札幌テレビ塔や渋谷ヒカリエ、善光寺、京都タワー、姫路城、出雲大社が緑の光にライトアップ。そのメッセージとは?

日本緑内障学会が2024年3月にライトアップキャンペーンを実施

日本緑内障学会は各地のランドマークや医療施設をグリーンにライトアップする「ライトアップinグリーン運動」を、世界緑内障週間(2024年3月10~16日)に合わせて展開する。

目次

安全運転にも重要な眼を緑内障から守るため、一度眼科検診を

緑内障とは、進行性の眼の病気で、初期から中期には視力は良いため自覚症状がないまま視野が次第に欠けていく病気だ。進行すると信号機や標識、他の歩行者などを見落とすなど、車の運転も含めた日常生活に支障をきたすようになるという。

日本では視覚障害の原因疾患の1位となっており、40歳以上の20人に1人が罹患しているともいわれている。

ライトアップされた出雲大社

ライトアップされた出雲大社

期間中は全国各地のシンボルが緑に染まる

この「ライトアップinグリーン運動」を通じて同学会が伝えようとしているのは、緑内障についての正しい認識と理解の普及だ。

期間中は北海道の札幌テレビ塔や、東京都の渋谷ヒカリエ、長野県の国宝 善光寺、京都府の京都タワー、兵庫県の世界遺産 姫路城、島根県の出雲大社など、日本各地の公共機関や施設などが緑色の光に染まる。

緑色のライトには、緑内障の「早期発見・継続治療」と、将来にわたって視覚を守っていくという「希望」というメッセージが込められている。

また、各地の診療所や病院、眼鏡店などでもライトアップが実施され、期間中は無料検診・無料相談も行われる。

この機会に自分の視覚への関心を高め、検診を受けてみてはいかがだろう。

「ライトアップinグリーン運動 2024」実施施設など詳細は、下記リンクへ

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