東北中央自動車道トンネル

東北中央自動車道・南陽高畠IC〜かみのやま温泉ICの上下線で夜間通行止め|迂回路・所要時間・乗継調整の利用方法は?

実施予定:2024年7月16日〜7月24日

NEXCO東日本は、東北中央自動車道(東中道)・南陽高畠IC~かみのやま温泉ICの上り(米沢方面)と下り(山形方面)で、2024年7月16日から2024年7月24日の期間、夜間通行止めを行っている。暫定2車線区間のトンネルにおいて、正面衝突事故防止対策として区画柵設置工事を実施するための措置だ。

工事にともなう通行止めにより、該当区間の移動には迂回が必要となる。通常より所要時間がかかるため、事前に迂回路や道路交通情報、「乗継調整」の利用方法を確認し、ゆとりをもった運転を心がけよう。

目次

夜間通行止め時間は平日の夜8時から翌朝6時まで

今回、夜間通行止めとなるのは下図の東中道・南陽高畠ICからかみのやま温泉ICまでの区間(約16.6km)で、上下線で同時に実施される。

東中道・南陽高畠ICからかみのやま温泉ICまでの工事区間(約16.6km)

地理院地図(国土地理院) をもとに、東日本高速道路(株)が加工

夜間通行止めは、工事実施日の夜8時から翌朝6時まで10時間にわたり実施予定。

工事日程

荒天時、工事は予備日に順延され、工事実施の情報はNEXCO東日本のX(旧Twitter)やLINE公式アカウントで配信される。外出前に確認すると安心だ。

夜間通行止め時の迂回路と所要時間は?

夜間通行止め時の一般道での迂回路は、下図の通り国道13号となる。南陽高畠IC~かみのやま温泉IC間(約16.6km)の移動は通常14分ほどだが、迂回路(約16.7km)での所要時間は約21分の見込みだ。

工事期間中の迂回路

地理院地図(国土地理院) をもとに、東日本高速道路(株)が加工

迂回路の利用で通常より時間がかかるうえ、夜間の移動となる際は時間に余裕をもって出かけたい。

迂回時の通行料金が調整される「乗継調整」の利用方法は?

通行止めにより高速道路を一旦流出し、迂回して高速道路に再流入して順方向に向かう場合は「乗継調整」が利用でき、利用区間に応じて通行料金が調整される。「乗継調整」を利用するには、通行料金の支払い方(ETCもしくは現金)により異なるので、注意が必要だ。

支払い方法がETCの場合、通常通り流出ICおよび再流入ICでETCレーンを通行すればよい。迂回路を利用し乗り継いでも、一つの走行とみなされ、ETC時間帯割引が適用される。

現金支払いの場合は、流出ICで「乗継証明書」を受け取る。再流入ICで「通行券」を受け取り、最初の支払い料金所で「乗継証明書」と「通行券」を渡し、現金で支払う。

上り線利用の場合

下り線利用の場合

流出ICから高速道路を流出したあとに通行止めが解除されても「乗継調整」は適用されるので、同様の手続きを行おう。

道路交通情報を入手してゆとりをもった安全な運転を

通行止め等の道路交通情報は、周辺の料金所・休憩施設、高速道路上の高架橋において、掲示や配布物で確認できる。高速道路利用中には、ハイウェイラジオ(AM1620kHz)やSA・PAに設置しているハイウェイ情報ターミナルからも情報を入手しておこう。

また、NEXCO東日本・道路交通情報サイト「ドラとら」で、交通情報を外出前に確認しておくと安心だ。

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