テーマパークでVR・AR体験!
戦闘系やライド系、子供向けまで、VR・ARアトラクションで近未来感覚を楽しもう!最近よく聞くVR(仮想現実)やAR(拡張現実)。「興味はあるけど楽しみ方や必要な機材がよくわからない」という方は、テーマパークのアトラクションで体験してみてはいかがですか? 用意されたデバイスを装着するだけで、気軽に本格的なVR・ARを楽しめます。 今回は3つのテーマパーク(JAF優待施設)のなかから、VR・ARを活用したアトラクションをピックアップ。今度の春休み・GWは、近未来感覚を体験しにテーマパークへレッツゴー♪ 【今回ご紹介するJAF優待施設】 ●東京ジョイポリス(東京都港区) ●城島高原パーク(大分県別府市) ●カンドゥー(千葉県千葉市美浜区)
多分野で活用され、どんどん身近になるVR・AR
VRゴーグルやヘッドマウントディスプレイを装着し、仮想世界をまるで現実のように体験できるVR(仮想現実)。スマホなどを使って実際の景色にデジタル要素を追加し、見えている現実世界を拡張するAR(拡張現実)。ARは社会現象にもなった大人気のスマホアプリゲームでも使われているため、ご存じの方も多いかもしれません。どちらもゲームなどのエンターテイメントにとどまらず、医療や製造業、教育などさまざまな分野で活用され急激な進化を続けています。
すでに自宅でVRゲームやメタバースを楽しんでいる方もいますが、「ちょっとハードルが高い」と感じている方は、この機会にぜひ、これからご紹介するテーマパークでVR・ARの価値やおもしろさを体感してみてください!
仮想世界で戦闘開始! @東京ジョイポリス
東京・お台場にある「東京ジョイポリス」 はCAセガジョイポリス㈱運営の屋内型テーマパーク。今回は戦闘系のVRアトラクションを2つご紹介!
- ※アトラクションの利用条件(年齢・身長等)や注意事項は施設ウェブサイトでご確認ください。
2対2のガンシューティング「タワータグ ヴィーアール イースポーツ」
中高生以上の学生に人気!
ヘッドマウントディスプレイを通して見える世界は近未来の街。VR空間の上空までそびえたつ無数のタワーをフィールドに、4名1グループが2対2に分かれて相手チームと撃ち合うガンシューティングアトラクション。柱に隠れて攻撃を避けるなど、スポーツ感覚で楽しめます。ゲーム終了後は対戦を振り返って大盛り上がり!
戦いの舞台となる仮想世界。相手を見つけたら、銃型のコントローラーで即攻撃!
対戦中、仲間とマイクで会話も可能。協力しながら相手を攻め落とそう!
最大6名でゾンビと戦う「ZERO LATENCY VR」
最新のVR映像で没入感を体験できると話題!
「タワータグ ヴィーアール イースポーツ」よりもややハイレベルで、特に大学生や20~30代の男性に人気。企業の懇親会などで利用されることもあるというアトラクション。ヘッドマウントディスプレイのほか、バックパックを背負い、ライフル型のコントローラーを持って、仮想現実のなかでゾンビと戦います。プレイヤーはフィールドを自由に移動でき、他のプレイヤーと協力しながらプレイする「6人同時プレイ」が可能です。
- ※事前予約制(パスポート利用不可)/JAF優待対象外
- ※ゾンビ系以外にもゲームプログラムは数種類あり
圧倒されるほどリアルな仮想世界。迫りくるゾンビに大絶叫!
広い空間を最大6名で動き回りながらプレイ。仮想世界では仲間のアバター(ユーザーの分身となるキャラクター)の姿も確認できる。
★一番人気のアトラクションはコレ!
「東京ジョイポリス」で一番人気は「ハーフパイプ トーキョー」。
スケートボードをモチーフに、回転技を駆使してスコアを競い合うアトラクションです。
遊びに行ったら必ず挑戦しましょう!
