アルミユニットテーブルを前に機能を説明する男性
執筆・構成=大森弘恵 / 写真=後藤ちり

車中泊好きに人気のテーブルが衝撃のコンパクト収納を実現! 38explore限定ランタンも登場

アルペンアウトドアーズが2026年秋の新製品を発表! アルミユニットテーブル、LEDランタンの新作に便利なアクセサリーも続々!

2026年8月20日、アルペンアウトドアーズフラッグシップストア新宿店でオリジナルブランド「アルペンアウトドアーズ」の新商品発表会が開かれました。進化したテーブルやLEDランタンは車中泊好きの心をつかむでしょうか!?

目次

累計8万台を販売! 人気シリーズ「アルミユニットテーブル」に驚きの新作!

アルペンアウトドアーズ展示会のテーブル展示エリア

人気テーブルがズラリ。中央が新作「アルミユニットテーブル+72」

アルペンのオリジナルアウトドアブランド「アルペンアウトドアーズ」では、完全遮光シェードやグリドルなど幅広いキャンプ用品がラインアップされています。ブランド誕生から5年を迎えますが、ブランドを代表するヒット作が「アルミユニットテーブル」です。

アルミユニットテーブルのバーナー置き複数モデルの比較

コンロラックは2段階に高さを調整でき、取り外す天板の数も変えられるので、さまざまなシングルバーナーをインストール可能

人気の秘密はなんといってもバーナーを選ばずシステムキッチン化できること。

「薄型バーナーを組み込めるテーブルはいろいろなメーカーから販売されていますが、深さを変えられるラックを備えることでいろいろなバーナーを載せられます。コールマンの新作であるデュアルガスバーナーストーブはもちろん、SOTOのレギュレーターストーブ ST-310も。なかでもイワタニのタフまるを組み込んでいるお客さまが一番多いようです」とは開発担当の伊藤さん。

展示会場で笑顔を見せるスタッフと商品ディスプレイ

開発担当の伊藤浩二さん

バーナーごとの専用設計ではないのでビルトインっぽくできないものもありますが、バーナーを買い替えても問題なく使えるし、多様なオプションでカスタムOK。

キャンプはもちろん車中泊でも重宝すると話題のこのシリーズ、ライバルに比べてかなりリーズナブルなこともあり、販売累計台数は8万を記録しています。

アルペンアウトドアーズの新製品発表会ではシリーズ最新作とアクセサリー、そしてLEDランタンたちがお披露目されました。

新作テーブルはコンパクト収納と拡張性に注目

アルミユニットテーブルの単体置き画像

「アルミユニットテーブル+72」(1万4990円)

新作は「アルミユニットテーブル+72」。

パッと見たところ、既存のテーブルによく似ていますが「+72」は収納サイズが劇的に変わっています。

アルミユニットテーブル2種の収納状態

「アルミユニットテーブル+72」(右)の収納サイズは幅40×奥行き16×高さ18cm

「アルミユニットテーブル88」(左)の収納サイズは幅90×奥行き16×高さ12cmで、「+72」は高さこそ6cm増えますが幅は半分以下! ガレージなどすぐ後ろに壁があるような環境でクルマから荷物を取り出す場合、「88」のように細長い形状だと取り出すときに壁に当たらないか気を配る必要がありますが、「+72」ならそんな心配はありません。

テーブルの脚部パーツを両手で手際よく組み立てる様子と収納バッグ・天板・フレームなどテーブルのセット内容一覧

天板のフレームを半分にたためる構造

その秘密はフレームの折りたたみ方。

既存モデルは脚を開くだけですが、「+72」は天板フレームもたためるようになっているのです。

折りたたみできるようになると重いモノを載せられないのではと心配になりますが、既存モデルと同じ総耐荷重60kg! 十分です。

そしてもうひとつ、このフレームになって進化したことがあります。それは脚部パーツの位置が下がり、バーナーを置くラックを一番端にセットできるようになったのです。

天板をちょこっと広げられる幸せ

高さやサイズの異なる同シリーズのテーブル3台の展示

右奥はバーナーを2台インストールして余った天板4枚を前後に装着したもの。右手前はスタンダードな状態。左奥は「アルミユニットテーブル+38」(7,999円)

商品名の「+」は同シリーズの「アルミユニットテーブル+38」と同じように、バーナーをインストールするために取り外した天板を前後・左右に取り付けられる構造を意味します。

バーナーや小物をセットできる拡張機能付きテーブル2種

手前「アルミユニットテーブル+38」のほぼ倍サイズ

アルミユニットテーブル2モデルの並び写真

奥の「アルミユニットテーブル88」より約10cm狭い

基本の本体サイズは同シリーズ「+38」のほぼ倍で、「88」よりやや小さい、幅73×奥行き41×高さ39〜62cm、重量4.3kg。軽バンでも展開したまま積みやすい絶妙サイズです。

