国道176号・名塩道路の兵庫県西宮市の一部区間が、完成した生瀬トンネルへ切替えに

国土交通省・近畿地方整備局 兵庫国道事務所は、2024年2月13日から、国道176号・名塩道路の一部区間を、完成した生瀬(なまぜ)トンネルに切替えると発表した。これにより、交通混雑の緩和や所要時間の短縮、および交通安全の確保等が見込まれる。

目次

名塩道路に完成した生瀬トンネルへの交通切替え概要は以下の通り。

交通切替え日

2024年2月13日の午前5時に新道への切替えが予定されている。なお、天候の影響等により、切替え日が延期される場合があるという。

交通切替え区間

今回切替えとなるのは、兵庫県西宮市名塩木之元から塩瀬町生瀬の区間1.1km。ここが延長311mの生瀬トンネルを含めた新道へ切替えとなる予定だ。

なお、開通に伴い、現在使用している道路は利用できなくなるので注意したい。

国道176号線の生瀬トンネルへの切替えイメージ図

期待される効果

国道176号の交通が生瀬トンネルに切替えられることで期待できる効果は、以下の3つだ。

  • 交通混雑の緩和と所要時間の短縮
  • 交通安全の確保
  • 異常気象時の交通確保

生瀬トンネルがある兵庫県西宮市名塩木之元から塩瀬町生瀬の区間は、追突事故をはじめとする交通事故が多い区間である。交通事故の主な原因は交通混雑や線形不良による速度低下だ。

生瀬トンネルへの交通切替えによって、慢性的な渋滞が解消される見込みで、交通事故率の減少にも期待できるだろう。

また、事前通行規制区間が撤廃されることで、異常気象時の交通確保も見込め、帰宅困難者の発生などを防ぐことができる。

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