昭和の名車から復活したロータリーエンジン車まで、車を楽しめる3日間
「オートモービル カウンシル 2023」開催昔懐かしいヘリテージカー展示やトークショー、音楽ライブまで、自動車そのものはもちろん、自動車にまつわるさまざまな文化が楽しめるイベント「AUTOMOBILE COUNCIL(オートモービル カウンシル) 2023」が、2023年4月14日に千葉県の幕張メッセで始まった。4月16日まで開催される。
国内初披露のロータリーエンジン搭載車も展示
今回のテーマは「Classic Meets Modern and Future」。自動車メーカーやインポーターなどが9社、ヘリテージカー販売店は過去最高となる42社が出展。ヘリテージカーだけでなく、最新の電気自動車や国内初披露となる車両など、文字通りクラシックとモダンが一堂に会する展示となった。
マツダブースに展示されていた、1975年デビューのコスモAP。この車もロータリーエンジンを載せている。
MX-30 e-SKYACTIV R-EVの外観。見た目は従来のMX-30と大きく変わることはない。
MX-30 e-SKYACTIV R-EVのエンジンルーム。ロータリーエンジンは発電機として新たな役割を果たす。
自動車メーカーでは、マツダが「ロータリーエンジンの可能性の追求と新しい価値への挑戦」をテーマに、ロータリーエンジンを搭載した新旧4台の車両を展示した。なかでも目を引いたのは、国内初披露となる「MX-30 e-SKYACTIV R-EV」。ボンネットに搭載したロータリーエンジンで発電しながら走るPHEVで、RX-8以来途絶えて久しいロータリーエンジンが、発電用のデバイスという新しいかたちで復活した姿を見ることができた。
30年以上乗っているというセドリック・シーマを展示した伊藤かずえさん。2021年に日産が大規模なレストアを行い「車は絶好調です」と語る。
1989年の発売当時「パイクカー」と呼ばれて人気を博したパオに、20歳代ならが乗る小池一博さん。年間約20,000kmは乗っているという。
日産自動車で働く“中の人”でもある丹呉いづみさん。NA・Tバールーフなしという珍しいフェアレディZのオーナー。
日産は、「Love Stories with NISSAN Enjoy your favorite one in everyday life」が展示のテーマ。俳優の伊藤かずえさんら長く日産車を愛するオーナーが、長くカーライフをともに過ごす車を展示。ブースで行われたトークショーでは、それぞれが車の魅力を語った。
ヘリテージカーの展示車は、コンディションのよさや価格にも注目
ヴィンテージ宮田自動車で展示されていた1985年のトヨタ・セリカXX。
メルセデス・ベンツ 190SLも展示・販売されていた。
ヘリテージカー販売店が展示する車両の多くは値段が提示されていることも特徴で、気に入れば買い求めることもできる。頑張れば手に届くような金額だったり、目を見張るようなプライスだったりと、ヘリテージカーの相場は幅広い。それらを買うかどうかはさておき、昔懐かしい車を眺め、車のグッズ販売店を覗いたりするのも楽しい。
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