そしてバーナーを載せて余った天板を前後にセットすれば「110」並みの奥行き、左右に取り付ければ「88」ほどの幅に変身。

「88」には天板を50cm拡張できる専用アクセサリー「サイドフレーム」が用意されていますが、ソロやデュオがメインの車中泊旅ではガバッと広げるべき状況はほとんどありません。

車内やカーサイドテントなど限られた空間で使う車中泊旅では、ちょっとだけ天板を広げられる「+72」のほうが扱いやすいかも。

テーブル天板のロック構造や細部パーツを指差しで確認する様子

前後には天板を差し込むための溝、左右にはスライドするフレームが内蔵されている

天板の拡張は、両側のワイヤー状フレームと溝がミソ。

溝のほうはライバルでも似た構造のものがありますが、広がるフレームは特許・意匠出願中のオリジナルです。

普段は奥まで入りこんでいてちょっとしたモノを引っかけるハンガーのようになっていますが、外した天板を取り付ける場合は引っ張り出して下から支えられるようになっています。だから見た目よりもしっかりしていて、そうそうたわむことはありません。

バーナー天板を組み込んだ連結スタイルのテーブルセットアップ

写真左手前は片側に10月9日発売の「アルミスライド天板」を装着した「+72」。「110」(奥)とほぼ同じ大きさになる。写真右手前は両側に「アルミスライド天板」を装着した場合

アルミユニットテーブルの2タイプの脚フレーム並び

脚パーツの構造を見直して(左)、テーブル端にもバーナーをセットすることができるように

「アルミユニットテーブル+72」は9月18日に先行販売(EC分は完売)、10月9日に通常販売が開始されます。

10月の通常販売開始日にはアクセサリーも発売スタート。

前後・左右に取り付けられる「アルミスライド天板」(999円)と「アルミスライド天板ハーフ」(699円)があれば、バーナーを装着しない車内でもちょこっとワイドなまま使用できます。

実際にテーブルの前に座ってサイズ感や使い勝手を試すスタッフ写真とフレームの結合部やスライドギミックのアップ

「拡張キッチンラック」(2,499円)。両端にセットしても安定する設計だ

天板で水平方向に拡張できるだけではありません。「拡張キッチンラック」は垂直方向への拡張を実現します。1個ずつの販売ですが、2段重ねまでOK。

どの位置にセットしてもよく、一番端っこであってもズレて落ちないようロックされるので安心を。

天板の中央パーツを取り外して内部構造を調整する様子

天板の下側に吊してもいい。余計なものは付いておらず、どちら側からでも棚にアクセスできる

うれしいことに「拡張キッチンラック」は上だけでなく天板下への設置も可能。

「もっとも低くしたときでも、2段にして吊るしても地面に触れないサイズにしています。テーブルに組み込めるボックスがあるのですが、中に入れたモノを出すために天板をはずさないといけません。引き出し式のボックスを販売しているメーカーもありますが、せっかく購入したものを買い替えてもらうのも大変なので、今お手元にあるボックスを置いて、引き出しのようにできるデザインにしています」(伊藤さん)

もちろん、ラックを吊り下げた場合も天板を載せられます。ごくわずかに天板が浮きますが許容範囲。ただ、少しの浮きでも気になる人は店頭で確かめておくほうがいいでしょう。

LEDランタンの最大光量が17%アップ、点灯時間も伸びた!

テーブル上に配置されたオシャレな小型LEDランタン3種

左から「LEDシェードランタン400」(3,999円。卓上ランタンスタンド1,299円、延長ロッド499円を装着)、「LEDシェードランタン300」(2,999円)、「LEDシェードランタン1000」(4,999円)

おそろいデザインでサイズ違いというありそうでなかった「LEDシェードランタン」シリーズがアップデートされます。

既存モデルはそれぞれ最大光量を示した「200」「300」「850」ですが、9月18日発売の新作はデザインそのまま、本体重量もほぼ同じままで「300」「400」「1000」に! 最大光量が17%アップするほか、点灯時間も伸びています。

「既存モデルは最大光量で連続点灯時間が3時間(“850”のみ4時間)で、お客さまよりもう少し長くというご要望がありました。新作は“300”と“400”のトーチライトモードだと20時間以上。大型でランタンモードのみの“1000”は8時間となりました。1泊なら充電せずにすむんです」(伊藤さん)

また、どのモード、どの光の色でも無段階調光! 待望の仕様にアップデートされました。それでいて新作は価格据え置き!

「シェードは付属していますが、スタンドが別売になりました。1/4インチネジ穴が付いているのでお手持ちの三脚に取り付けるか、オプションをご利用ください。今後もいろいろアップデートを考えていますので期待していてください」(伊藤さん)

特別感がさらに高まったアルペン限定「38-kt THE RICH」

アルペン限定「38-kt THE RICH」の全種類並び

左から38explore(サーティーエイトエクスプロー)「38-kt THE RICH FUKUOKA」、「38-kt THE RICH NAGOYA」、「38-kt THE RICH Alpen outdoors」、「38-kt THE RICH TOKYO」、「38-kt THE RICH HOKKAIDO」。各1万4300円

高感度キャンパーから絶大な支持を得ている「38explore(サーティーエイトエクスプロー)」のとっておき製品も9月18日に販売!

