「オートカラーアウォード2023」N-BOXのオータムイエロー・パールがグランプリに!
モビリティのカラーコンテストでグランプリが決定!一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA)が主催する「オートカラーアウォード2023」で、オータムイエロー・パールのボディカラーを採用したホンダ・N-BOXがグランプリに輝いた。また、ヤマハ・YZF-R7が特別賞に。その受賞理由と評価ポイントとは…?
2023年で25回目を迎えるモビリティのデザイン顕彰
「オートカラーアウォード」は、日本流行色協会が1998年から開催し2023年で25回目を迎える顕彰制度で、モビリティのカラーデザインの企画力や、形との調和を含む、内外装すべてのカラーデザインの美しさを評価する。審査の視点は、「市場に影響を与えたか」、「モビリティのカラーデザインとして企画・発想が優れているか」、「デザインの企画・発想が他業種の手本となりえるか」、「従来にない色域に挑戦して成果をあげているか」、「狙い通りのカラーが表現されているか」、「モビリティ全体でカラーの調和が考えられているか」など。対象はとなるのは、国内で購入またはリース可能なモビリティ(審査当日に実車展示可能なもの)。
グランプリは「ちょうど良い」イエローを実現したN-BOX
「オートカラーアウォード2023」は12月13日に12台のノミネートデザインの中から審査が行われ、オータムイエロー・パールのホンダ・N-BOXがグランプリを受賞した。また、2023年度はヤマハファクトリーレーシングブルーのカラーリングが鮮やかな、ヤマハ・YZF-R7が特別賞として選ばれた。
車のカラーデザインとしては難しい色合いのイエローを「ちょうど良く」実現した点も高く評価された。
N-BOXのインテリア。新しい表現の異色ミックス樹脂カラーと家の壁材のような新シボにより、リビングライクで毎日くつろいで過ごせる室内を提供している。
●ホンダ・N-BOXの受賞理由(一部抜粋)
N-BOXはカスタマーの行動をよく観察し、機能性と楽しさをリズミカルに表現していた。エクステリアのイエローは車のカラーデザインでは難しい色相で、少しずれるとアウトドアイメージが強すぎたり、汚く見えてしまったりするが、N-BOXはほっこり温かくなるような「ちょうど良い」イエローを実現したことが評価された。
レースファンとともに作り上げた外装デザインが美しい
走行時にグラデーションのように見える配色が高評価。ファンの要望を採り入れたデザイン手法も高く評価された。
●ヤマハ・YZF-R7の受賞理由(一部抜粋)
ファンの要望を引き出してより美しいCMF※デザインを作り上げた。この方法は、CMFデザインの新しい在り方として高く評価された。微妙に色相がずれた2色のブルーが太陽の光が加わることで調和しており、難しいツートーンを見事に成功させた。また、走行時にグラデーションのように見え2色がうまく交わることにも驚きを感じる。
- ※CMF=どんな物にも存在するサーフェス(表面)を構成する3つの要素、Color(色)、Material(素材)、Finish(仕上げ)のこと。CMFデザインは、美しさや機能性を向上させ物の価値を高めるための表面デザイン。
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