名阪道の名古屋西ICから伊勢関IC(上下線)での車線規制の実施日

東名阪道の名古屋西IC~伊勢関IC(上下線)間では、4月中の土休日を除き、昼夜連続で車線規制が行われ、渋滞も発生する見込みだ。NEXCO中日本は迂回ルートの検討と、工事の実施状況や当日の交通情報の確認を呼び掛けている。

10km以上の渋滞予測も

今回の集中工事による車線規制のため、東名阪道では早朝から夜間にかけて10kmを超える渋滞が予測されている。なお、2024年4月6日~4月17日には、名二環内回りの名古屋西JCTから清須西IC間でも、昼夜連続通行止めが実施されており、併せて注意が必要だ。NEXCO中日本は、時間をずらしての利用や迂回ルートの活用を呼びかけている。東名阪道で予測される渋滞は以下のとおりだ。

【上り線(名古屋方面)】
・亀山IC付近で最大4km(午後)
・四日市IC・四日市東ICおよび桑名IC付近で最大10km(朝夕)

【下り線(伊勢・大阪方面)】
・桑名東IC付近で最大12km(午前中)
・弥富IC・四日市ICおよび亀山JCT付近で最大10km(朝夕)

※その他、名古屋西ICから名二環にかけて渋滞が続くことから、名二環でも最大3km程度の渋滞が予測されている。

新名神と伊勢湾岸道への迂回がおすすめ

東名阪集中工事にともなう迂回ルートの地図

工事期間中、東名阪道では車線規制が行われ、渋滞が予測されている。新名神・伊勢湾岸道を経由する迂回ルートの方が、短い所要時間で到着できるという。なお、NEXCO中日本は、東名阪道と新名神との行き来について、亀山JCTと新亀山JCTの利用を推奨している。

【上り】
工事区間 亀山 JCT-(東名阪道)-四日市 JCT 所要時間:約50分
迂回ルート 亀山 JCT-(新名神)-四日市 JCT 所要時間:約25分

【下り】
工事区間 名古屋西JCT-(東名阪道)-四日市 JCT 所要時間:約60分
迂回ルート 名古屋西JCT-(名二環)-飛島JCT-(伊勢湾岸道)-四日市JCT 所要時間:約30分

東名阪道の亀山ICから亀山西JCTを経由して新名神に行き来する際の迂回ルート

料金の調整はある?

NEXCO中日本は、この工事期間中に迂回した場合に限り、原則として工事区間を直通利用された場合の料金と同額となるよう通行料金を調整すると発表した。この料金調整は全車種適用されるが、ETC搭載車種のみの適用なので注意しておこう。料金調整ができる迂回ルートは以下のとおりだ。

東名阪の工事にともなう料金調整

エリアA E23 東名阪道 桑名東 IC、桑名 IC、四日市東 IC、四日市 IC、鈴鹿 IC、
亀山スマート IC、亀山 IC
E23 伊勢道 芸濃 IC、津 IC、久居 IC、一志嬉野 IC、松阪 IC、勢和多気 IC、玉城 IC、伊勢西 IC、伊勢 IC
E42 紀勢道 大宮大台 IC、紀勢大内山 IC、紀伊長島 IC
E1A 新名神 菰野 IC、鈴鹿 PA スマート IC
C3 東海環状道 大安 IC、東員 IC
経由地点 E1A 伊勢湾岸道 飛島 JCT、東海 JCT、名古屋南 JCT のいずれか
エリアB C2 名二環 一部を除くすべての IC
(名二環 名古屋本線料金所を除く)
名古屋高速 一部を除くすべての入口・出口
(一宮、一宮西春、春日、小牧、堀の内、豊山北を除く)

料金調整の対象期間は、工事期間と同じ 2024年4月1日~4月25日で、工事終了と同時に料金調整も終了する。

なお、迂回ルートが工事区間のルートより料金が安くなる場合、料金調整は適用されず、通常の利用料金と判断される。また、東名・名神へ乗り継く走行の場合は、料金の調整は適用されない。こちらもあわせて注意しておこう。

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