失明に至ることもあり、運転にも影響を及ぼす緑内障。40歳を過ぎたら定期的な検診を
日本緑内障学会が3月にライトアップキャンペーンを実施日本で視覚障害の原因疾患の1位である緑内障。40歳以上の20人に1人が罹患しているともいわれている。視野が次第に欠けていき、進行すると日常生活に支障をきたすようになる病気だ。信号機や標識、他の歩行者などを見落とすこともあり、運転中のリスクにもつながる。
緑内障は検診で早期発見し、継続して治療することが必須だ。薬の投与や手術などの治療により、生涯にわたってQOL(生活の質)を保つことができる人も増えている。しかし、初期・中期には自覚症状が無いために緑内障にかかっていることに気づかない場合も多く、治療の中断をもたらすこともあるという。
「ライトアップinグリーン運動」のポスター
そんな緑内障の認知と啓発に向けて、日本緑内障学会は各地のランドマークや医療施設をグリーンにライトアップする「ライトアップinグリーン運動」を、世界緑内障週間(2023年3月12~18日)に合わせて展開する。このキャンペーンを通じて同学会が伝えようとしているのは、「早期発見・継続治療」と「希望」。「希望」には仲間や家族、主治医など、支える人とともに治療をすることで「あなたの眼がずっと見えていますように」という思いが込められている。
期間中、緑色のライトに染まるのは、北は札幌市時計台から南は宮崎県庁に至る各地の公共施設。診療所や病院、眼鏡店などでもライトアップが実施され、期間中は無料検診・無料相談も行われる。
緑色のライトアップを目にしたら、自分では気づきにくい緑内障という病気に思いをはせ、検診を受けてみてはいかがだろうか。
「ライトアップinグリーン運動 2023」実施施設など詳細は、下記リンク先へ
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