樹脂製のLEDランタン「38灯(ミヤビ)」をベースに、真鍮無垢材を用いた「38-kt THE RICH」のアルペン限定モデルです。

LEDランタンの明るさを手で触れて調整

ダブルタップで操作する。手探りで操作できるのは最高

地名入りの北海道モデル(時計台や小樽運河の街並み)、東京モデル(スカイツリー、東京タワー、雷門、富士山)、名古屋モデル(名古屋城としゃちほこ)、福岡モデル(博多の屋台)は各地域を象徴するモノをデザイン。

車内でも美しい情景が浮かび上がるので、車中泊の夜が盛り上がります。

一方、アルペンアウトドアーズモデルではテントと焚き火、星空がデザインされていて雨の日でも自然を感じられます。

キャンドルモードを搭載しているので、ゆらめく星空と焚き火を演出できるのもいいんです。

38explore代表の宮崎秀仁さんとランタンの写真

38explore代表の宮崎秀仁さん

「自分でも車中泊をしますが、暗闇でLEDライトを点けようと思っても手探りではうまくできません。ダブルタップでオン・オフ操作ができるのっていいですよ。また、あえて優しい光にしているので、車内に吊るしてもまぶしくないんです。手持ちの三脚を取り付けたり吊るしたりしてもいいですし、別売アクセサリー“flexibleマグネットset”でクルマにくっつけてもいいんですよ」と宮崎さん。

LEDランタンのねじ山2タイプ

上下に1/4インチネジ山が付いている。カスタムも「38-kt」の魅力

真鍮無垢材ならではの重厚感と育てる楽しみも備わっています。

最近のLEDライトは内蔵バッテリーを交換できず泣く泣く処分しなくてはいけないものが多いのですが、「38-kt」はバッテリー交換OK。

長く使えるのでボディの真鍮無垢材ならではの色合いの変化を楽しめるんです。しかもパススルー充電対応。

コレクターが多い「38-kt」ですが、やはり道具は使ってなんぼ。お気に入りのデザインと旅に出てみては。

秋の車中泊デビューに備えよう

この秋発売されるアルペンアウトドアーズの新製品を車中泊目線でチェックしました。実用的かつ旅を盛り上げてくれるものばかりなので、発売日をお楽しみに!

大森弘恵

おおもり・ひろえ フリーランスのライター、編集者。主なテーマはアウトドアと旅で、ときどきキャンピングカーと料理の記事も。身軽なソロキャンプ歴は約40年、愛車はヤマハ・WR250R

ロープウェイでらくらく行ける雲上リゾート&展望台58選!【PR】

天空テラス週末さんぽ

『天空テラス週末さんぽ』

流行りの「天空テラス」や展望台に上って絶景を楽しみたいけど、山歩きは体力的にちょっと苦手で、ロープウェイなどを利用してとにかく楽に山頂まで到達したいという人向けの一冊。
北海道から九州まで、ロープウェイやケーブルカーなどで手軽に行ける日本全国の天空テラス&展望台を58か所集めて紹介しています。
小さな子ども連れのファミリードライブや、年配ご夫婦の週末レジャー、気楽な女子旅まで、老若男女誰にでもおすすめできる、これまでにない絶景のガイドブックです。

天空テラス週末さんぽ
発売日 ‏ : ‎ 2025/4/14
総ページ数 ‏ : ‎ 144ページ
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4788624030
寸法 ‏ : ‎ 21 x 14.8 x 1 cm
¥1,540 税込




絶景に泊まる

キャンプ派はこちら!『絶景に泊まる』

各県の誇りともいえる国宝級の絶景や、地元の知る人ぞ知る絶景景観を眺めながら泊まれるキャンプ地を、全国エリア別に130箇所以上の施設を紹介するガイドブック。
「絶景」と呼ぶに相応しい景色を著名カメラマン・キャンパー・インフルエンサーの質が高い写真をふんだんに掲載し、絶景に泊まれるキャンプ地(キャンプ場、山のテント場、素泊まりキャンプなども含)を紹介します。
絶景を天空・湖畔・岩壁・草原・山・離島・ビル群(夜景)など様々な見立てで飽きのこない構成にするとともに、キャンプ地の魅力を伝えるために季節・時間帯・視点などによって全く違う装いを見せる写真も同時に掲載し、同じ場所で2度絶景を楽しめます。
各キャンプ場の設備データなどをアイコンで表記し、キャンプビギナーからベテランまで分かりやすい旅の目的に最適な情報として掲載しています。

絶景に泊まる
発売日 ‏ : ‎ 2023/7/27
総ページ数 ‏ : ‎ 136ページ
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4788623965
寸法 ‏ : ‎ 29.7 x 21 x 1 cm
¥2,200 税込

この記事はいかがでしたか?
この記事のキーワード
あなたのSNSでこの記事をシェア!