自動車交通トピックス

1949年当時のカラーリングを再現した船橋の「タクアンバス」が運行開始!

10月9日に船橋アリーナでイベントも開催

2023.10.03
2023.10.03
1年点検を受けると、だれにでもチャンス

新京成グループの船橋京成バス株式会社の創立20周年記念行事として、1949年当時から「タクアンバス」と呼ばれ親しまれていたバスのカラーリングを再現したレトロバス車両を、2023年9月25日より運行を開始。10月9日には船橋アリーナにて、20周年復刻塗装バス展示&体験乗車イベントを開催する。

黄色が目立つことから「タクアンバス」の愛称に!

今回のレトロバス車両は、1949年(昭和24年)に新京成電鉄の自動車部として営業を開始した当時のカラーリングを再現。黄色い塗色が目立つことから「タクアンバス」の愛称で親しまれたカラーリングとなる。また、運行当時のイメージを可能な限り再現するため、ボディ側面と後部には「新京成電鉄バス」と、当時の社名が入れられている。

さらに内装は、木の床をイメージしたシリコーン樹脂製の木目調床材を使用。座席は当時のバスが多く採用していた紺色のモケット調生地を採用するなど、昭和の匂いが漂うレトロな仕上げとなっている。なお、今回運行するレトロ車両は1両のみで、運行路線は船橋新京成バス鎌ヶ谷営業所の各路線(一部の路線を除く)。

タクアンバスのカラーリングを再現したレトロ車両の外観

「タクアンバス」の愛称で親しまれた1949年当時のカラーリングを再現。ボディ横と後ろには「新京成電鉄バス」と当時の社名が入れられている点も、マニアにはたまらないこだわりポイント。

昭和の雰囲気を再現したレトロ車両の内装

内装もレトロな雰囲気。昭和のバスに多く採用されていた紺色のモケット調生地を使用したシートや、木目調のシリコーン樹脂製素材で木の床も再現。当時を回想したくなる演出が施されている。

 1949年の開業当初から「タクアンバス」の愛称で親しまれていた新京成電鉄バス

黄味がかったクリーム色と深緑の塗色から「タクアンバス」の愛称で親しまれてきた新京成電鉄バス。写真は1960年代に鎌ヶ谷営業所で撮影されたと思われるツーステップバス(写真=新京成電鉄)。

10月9日に船橋アリーナで体験乗車もできる!

10月9日(月・祝)には、同車両の体験乗車イベントも開催される。イベントでは体験乗車のほか、普段は座ることができない運転席へ座ることができる特別展示、レトロバスに使用されている座席の生地を使った数量限定のレアグッズ販売などが予定されている。さらに、来場記念として先着600名に「20周年復刻塗装バスエコバッグ」も用意している。

20周年復刻塗装バス&体験乗車イベント

開催日時 2023年10月 9日(月・祝)10:00~14:00
開催場所 船橋アリーナ(船橋市習志野台7-5-1)
※船橋アリーナスポーツフェスティバル会場内船橋アリーナ線のりば付近
開催内容 ●復刻塗装バス体験乗車(10:00~12:00の間で4便を運行・無料)
車内では1949年運行当時に乗務していた車掌を実演。
※乗車には当日9:50から会場(船橋アリーナ線のりば付近)にて配布される
整理券が必要(先着120名)。
●復刻塗装バス特別展示(12:00~14:00)無料
普段は座ることができない運転席に座ることができる。
●グッズ販売(数量限定)
・レトロバスの座席に使用した生地を使用したグッズ(イベント当日のみ限定販売)
・船橋新京成バスに関係する限定キーホルダーのガチャガチャなど
※販売予定のグッズは新京成電鉄公式X(旧Twitter)にてお知らせ。
体験乗車 1301号車または1302号車のうち、いずれか1両を体験乗車
展示車両 ※展示車両の故障などの都合により急遽変更となる場合あり。
来場記念品 20周年復刻塗装バスエコバッグ(先着600名)
※1人につき1点まで、なくなり次第終了
  • 整理券の取得、グッズ購入のための会場付近での泊まり込みや当日の9:50以前からの待機はご遠慮ください。
この記事のキーワード
この記事をシェア

この記事はいかがでしたか?

関連する記事Related Articles