夏を元気に! 今すぐ食べたいカレー&スパイス料理

夏になると、ひときわ食べたくなるカレー。食欲を刺激するカレーに欠かせないのが「スパイス」です。植物の根、茎、種子などから作られるスパイスは、古来より世界中で使われてきました。料理に香りや色、辛味をつけ、よりおいしくすることはもちろん、インドのアーユルヴェーダや中国の漢方など、薬として処方される文化もあるほどの薬膳効果にも注目です。

夏に食べたくなるカレーの秘密

鍋の中のスパイスカレー

スパイス料理の代表といえるカレー。スパイスの「香り」が食欲をそそり、「辛味」が胃腸の動きを助けます。さらに汗をかくことによって体温を下げる働きも! 夏にカレーが食べたくなるのは、理にかなっているといえるでしょう。暑い夏こそ、スパイスを上手に取り入れて健やかな毎日を過ごしましょう。

カレーにおけるスパイスの役割

いろいろなスパイス

カレーに使われるスパイスは、こんなに多彩!(井上スパイス工業)

カレーは主に、香りづけに「クミン」や「コリアンダー」、黄色の色味づけに「ターメリック」、辛味づけに「レッドペッパー」などを使います。その他にも甘い香りの「シナモン」や清涼感のある「カルダモン」など、複数のスパイスを組み合わせることでさまざまな味わいのカレーが出来上がります。また、ニンニクやショウガもカレーには欠かせないスパイス。カレーに使われるスパイスは整腸・消化促進・食欲増進などの効能があり、夏バテで疲れてしまった胃腸を元気にしてくれるのです。

安定の人気とおいしさを誇る、伝統のカレー

カレーは今や日本の国民食。巷には多種多様なカレーがあふれていますが、昭和40年代から本格的なカレーを提供する「ロイヤルホスト」のカレーは、誰でも一度は食べたことがあるのでは?

ロイヤルホスト店舗外観

ロイヤルホスト店舗内観

1971年12月に福岡県北九州市で誕生したロイヤルホストは、2021年に50周年を迎えました。世界各国の食文化を積極的にメニューに取り入れ、多様化する食のニーズに応え続けて半世紀。スパイスを日本人の口にも合うように工夫したカレーは多くのファンに支持されています。その魅力を伺いました。

カレーフェア伝統の「カシミールビーフカレー」

皿に盛り付けたカレー

※現在カレーフェアの実施はありませんが、グランドメニューとして提供しています

1983年の第1回カレーフェアで登場して以来、ファンにはおなじみの夏の伝統メニューです。ビーフの旨みを活かし、複数のスパイスを使った刺激的な辛さとコクのあるカレーは、コアなカレーファンも納得のおいしさ! 「基本はビーフで作っていますが、カレーフェア開催当時には、ときに野菜に特化したり、ときに骨付きチキンをいれたり、国産野菜に切り換えたり、アレンジを加えたこともありました」とは、歴史の長さを感じるエピソードです。

ロイヤルホスト伝統の「ビーフジャワカレー」

皿に盛り付けたカレー

こちらはなんと、創業当時からあるメニューのひとつ。誕生のエピソードは「昭和40年代にインドネシア人のコックがまかないで作っていたカレーのレシピを伝授してもらったことがきっかけです。約10種類のスパイスとハーブを使っており、じっくり炒めた玉ねぎの甘みとスパイスが効いています」とのこと。昭和40年代に東南アジアのメニューをヒントにするのはすごい! シンプルながらもエキゾチックで奥深い味わいに、ロングセラーの貫禄を感じます。

ヘルシー志向の「ベジタブルカレー&雑穀ごはん」

皿に盛り付けたカレー

※カレーソースには玉ねぎ、にんにくを使用しています ※ベジタブルカレーには動物性食材を直接使用していませんが、キッチン内では他の食品と同じ調理器具、揚げ油を使用しています

もうひとつあるカレーメニューは、食のトレンドをしっかり押さえています。「大豆のそぼろ入りの、動物性食材を使用していない自社製ヴィーガンカレーソースに、キヌア、チアシードなどが入った雑穀ごはん、彩り豊かな揚げ野菜などを組み合わせた、スパイスが香り立つカレーです」。大豆ミートやスーパーフードなど注目の健康食材を使用し、野菜もたっぷり! 夏の健康維持にぴったりのヘルシーカレーです。

この夏おすすめのスパイスメニュー

新登場の「夏の洋食小皿&厚切りステーキ」フェアでは、黒毛和牛のカレーオムライス、ジャンバラヤ、オマール海老香るカレーなど、夏にぴったりのスパイスメニューを人気の洋食小皿スタイルで提供しています。おいしいものを、少しずつ。いろいろな味を楽しめるのがうれしいですね。スパイスパワーでしっかり食べて、夏バテ解消! 「夏の洋食小皿&厚切りステーキ」フェアの販売期間は、9月上旬までを予定しています。