(画像提供=東京ジョイポリス)
非日常の景色が目の前に! @城島高原パーク
大分・別府市と湯布院の間に位置する遊園地「城島(きじま)高原パーク」 。ご紹介するのは、日常では見られない景色をその場にいるような臨場感とともに楽しめるVRアトラクションです。
- ※アトラクションの利用条件(年齢・身長等)や注意事項は施設ウェブサイトでご確認ください。
VR×体感シートで大興奮! 「VRライドシアター」
子供から大人まで座ったまま楽しめるアトラクション。
映像に合わせてシートが動き、風や水が出てくる演出で臨場感たっぷりのVRシアター。プログラムは2種類あり、ひとつは「宇宙疾風」。はるか上空まで飛び出し街を疾走する感覚はスリル満点! もうひとつは、太古の恐竜たちが息づく世界に入り込む「恐竜戯画」。360度自由に見渡せるVR映像により、まるで実際に遭遇したかのようにリアルに感じる恐竜の姿に度肝を抜かれます!
大空を飛んでいるような感覚を楽しめる「宇宙疾風」(左)。陸・海・空の恐竜が目の前に迫ってくる「恐竜戯画」(右)。
気球で世界の絶景を旅する「コスモバルーンVRワールドツアー」
ひとつの気球にみんなで乗って、世界中を遊覧飛行するバーチャルツアー。子供からお年寄りまで楽しめるアトラクション。
VRゴーグルを装着してプレイエリアに入れば、気球での世界旅行がスタート! 気持ちのいい風に吹かれながら、普段見ることのできない世界中の景色を堪能できます。ひときわ大きな歓声があがるのは、気球が雲を抜けて上昇し絶景が見える瞬間! 余韻に浸りすぎて荷物を忘れて帰ってしまう方もいるのだとか。あなたもVRで絶景の感動体験をしてみませんか?
VR空間では体験者の姿はアバターとして表示され、互いにコミュニケーションをとることも可能。ゴンドラ(プレイエリア)内を自由に動いて360度の景色を楽しめる。
★一番人気のアトラクションはコレ!
パークの顔ともいえる日本初の木製コースター「ジュピター」が人気ナンバーワン! 約6万本の木材で組み上げられた造形美と、木製ならではのきしみや振動でドキドキもマックス!
(画像提供=城島高原パーク)
AR・VRを活用した子供向け仕事体験 @カンドゥー
憧れの職業のコスチュームを着て仕事体験ができる「カンドゥー」 。“その時代のお子さまに必要なことを遊びのなかで提供したい”と、2022年にはARやVRを取り入れたアクティビティを新設。子供たちが最新技術のおもしろさや価値に触れられる機会を創出しています。
- ※アクティビティの利用条件(年齢・身長等)や注意事項は施設ウェブサイトでご確認ください。
ARを使った未来の消防士体験「イマーシブ ファイアファイター」
AR技術が搭載されたデバイスを使って、パーク内に散りばめられた火種を捜索!
子供たちは未来の火災予知ができるというスマホ型デバイスを持ってパトロールへ。火事が起こりやすい場所をARで発見して未来の火災を予防する任務にあたります。後半は、実際に煙が充満する部屋に突入して救出活動にチャレンジ。燃え盛る炎には映画でも使われる特殊効果を使用。まるでSFアニメの主人公になったかのような演出に、子供たちのボルテージも最高潮!
ARなどの最新デジタル技術に触れられるだけでなく、演劇業界などで注目されている没入型演出で、“人の命を守る”というミッションをよりリアルに感じることができる内容です。
VRでボート操縦体験ができる「ボートレーサー」
コスチュームを着てレースに参加。優勝を狙おう!
ボートレーサーの魅力や迫力を体感できるアクティビティ。ボート操縦体験では、VRゴーグルを装着し、ハンドルやレバーを操作しながらレースに挑みます。リアルなVR映像に加え、前方からは風や水しぶきも! 大人も体験したくなるほど迫力満点です(空きがあれば親も利用可)。優勝者には賞金(施設内で使える疑似通貨)もあり、子供たちは1位を狙うべく白熱したレースを繰り広げます。
操縦体験の前には、レース参加に必要な流れ(自分のボートに積むモーターの抽選・組み立て・搭載)も組み込まれ、プロアスリートとしてのボートレーサーの仕事をしっかり学ぶことができます。
★一番人気のアクティビティはコレ!
JAFロードサービス隊員をはじめ、警察官、YouTuberなど約30種類ある仕事体験のなかで一番の人気は「アイスクリームメーカー」! ポケモンセンタースタッフやモデル等の仕事体験も人気があります。
(画像提供=カンドゥー)