2023年お盆休みの帰宅ラッシュ状況は? 名神高速と九州自動車道上り線の渋滞予測

渋滞時は死傷事故も多くなるので要注意!

NEXCO西日本は、2023年のお盆期間(2023年8月9日から8月16日までの8日間)の管内の高速道路における交通集中による10㎞以上の渋滞予測をとりまとめ発表した。

目次

名神高速道路上り線の渋滞は慢性的に5日間以上!

NEXCO西日本によると、上り線の渋滞予測は下り線に比べ長期間続き、10㎞以上の渋滞は8月9日(水)から16日(水)までに67回発生し、11日(金)には30㎞以上の渋滞も予想されている。
最大の渋滞長は8月11日(金)10時頃の名神高速道路・大津IC付近で30㎞以上。渋滞時通過時間は約2時間の見込みだ。

また、九州自動車道の上り線では8月13日(日)がピーク。広川IC付近で25㎞の渋滞が予想されている。渋滞ピーク時刻は9時頃、菊水ICから久留米ICまでは約1時間15分となっている。

名神高速道路・九州自動車道上り線の渋滞予測(ピーク時渋滞長25㎞以上)

道路名 渋滞発生個所 渋滞発生予測日時
( )内はピーク時刻
渋滞区間
(末尾側IC→先頭側IC)
ピーク時
渋滞長
通常時
通過時間
渋滞ピーク時
通過時間
名神高速道路(上り線)
大阪から名古屋方面
大津IC付近
(滋賀県大津市)
8月11日(金曜)
6時~16時頃(10時頃)
茨木IC→大津IC 30km 約25分 約2時間
名神高速道路(上り線)
大阪から名古屋方面
大津IC付近
(滋賀県大津市)
8月13日(日曜)
6時~18時頃(9時頃)
高槻JCT→大津IC 25km 約20分 約1時間40分
九州自動車道(上り線)
鹿児島から山口方面
広川IC付近
(福岡県八女郡広川町)
8月13日(日曜)
13時~22時頃(18時頃)
菊水IC→久留米IC 25km 約15分 約1時間15分

渋滞時は死傷事故率が40倍にもなるので運転は要注意!

渋滞発生時には死傷事故も多く発生する。渋滞時は非渋滞時に比べ約40倍も死傷事故率が高くなる(NEXCO西日本の調べ)ため、特に注意が必要だ。なるべくお盆期間中の渋滞発生予測日時を避けて利用するようにするほか、渋滞情報をまめに確認して利用時間を調整しよう。

また、トンネルや上り坂で速度が落ちると、渋滞が発生しやすくなるので、注意喚起の表示がある場合は注意して走行しよう。さらに渋滞緩和のため「車間距離をつめ過ぎない」、「追い越し車線に集中しない」という運転も心がけよう。

トンネル手前の速度注意の標識

トンネルなど渋滞が発生しやすい場所には「速度注意」の標識もあるので、なるべく速度を落とさず走行するようにしよう(写真=NEXCO西日本)。

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