関越道・三芳スマートICに練馬方面への出入口が追加。3月10日の運用開始で周囲の渋滞改善も期待
NEXCO東日本関東支社は、関越自動車道(関越道)・三芳スマートICがフル化整備を完了し、2024年3月10日午後3時に開通すると発表した。 これまでのハーフ運用では、下り線(川越・湯沢方面)への入口と上り線(所沢・練馬方面)の出口しか利用できない状態だったが、開通によりETC搭載車は双方ともに通行できるようになる。また、車種制限による不便さも改善されるだろう。
これまでできなかった、練馬方面への行き来が可能に
三芳スマートICは、関越道三芳PAに隣接する24時間利用可能なスマートICだ。2024年3月10日からは練馬方面との出入口が整備されるとともに、車長12m以下のETC搭載車が上下線ともに通行できるようになる。
なお、三芳PA上り線(所沢・練馬方面)の三芳スマートICでは、フル化と同時に運用方法が変更される。これまではPA立ち寄り後でもスマートICから出場できていたが、3月10日以降はPA利用後の出場ができなくなるため注意しよう。
三芳スマートICによって、周辺の一般道の渋滞緩和も期待
三芳スマートIC開通の効果として、利便性向上や地域活性化などが挙げられる。
これまで三芳町内から関越道で東京方面に向かうためには、国道254号などで所沢ICに向かう必要があり、交通量の多さによる慢性的な渋滞が課題だった。今回の開通で、三芳スマートICから直接東京方面に向かえるようになり、国道254号の混雑緩和や物流の定時制の確保が期待されている。
また、東京(練馬)方面からでも三芳スマートIC出口を利用できるようになるため、地元では観光客の増加や知名度向上を期待する声もあがっている。
そのほか、災害対策の面でも効果が見込まれる。三芳PAは首都直下地震等が発生した際には緊急車両の拠点として想定されており、スマートICが開通することで、迅速な救助活動に貢献するだろう。
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