能越自動車道・輪島道路 のと三井IC~のと里山空港IC間が2023年9月16日開通
輪島朝市や白米千枚田など、能登半島北部の観光スポットが訪れやすくなるE41 能越自動車道(能越道)・のと三井 (みい)IC~のと里山空港IC間(4.7km)が2023年9月16日に開通した。能登半島北部の輪島の一歩手前まで開通。能登半島北部へアクセスしやすくなり、ドライブでの観光が容易となる。
観光スポットが豊富な能登半島北部エリアへのアクセスが向上
能越道は、石川県輪島市を起点として能登半島を南下、富山県氷見市や高岡市を経由して小矢部市に至る全長約100kmの高規格幹線道路(自動車専用道路)だ。大半が開通済みの能越道ではあるが、輪島道路と呼ばれる輪島~のと里山空港間など一部が未開通の区間となっている。輪島市をはじめとする能登北部地域は、輪島朝市や白米千枚田など観光地に恵まれていることから、今回の開通はこの地域へのアクセス向上につながり、観光振興への期待が高まっている。
資料=国土交通省
災害に強いネットワーク形成や、救急救命活動の支援にも役立つ
さらに、2007年や2023年に能登半島で発生した地震、2011年の台風15号の被害などの自然災害により、能登半島では道路の通行止めが発生している。能越道の開通によって災害時にも信頼性の高い道路交通を確保し、地域の安全・安心が確保される。さらにハイレベルな救急医療施設へのアクセスも向上するため、迅速な救急救命活動が可能になるという。
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