家庭用100Vで充電OK! 110万円で買える1人乗り電動小型モビリティ「mibot」|自動車交通トピックス
文=萩原文博

家庭用100Vで充電OK! 110万円で買える1人乗り電動小型モビリティ「mibot」を4月から販売

出光興産とKGモーターズが車検不要の小型EVを2026年4月から販売開始!

出光興産は、KGモーターズが開発した小型BEVの「mibot(ミボット)」を4月から購入サポートなどのトライアル開始を発表。買い物などの日常の移動の救世主として期待されている小型モビリティについて紹介しよう。

目次

車両本体価格110万円の1人乗り電動小型モビリティ

mibotの外観写真

mibotは、全長2485mm×全幅1140mm×全高1470mmというミニマムサイズの1人乗り電動小型モビリティ。充電は家庭用100Vか200VのコンセントからでOK

ガソリンスタンドの「apollostation(アポロステーション)」を展開している出光興産は、2026年1月16日、スタートアップ企業のKGモーターズ株式会社が開発した小型モビリティmibotを4月から東京および広島県の「apollostation」の一部店舗で、購入サポートや納車、登録代行、保険取り扱い、点検整備、部品交換などのトライアルを開始する。また、このトライアルの結果を踏まえて、全国への展開を順次進めていくと発表した。

広島県に本社を構えるKGモーターズは、「今日より明日がよくなる未来を創る」というビジョンを掲げ、人口減少の時代に持続可能な移動を維持させるためには、コストと環境負荷の低い小型EVが必要としてmibotを開発。車両本体価格は110万円(自賠責保険、登録手数料、配送料別)となっている。

全長2485mmのミニサイズながら航続走行距離は100km!

mibotの外観真横写真

mibotは左右にドアがあるため、狭い場所に駐車した際にもどちらからも乗り降りできるのが魅力。ボディカラーは全5色を用意している

mibotのボディサイズは、全長2485mm×全幅1140mm×全高1470mm。車両重量470kgの1人乗りの小型モビリティだ。7.68kWhのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載し、航続走行距離は約100km(30km/h定値走行テスト値)、最高速度は時速60kmを実現。

家庭用のAC100V、200Vコンセントで充電可能!

mibotの室内写真

大きなグラスエリアによる視界の広さと、開放感も高いインテリア。速度や、走行距離などは左のディスプレイに表示される

充電機能はAC100V、200Vの普通充電のみで、電気代は1kmあたり約2円以下と想定している。一般的な電気自動車のように特別な充電設備を設置しなくて済むのはありがたい。コンパクトなボディを活かして、また、最小回転半径は3.5mと狭い場所での取り回しも良いのが特徴だ。

mibotは両側にドアがあり、左右どちらからでも乗車可能。またエアコンやシートヒーターといった快適装備も搭載しているため、いつでも快適に利用することができる。運転席後方の荷室スペースは、最大積載量は45kg。18ℓ灯油タンク2つ分を余裕で積載できる。

車検不要、原付バイク用の任意保険加入が必要

mibotをワンボックスカーに積み込んでいる様子

コンパクトサイズのmibotはワンボックス車に搭載しての移動も可能。何だか楽しそうな使い方ができそうな予感がする

mibotを利用するためには、普通自動車免許が必要となるが、車検は不要。また、mibotは原付ミニカー規格に該当するため、任意保険は自動車ではなく原付バイク用の任意保険が必要となる。もし自家用車を所有していてmibotをセカンドカーとして利用する場合は、加入している自家用車任意保険に「ファミリーバイク特約」を追加することで補償対象にできる場合がある。またファーストカーとして利用する場合は、各保険会社の「原付バイク保険」に加入する必要がある。契約する場合は、加入している保険会社に「原付ミニカー(第一種原動付自転車・ミニカー)」が補償対象となるか確認が必要だ。

出光興産は「apollostation」で培った車両販売や点検・整備といったノウハウを基盤に、
mibotのモビリティサービス提供体制を構築。一方、KGモーターズは流通・アフターサービス体制を強化することで、将来的にはユーザーのニーズに踏まえて、取り扱い店舗の拡大や新たなサービスと検討していくという。

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