今回の解答: バックして来る車の動き
ホーンを鳴らした後も車が止まらずにバックして来たため、ぶつかりそうになりました。問題の場面をよく見ると、バックして来た車の後部には「聴覚障害者マーク」が付いており、ホーンの音が聞こえなかった可能性があります。
2008年以降、重度※の聴覚障害者でも特定後写鏡(ワイドミラー)の使用を条件に免許が取得できます。このマークは、それを理由に免許に条件を付されている人はこのマークの表示が義務づけられています。ほかにも、窓を閉め切って音楽を聴いているなど、ホーンが聞こえないことがあります。危険回避のためにはホーンを鳴らすだけではなく、その結果、相手がどのような行動に出るのかを十分注意することが重要です。
※両耳の聴力が補聴器を用いても10m離れた所で90dB(デシベル)の警音器の音が聞こえない程度の聴覚障害のあること
聴覚障害者マークを表示する車には十分な配慮を心がけよう
聴覚に障害がある人でも、ワイドミラーの装着や十分な目視によって安全に運転できます。ただ、今回のように相手の運転手から死角になる場面や、上のイラストのような状況では、ホーンによる音では危険認知ができない可能性を考えて、自車があらかじめ減速するなどの注意や配慮が必要です。
また、聴覚障害者マークを表示する車への幅寄せや割り込みは禁止されているので、その点にも注意しましょう。
【参考】道路交通法第54条2項
車両等の運転者は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてはならない。ただし、危険を防止するためやむを得ないときは、この限りでない。
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