洋食小皿メニュー各種

(左)【洋食小皿】黒毛和牛のカレーオムライス&黒×黒ハンバーグ
(中)【洋食小皿】ジャンバラヤ&アンガスサーロインステーキ
(右)【洋食小皿】オマール海老香るカレー・サフランライス&オマール海老のグリル

ロイヤルホストの最新情報は、こちら よりご確認ください。
※一部店舗では価格が異なります。
※空港店舗・病院店舗ではフェアメニューは販売しておりません。

(画像提供=ロイヤルホスト)

スパイスのプロが作る、オリジナル本格カレー

スパイスの種類や組み合わせ、ブレンドの配合によってまったく違う味わいのカレーが出来上がるのがスパイスの魔法です。埼玉県上尾市にある「井上スパイス工業」は、豊富な知識と経験を活かし、スパイスの魅力を届ける情報発信基地。本社に併設された直営店「スパイスタウン」では、各種スパイスやオリジナルのカレールゥが購入できるほか、イートインできるレストランもあります。

本社と直営店の外観

本社と直営店「スパイスタウン」

直営店内の売場

オリジナル商品がずらりと並ぶ店内

会長ポートレート

スパイス愛にあふれる井上会長

レストランでは、単品カレーをはじめサラダやドリンクが付いたセットもおすすめ。スパイスを熟知したスタッフが作る特製カレーを、ぜひ味わってください。

皿に盛り付けたカレー

「キーマカレー」コクのあるマトンと牛肉の挽き肉で肉感たっぷり!パンチの効いたスパイスと相性抜群です

皿に盛り付けたカレー

「ホットチキンカレー」大ぶりの鶏もも肉を使った刺激的な辛さのカレーは、ナッツで食感のアクセントを加えた食べごたえのある一品

本格スパイスカレーを、おうちで手軽に楽しもう

スパイスタウンで販売するカレーは、すべて化学調味料・合成着色料不使用。【安心・安全・健康】にこだわった商品ラインナップです。中でも「糀(こうじ)カレー」は砂糖を使わずに米麹で甘みを加えた自慢の一品。原材料に動物由来の食品を含まない、ヴィーガンマークを取得した人気のヘルシーカレーです。

カレー商品パッケージ

オリジナルのカレールゥシリーズ

糀カレーのパッケージ

健康志向に特化した「糀カレー」

カレー作りを通じてスパイスに親しめる「カレーブック」

せっかくならスパイスからカレーを作ってみたい、という方におすすめ! 詳しいレシピとスパイスの解説付き。必要なスパイスはすべて計量してあるので、初めてでも安心です。スパイスの持つ色や形、質感など、自然な美しさを見せることにもこだわっています。

カレーブックのパッケージ

まずは定番の「本格チキンカレー」から

カレーブックの中のスパイス

必要なスパイスが一目でわかる!

「どんなに慣れていても、計量や調合が要らないってとても楽だな、と実感します」とはカレーブック開発担当者の方の言葉です。「チキン、キーマ、バターチキンと3種類ありますが共通のスパイスとそれぞれを特徴づけるスパイスがセットになっているので、その違いも楽しんでください」というアドバイスも。この夏、おうちで本格スパイスカレーを作ってみましょう!

気軽に楽しめるミックススパイスの魅力

ミックススパイスのパッケージ各種

バラエティ豊富な「ファッションスパイス」シリーズ

スパイスを使った料理は世界各国にありますが、数種類のスパイスをあらかじめブレンドしたミックススパイスを使えば、スパイスビギナーも気軽にスパイス料理にチャレンジできます。オリジナル商品「ファッションスパイス」の中から、夏におすすめのアイテムを教えてもらいました。

ミックススパイスを使った、おすすめ夏メニュー

(左)ミックススパイスのパッケージ(右)皿に盛り付けたピクルス

「ピクルススパイス」
オリジナルブレンドのスパイス&ハーブと程よい甘さで、さっぱりとしたピクルスが作れます。作り置きできるので、もう一品欲しいときやお弁当にも便利です。お好きな野菜でどうぞ。

(左)ミックススパイスのパッケージ(右)グラスに入れたサングリア

「サングリアスパイス」
フルーティ&ほんのりスパイシーなサングリアが手軽に作れるスパイスです。ぶどうジュースを使ってお子さまのパーティードリンクにも。炭酸で割ってもおいしいです。

上記の商品は、オンラインショップからも購入できます。こちら よりご確認ください。
(画像提供=井上スパイス工業)

JAF優待施設は、「JAFナビ」で検索!

下記の施設では、JAFの優待が利用できます。詳しい優待内容は、ウェブサイト「JAFナビ」 でご確認ください。

  • 掲載内容は、2022年6月22日現在のものです。
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