秋田自動車道・秋田南IC~秋田中央ICの上下線で6月24日~6月28日に夜間通行止め。迂回路と所要時間、「乗継調整」の利用方法は?

NEXCO東日本は、秋田自動車道(秋田道)・秋田南IC〜秋田中央IC間の上り(酒田・横手方面)と下り(能代方面)で、2024年6月24日から2024年6月28日の期間、夜間通行止めを発表した。損傷した路面の舗装補修工事の実施にともなう措置だ。 工事にともなう通行止めにより、該当区間の移動には迂回が必要となる。通常より所要時間がかかるため、事前に迂回路や道路交通情報、「乗継調整」の利用方法を確認し、ゆとりをもった運転を心がけたい。

目次

夜間通行止め時間は平日の夜8時から翌朝6時まで

今回、夜間通行止めとなるのは下図の秋田道・秋田南ICから秋田中央ICまでの区間(約7.0km)で、上下線で同時に実施される。夜間通行止めは、工事実施日の夜8時から翌朝6時まで10時間にわたり実施される予定だ。

荒天時、工事は予備日に順延される。工事実施の有無はNEXCO東日本のX(旧Twitter)やLINE公式アカウントで情報配信されるので、外出前に確認したい。

通行止め区間

地理院地図(国土地理院) をもとに、東日本高速道路(株)が加工

通行止め日時

凡例

夜間通行止め時の迂回路と所要時間は?

夜間通行止め時の一般道での迂回路は、下図の通りとなる。秋田道・秋田南IC〜秋田中央IC間(約7.0km)の移動は通常6分ほどだが、迂回路(約11.7km)での所要時間は約16分の見込みだ。迂回路の利用で通常より時間がかかるうえ、夜間の移動となるため、時間に余裕をもって出かけたい。

秋田道 上下線 秋田南IC~秋田中央IC工事期間の迂回路

地理院地図(国土地理院) をもとに、東日本高速道路(株)が加工

迂回時の通行料金が調整される「乗継調整」の利用方法は?

通行止めにより高速道路を一旦流出し、迂回して高速道路に再流入して順方向に向かう場合は「乗継調整」が利用でき、利用区間に応じて通行料金が調整される。「乗継調整」の利用方法は、通行料金の支払い方法(ETCもしくは現金)によって異なるので、注意が必要だ。

支払い方法がETCの場合、通常通り流出ICおよび再流入ICで無線走行を行えばよい。迂回路を利用し乗り継いでも、一つの走行とみなされた通行料金となる。現金支払いの場合は、流出ICでの「乗継証明書」の受け取りが必要だ。再流入ICで「通行券」を受け取り、最初の支払い料金所で「乗継証明書」と「通行券」を渡し、現金で支払いを行う。

「乗継調整」が利用できる流出ICと再流入ICは下図の通りだ。流出ICから高速道路を流出した後に通行止めが解除されても「乗継調整」は適用されるので、同様の手続きを行おう。

秋田道 上り線利用時の乗り継ぎ調整

乗継調整(秋田道上り線をご利用の場合)

秋田道 下り線利用時の乗り継ぎ調整

乗継調整(秋田道下り線をご利用の場合)

道路交通情報を入手してゆとりをもった安全な運転を

通行止め等の道路交通情報は、周辺の料金所・休憩施設、高速道路上の高架橋(架道橋)において、掲示や配布物で確認できる。高速道路利用中には、ハイウェイラジオ(AM1620kHz)やSA・PAに設置しているハイウェイ情報ターミナルからも情報を入手しておこう。また、外出前には、NEXCO東日本・道路交通情報サイト「ドラとら」で交通情報を確認しておくと安心だ。

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