関越道・小出ICの名称が2024年11月1日から魚沼ICへ変更!なぜ名称を変えるのか?
11月以降、カーナビの表示などと名称が異なることに注意関越道「小出IC」の名称が2024年11月1日から「魚沼IC」に変更される。名称変更に3億円の費用はかかるものの、この変更により約16億円の経済波及効果が見込まれるという。名称変更後、カーナビを利用するような場合はカーナビ上の表示と実際のICの表示が異なることもあるので注意したい。
目次
魚沼ICに名称変更する小出ICの場所
小出ICは、新潟県南部の魚沼市に位置する関越道のICだ。関越道の起点にあたる東京都の練馬ICから約200km、終点の長岡ICから約40kmの場所に位置している。今回の名称変更により、米の産地として全国的な知名度を有する市の名前を冠したIC名となる。
小出町が合併によって魚沼市に。合併20年を経て名称変更へ
関越道小出ICの名称を、魚沼ICに変更するのはなぜだろうか。
そもそも、小出ICは1982年当時の新潟県小出町に開設されたインターチェンジだ。その後、2004年に周辺の6町村(堀之内町、小出町、湯之谷村、広神村、守門村、入広瀬村)が合併し、現在の魚沼市が誕生、市の誕生とともに小出町は消滅したという経緯がある。
魚沼市は、市政施行20周年を迎えるにあたり、市の更なる活性化を目的に小出ICから名称変更することを検討していた。IC名を米どころとして全国的に知られる自治体名に変更することにより、来訪者の増加やそれに伴う経済効果が期待されている。
魚沼ICへの名称変更による経済効果は
魚沼市は、魚沼ICへの名称変更による経済波及効果を約16億円と試算している。この金額は、魚沼市がコンサルティング会社に依頼のうえ、インターネットアンケートを通して観光客数を推計したうえで算出したものだ。
経済波及効果は、名称変更後すぐに現れるものではないだろう。ただ、将来的には来訪者の増加が想定され、消費の増加に伴い、旅館や温泉、お土産や飲食店などでの生産量増加が期待される。
魚沼市では、日本遺産に指定されたストーリーがあります。詳しくは下のリンクから
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