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踏み間違いをしても慌てないための“急発進防止装置”

2022.10.21

広告:株式会社データシステム

2022.10.21

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1年点検を受けると、だれにでもチャンス

アクセルの踏み間違い、アクセルとブレーキの同時踏み込みによって急発進すると、誰でも慌ててしまいます。高齢ドライバーによるこうした急発進による事故が注目されていますが、じつは誰にでも起き得る運転ミスで、20代にも多い事故となっています。たとえば有料駐車場で、サイドブレーキをかけない状態で料金を支払おうとして手を伸ばしたとたん、ブレーキを踏んでいるつもりがアクセルペダルを踏み込んでしまうということがあります。からだをひねる動作は、足の位置がずれやすく危険なのです。

そこで、アクセルとブレーキの踏み間違いをしても急発進を防止する装置について、株式会社データシステムの川田広報宣伝部長にお話を伺いました。

株式会社データシステムの川田広報宣伝部長

株式会社データシステムの2つの急発進防止装置

株式会社データシステムの「アクセル見守り隊®️」「ペダルの見張り番Ⅱ」は、アクセルとブレーキペダルの踏み間違いをしても急発進を防止するセーフティーアイテム。どちらも機能は同じですが、「ペダルの見張り番Ⅱ」はオートバックス専売モデル、「アクセル見守り隊®️」はそのほかのディーラーや整備工場などで取り扱う製品です。停車中または10km/h未満の徐行中に急激にアクセルが踏み込まれると、アクセル信号を制御して急発進を抑制します。

株式会社データシステムの「アクセル見守り隊®️」「ペダルの見張り番Ⅱ」

開発の経緯は、オートバックスから当時販売していた「ペダルの見張り番」の機能をブラッシュアップしたいという依頼を受けたことで、先方の商品部の担当者と議論を重ね、機能の改善や追加の検討をしました。たとえば、アクセル踏み込み感度は3段階から5段階にして、よりドライバーの運転に応じた調整ができるようにしました。また、坂道発進や右折時などアクセルを踏み込みたい場合は防止機能を一時的にOFFにすることができるなど、急発進防止機能が逆に運転の妨げにならないように工夫をしています。さらに、右折時や左折での合流時などで、ウインカーを出している場合は防止機能を自動的にオフにできる「ウインカー連動キャンセルアダプター」というオプションも用意しています。

国土交通省の認定対象製品に

実際に起こった踏み間違い事故のデータ取得は困難でしたが、さまざまな人の協力によって仕組みやパラメータの吟味をしながら試行錯誤を繰り返しました。また社内での複数車両の実車確認を慎重にして、1年ほどで完成しました。その翌年の2019年は東京・池袋で暴走事故が起き、踏み間違いによる急発進が社会問題になりました。それを機会に、国土交通省により「後付けの急発進等抑制装置」の性能認定制度が設けられたのです。

「アクセル見守り隊®️」「ペダルの見張り番Ⅱ」共に、日本自動車運送技術協会(JATA)による実車装着性能テストを経て申請した結果、認定を受けることとなり、今年度も改めて認定を受けました。2020年から2021年にかけては国によるサポカー補助金制度も実施。現在も複数の自治体で引き続き補助金制度が実施されており、データシステムホームページで確認できるほか、最寄りの自治体に実施の有無を確認するのもよいでしょう。

R-SPECデータシステム

販売・取り付けだけでなく、調整もしっかりと

高齢ドライバーは運転歴が長いベテランドライバーなので、そんな装置は必要ないと思っている方が多く、ご家族からのすすめやプレゼントで取り付けるというケースも増えているようです。「ペダルの見張り番Ⅱ」は全国のオートバックスで取り付けや設置・点検をしますし、「アクセル見守り隊®️」もきちんと設置や調整をするという同意書を交わした認定店でのみの取り扱いとなっています。ですから、安心してお使いいただけます。いざという時に慌てないために取り付けを検討してみませんか。

ペダルの見張り番Ⅱ

アクセル見守り隊®

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