日本海沿岸東北自動車道・遊佐比子IC~遊佐鳥海ICが2024年3月23日に開通。酒田港から北東北方面へのアクセス向上へ!
日本海沿岸東北自動車道(日沿道)の山形県北部の区間にあたる、遊佐比子(ゆざひこ)IC〜遊佐鳥海(ゆざちょうかい)IC間6.5kmが、2024年3月23日午後4時に開通する。通行止め頻度が多い国道7号の新たなバイパスとして、鳥海山方面へのアクセス向上が期待されるほか、遊佐町の救急医療や酒田港から北東北方面への物流の円滑化も見込まれる。
新潟と青森を日本海側経由で結ぶルートの一部区間として開通
日本海沿岸東北自動車道は、新潟市から東北地方の日本海沿いを山形県と秋田県を経由し、青森市まで結ぶ高速自動車国道の計画だ。今回、そのうち遊佐町の区間にあたる遊佐比子IC〜遊佐鳥海IC間(6.5km)が開通し、「酒田みなと〜遊佐」区間として計画されていた12kmが全線開通する。
国道7号を迂回する新ルートとして、観光アクセスや物流・医療の円滑化に期待!
国道7号では越波や土砂崩れ、冬の大雪などによる通行止めが頻発している。特に酒田市と遊佐町を結ぶ区間では、2013年からの10年間で周辺区間の2~3倍にあたる頻度で通行止めが発生するなど、周辺エリアと比べた交通の脆弱性が課題となっていた。今回、高規格道路の日本海沿岸東北自動車道が遊佐鳥海ICまで延伸されることで、通行止めが多い国道7号を避けて通行できるようになるかたちだ。
また、この区間の開通により、遊佐町内の秋田県境付近に位置する鳥海山方面への観光アクセス向上が期待される。その他、日本海側有数の貿易港でもある酒田港から北東北方面への物流効率向上や、遊佐町北部エリアと酒田市内の総合病院との搬送時間の削減なども見込まれている。
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